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とみしゅう日記

僕がエアロフォンを買った理由 - その5

前回の続きです。
楽器演奏の経験が皆無のアラフィフ オヤジが、ついに楽器を練習する決意を固めたわけですが、さて何を買えばいいんだろう?
僕の常識を基準に、まずは楽器を分類してみます。
  1. 鍵盤楽器
  2. 弦楽器
  3. 管楽器
まあ、ざっくりとですが、この3つのどれかでしょう。
 
 
鍵盤楽器といえば、ピアノかエレクトーンかな。
子供の時も、この2つは友達の習い事として耳にしていた記憶があります。
かつて姉が結婚する前は、家にも電子ピアノがありました(姉が保育士を目指していたので)。
僕も遊び半分でピアノをいじっていた時期がありましたが、「耳馴染みのある曲を指一本でなぞる」程度のものでした。
楽譜を見ながら、指一本で音符をなぞるこれを「演奏」と呼べるのだろうか?
かといって、いまさら両手を使って流暢に演奏できるようになるには、相当の修練が必要になるのでは?
 
 
無理 無理 無理。
これはピアノでもエレクトーンでも同じこと。
飽き性で不器用な僕には、とてもじゃないけど無理そうです。
やる前から心が折れそうです。
 
 
では次に弦楽器。
さっと思いつくのは、バイオリンとギターでしょうか。
バイオリン高いよね、確実に。
あれはもう、幼少の頃から血の滲むような修練を積んだ人だけができる楽器(ただの偏見)。
選択肢にすら入りません。
 
 
一方のギター。
僕のイメージでは「楽器できます」というレパートリーの定番です。
実際、成人を過ぎてからギターを始めた友人がいます。
もともと歌がうまい人だけど、彼の弾き語りはほんとカッコ良かった。
 
 
ギターか
ギターって、コードが分からないとダメよね?(聞きかじりの知識)
左手が、なにか異界の生物を召喚できそうな動きをしているやつよね?(これも偏見)
爪とか指先が割れたら、アロンアルファで止める人がいるんでしょ?(極端)
己の不器用さを見に染みて分かっているので、これまた「演奏している自分」が想像できません。
そもそも、フォークにもロックにもハマってこなかった人間なので、ギターという文化に対する情熱や敬意が少ないのですよ
 
 
そうなると、選択肢は残り1管楽器!
 
 
いや、それはそうだろうが (ーー;)
T-SQUAREに憧れたのなら、EWIの一択だろうがよ。
自分でもそう思います。思うんですが
なんだか引っかかるんですよ。
 
 
EWI、すなわちデジタル管楽器(Electronic Wind Instrument )は、その作りからして僕の好みではあるんです。
まずもって、ここまであげてきた楽器の中で、おそらくは世間での知名度が一番低い。
僕自身が知らなかったからではあるのですが、ピアノもギターも触ったことはあるし、イメージもできるけれど、EWIはまったくイメージが湧きません。
見た目こそ管楽器ぽいけれど、その質感は動画で見ても異質。
 
 
それがカッコいい!
 
 
まあね、正直に言ってしまうと、やっぱりちょっと見栄は張りたいんですよ。
「これ買ったんだ」
「えー?これなんですか?見たことない!」
なんて風に周りから持ち上げられて、ちょっと悦に入りたいわけですよ。
どうせ腕前はたかが知れているわけですから、そういう「他の人とはちょっと違った楽器」というところで自分のプライドを満たして、モチベーションにつなげたい。
それにはEWIが一番じゃないか!
 
 
まあ待て。
 
 
そもそも、こういうデジタル管楽器って、他に種類はないのかい?
管楽器だって、金管楽器もあれば木管楽器もあるし、それぞれ種類もいろいろあるではないか。
EWIにだって、兄弟や家族や親戚がいるかもしれないぞ。
 
 
よし、調べてみよう。
ありがとうGoogle先生
 
 
……
………
…………
 
 
ふむふむ、ウィンドシンセなんていう呼び方もあるわけね。
教えて、Wikipedia先生!
 
 
 
 
えあろふぉん?
 
 
エアロフォンってなに?!
【つづく】
 
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