とみしゅう日記

生きてこそ

「生きて話してほしかった」 徳山高専事件で被害者両親 (朝日新聞) - goo ニュース

何もかも闇に閉ざされたまま、一つの事件が終わろうとしています。
いや、実際には何も終わってはいないのだけれども、「事実の一端」を知る機会は誰からも奪われてしまいました。

なぜ少女は殺されたのだろう。
なぜ少年は自死を選んだのだろう。

それを知ることは、永久に不可能なのです。

ご家族の胸に宿るものは、無念以外のなにものでもないでしょう。

わずか二十歳そこそこで死んでいった二人の魂は、はたして浮かばれるんだろうか。
まだまだ人生これからだったのに。

----------

もうすぐ34歳になる自分は、こう思います。
30代は楽しいよ、って。

出会いや別れもいろいろあったし、経済的に大きな成功はしていないけれど、それでも人生楽しいよ。
穏やかな家庭に育ち、素敵な友人に恵まれ、愛する人にも出会えた。
諸々ひっくるめて、悪くない人生だなぁと思う。

もちろん、これから先どうなるかは判らない。
逆転満塁のピンチに立たされるかもしれない。

でも、ここまで生きてこられた。
まがりなりにも、なんとか生きてきた。

だったら、これから先も、誰かに恥じることなく歩いていくことができたなら、きっと大丈夫。

今の自分は、そう思えるのです。

そして、そんな自分の生き方を、ひょっとしたら誰かが見ているかもしれない。
それが、誰かの力になっているかもしれない。

ご馳走ばかりならぶような人生ではなかったけれども、一汁一菜の優しさや嬉しさを感じられる人生ではあったと思う。

これからも、僕は生きていく。
生きてこそ掴めるもの、生きてこそ出逢えるもの。

それを信じて、生きていこう。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る