「マヨネーズ事件」
「まっち~」さんが見たであろう絶望的な風景が、一瞬僕にも見えたような気がした。
----------
友人たちから「いつも楽しそうだね」と言われることが多い。
「楽しそう」というよりは、「何も考えていない」だけなのだが、そんなこと言うだけ野暮だ。
だから僕は、いつも「ありがとう」と言うようにしている。
自分は人見知りで、人の顔色をついつい窺ってしまう「弱虫毛虫」だ。
挟んで捨てられても仕方のないところだけれども、そんな僕を友人と認めてくれる人たちがいる。
たくさんの勇気と知恵と笑いを届けてくれる友人たちに、いったい僕は何ができるのだろう?
いつも考えていたのだけれど、結局何一つまともな恩返しができていないような気がしていた。
だから、ある時からそういう風に考えるのはやめた。
とにもかくにも、僕が一番楽しもう。
彼ら/彼女らといるひとときを、その中の誰よりも楽しく過ごそう。
そう決めた。
僕の前頭部は、年々面積が広がっている。
生チョコを食べようとしたら、思いも寄らないところにチョコパウダーがついてしまう。
子ども相手でも、テレビゲームでは容赦しない。
友人たちは、そういうところを遠慮なしに突っ込んでくる。
だからこっちも遠慮なしに言い返す。
芸人でいうと、山崎邦正とか“ふかわりょう”とか、そういうスタンスだ。
友人たちが笑う。
僕も笑う。
そうやって一日が過ぎていく。
そんな当たり前のひとときが、実は神々しいまでに愛おしく、かけがえのないものであることを、決して忘れたくはない。
誰よりも楽しく僕が笑っていられるのは、ほかでもない「あなた」がいてくれるからなんだ。
----------
「あなた」が僕にたくさんのものを与えてくれたように、僕もこのブログで「誰か」に何かを伝えられるかもしれない。
他愛もないことがほとんどかもしれないけれど、ひょっとしたら自分でも気づかない「何か」がそこにあるかもしれない。
はかない願い。
ささやかな思い。
小さな願い。
わずかな勇気。
かすかな笑い。
どうか「あなた」に届きますように。
最新の画像もっと見る
最近の「雑記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事