あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

岩崎家本丸

2010-12-29 | 散歩
ランチバイキングでガッツリ食べて腹ごしらえをすませ、ここから夕方の時刻あたりまでの散歩が始まりました。
まずは春日通りを本郷方面へ歩き、湯島天神さんへ。実は甥っ子が大学受験を控えていまして、おばちゃんとしては神頼みくらいしかしてあげられないので、お賽銭もいつもより奮発して合格をお願いしてきました。
そして湯島天神さんといえば梅。まだ本格的なシーズンには早いのですが、早咲きの梅を見ることができました。青空をバックに綺麗に咲いていました。


お参りを済ませて、湯島天神さんとは春日通を挟んだ反対側、ここが散歩の目的地でした。東京都立庭園巡りの中のひとつ、重要文化財に指定されている「旧岩崎邸庭園」です。


東京都立の庭園は全部で9つありますが、そのうち岩崎家と関わりのあるのは、六義園、清澄庭園、殿ヶ谷戸庭園、そしてここ旧岩崎邸庭園の4つ。今回、いよいよ岩崎家の本丸に突入いたしました。

越後高田藩江戸屋敷があったこの場所に岩崎家本邸ができたのが明治29年で、その敷地はおよそ1万5千坪。現在の旧岩崎邸庭園はその1/3程度の広さにはなったものの、それでも「広っ!」と驚きました。
ここは「庭園」と名付けられていますが、その主役は建物です。外観も豪華なら中も細部にまで贅が尽くされた洋館を見ると、岩崎家がどれだけの富を築いたのかが伺えます。残念ながら建物内の撮影はNG。見る方向によって表情が違う洋館の雰囲気だけでもご覧ください。

 
 

 こちらは別棟のスイスの山小屋風の撞球室(ビリヤード場)

洋館続く和館では、欄間とか、うっすらだけど十分な存在感と神々しさに圧倒された富士山の壁絵、よく見ると家紋をモチーフにしているものがあちこちにあったりして、溜め息が出ました。

和館に入ってから、私は何度か畳に正座してみました。ここで生活していた人たちと同じ目線で室内や庭を眺めてみたかったからです。そして、シンプルでありながらどっしりとした安定感のある、決して華美ではない雰囲気と、ぴんと背筋の伸びるような空気を感じました。商売で成功したとはいえ、やはり岩崎家は武家だったのだと思わされました。

旧岩崎邸を後にしてから向かったのは恒例のこちら。
 アメ横~♪
庶民は1円でも安いお買い得なお正月用品を求め、お買い物を楽しみましたとさ。

【予告】年明けはここに行きます!

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2 コメント

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はぁあ~~~ (ハナキャップ)
2010-12-30 02:10:42
まさしくため息しか出ないって感じ。
とみさんの画像だけでも充分、圧巻なのが伝わってきます。
あ、またとみさんの巧い解説のせいかもしれないけど…。

そしてアメ横で何をゲットしたかは、今年はupしないの?しないの?
庶民としては、気になる気になる。

例年ながら、ステキな年の瀬の過ごし方ですなー。
この流れを見てると、なんかテンパッてる気分が、
「ちゃーんと暮れていきます」と落ち着くようだわ。
んで、七福神も行くんでしょ?みたいな…。
お互い、来年も佳き一年になりますように♪
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ハナキャップさん (とみ)
2010-12-31 14:09:49
いや~、ホントに岩崎家本丸、凄かったです。
ありゃ並みの金持ちじゃないですね。桁違いのお金持ちのおうち…。
庶民にはまったく想像などできませんって
その後行ったアメ横の、庶民の味方な雰囲気がどれだけありがたかったことか
お買い物はね、蒲鉾類を去年と同じ価格で購入。
自分で組み立てる三方付きの鏡餅がスーパーよりも安かったので即効getしたことと、
安納芋がすごく安かったので、それできんとんを作った、ってところかしら。
鏡餅ときんとん画像は、年明けにUPしますね~。

今年も楽しいお付き合いをありがとう。
ハナキャップ家は家族も増えたし、楽しい年越しになるでしょうね。
来年もヨロシクね~
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