「勝ち組」「負け組」なんて言葉もありますけれど、できることなら「勝ち組」になりたい。誰だって、あえて敗者になりたいとは思わないでしょうから、そう思うのも当然のことです。
個人的には、名勝負ができればそれでいいじゃないかと思う部分もあります。仮に負け続けたとしても、“観客”からは惜しみない拍手が送られるでしょうし、勝負そのものに価値が生じるでしょうから、敗者にだって相応の報酬が与えられるはずです。
難しいのは、経済における敗者には資産的価値のある報酬は与えられないということでしょう。圧倒的勝利を求め続けることは、圧倒的敗者を産み出すことに繋がる。
それをよしとしてきたことで、今の日本は豊かになったのでしょう。僕も、その恩恵を受けた“子ども”の一人です。
生きるためにお金は必要だけれども、すべてに勝ち続けるなんてことが可能なんだろうか。
大金や権力を手にするよりも、「とみしゅうと一緒にいると楽しいよ」なんてことを友人に思ってもらえることのほうが、僕にとっては価値あること。
まぁ、そのためには社会人としてまっとうである必要があるわけですが。
ほどほどのお金と、ほどほどの“よき人々”がいてくれれば、人生けっこう楽しいだろうと思う、今日この頃です。
話は変わりますが、「恋愛ネタを書くと、読者が増えるんじゃない?」と知人からアドバイスを受けました。そうなんでしょうか? 32歳♂の恋愛観に読み手がつくのか?
過去の文章に価値があるかどうかは、また別の話として。
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CAN
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