家庭用ビデオデッキしかり、DVDしかり、インターネットしかり。
女性の鮮明な裸が見たい……という欲望が、数々の技術によって実現されてきたわけです。
そういう先達たちの思いを前に、素直に頭を垂れるわたくし。
が。
こういう広告を見ると、「おい、ちょっと待て」と突っ込みたくなるわけです。
「女の子と遊んで稼ごう♪」
つまりヒモですか。
人として最低ランクの人種になれと。
音符マークで、後ろめたさを消したつもりなんでしょうか。
アホな男どもの欲望を煽って、金を儲けてやろう。
そういう輩が考えつきそうな、頭の悪いコピーですね。
僕はAVを見ますけれども、ほぼすべて自腹を切ってDVDや映像ファイルを買っています。
ネット通販でも大手とされているサイトです。
検索を駆使すれば、あるいは無料で入手できる可能性もあるでしょう。
でも、そんなことをしてどうするの?
女優さん&男優さんが身体を張って、絡みを演じているんですよ?
小学生じゃあるまいし、道ばたに落ちてるエロ本を拾うような真似を、大人がやってどうする?
エロには後ろめたさがつきもので、それをなくしたら無法地帯が広がるだけです。
人の欲望には限りがないと言われるけれども、そんな「内なる魔物」とどうやって付き合っていくのか。
それこそが人の叡智というものじゃありませんか。
ネットが普及しようとも、売買の基本を崩してはいけないと僕は思います。
自分の欲しいものは、対価を払って買う。
価格は安いに越したことはないけれども、作り手が潤う程度の利益が確保されなければ意味がないのです。
昨今のAV女優さんの中には、向上心が強く、かつ美に対して誠実にあろうとする…すなわちプロ意識の強い人が増えているように思えます。
ブログの普及で、自分の活動を報告し、ファンサービスを欠かさない。
競争の激しい世界ならではの、好ましい効果と言えます。
そうやって考えていくと、男の欲望をバカにしているのはむしろ男自身なのかもしれません。
・エロは3割の後ろめたさをもって接するべし。
・パートナーとの触れ合いにこそ、安らぎがある。
・童貞好きの女性などいない。
・女の子と遊んで稼げるわけがない。
このあたりを締めとして終了といたします。
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民男
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