インバータさん家の車両工場

吊り掛け電車と90年代くらいのバスを主に作ります。

土宮電鉄の電車達その③

2019-09-26 07:43:00 | 電車の模型(土宮電鉄ほか架空鉄道)
こちらもちょっと間が空いてしまいましたが、前回の続きから。

200系(クモハ2000+クモハ2010)

1958年?帝国車輌製
元は南海電鉄の11001系(モハ11013 モハ11014)を1973年に譲り受けたもの。今のところ特急車では唯一の他社からの譲渡車。(某社の注文流れだとかなんとか…)
20m級の大きな車体で特急列車の輸送力増強に貢献。
譲渡時にどういう訳か各車運転台よりの扉を前位側にずらす工事が施されている。そのため各車運転台よりの窓と座席の配置が合っていない。


〜模型的な話〜
鉄コレ16弾京福福井のモハ3001が種車です。
特段改造はしてないので必然的に南海11001系後期車の譲渡車ということになりますが、11001系後期車は京福に譲渡された車両以外は全ての先頭車が南海に残り、昇圧改造の上初代1000系として再デビューを果たしています…。
となるとこの車両元番号はどうしようとなるわけで、初期車はそもそも車体が異なるのでNG、1000系に改造したあとに譲渡という設定にすると冷房を載っけなければならないとの扉位置の関係でNG。色々悩んだ挙句に京福が1本キャンセルし、それを土宮電鉄が買ったという話をでっち上げることに…。
まぁ現実的ではないですね()
一応京福のラストナンバー車を土宮電鉄に持ってきたという設定にしてあります。
ちなみにこの車両、特急車用の塗り分けを考える前に塗った為に一般車と同様の塗り分けとなっています。
動力は製品指定、パンタグラフはGMのPS13(銀)を取り付けています。

4380形(クモハ4381~4388)

1963年淺賀工場製
後にも先にも土宮電鉄が自社で電車を作ったのはこの形式のみ。
静岡鉄道クモハ100形(103~107)とほぼ同型の車両。静岡鉄道長沼工場に宮鉄淺賀工場の社員を派遣し技術を学んだ上で製作された。
一部宮鉄仕様に合わせた設計変更がなされているものの基本的には同一設計で製作。
なお旧型車からの車体更新扱いで製造されたため、台車等床下機器は車両によって微妙に異なる。
奇数車は運転台側、偶数車は妻面側にパンタグラフを装備する。
2両編成5本10両が製造されたが、4385+4386は製造後すぐに七日町電鉄に譲渡され9313+9314となったが1980年同線廃止に伴い宮鉄に再譲渡、4385+4386として再デビューを果たした。なお七日町時代に受けた改造箇所や塗装等はそのままの為、9313前面等各部が宮鉄生え抜き組とは異なる。


〜模型的な話〜
鉄コレ23弾静岡鉄道クモハ100or熊本電鉄500形の塗り替えです。
色々あって手元になんか凄い両数集まってしまったので宮鉄にも大量増備と相成りました。
製品に該当する車両が軒並み譲渡されているので譲渡設定はちょっと無理があると思い、技術提供の上自社工場で製作したという設定にしました。
ちなみに七日町電鉄譲渡車のくだりは会津鉄道、野岩鉄道の6050系が東武籍で製造されたあと両社に譲渡されたという話を参考にしています。
偶数車になる車両は屋根を入れ替えて妻面側にパンタグラフが来るようにしています。
動力はTM06、パンタグラフは車両によって異なりますが主にGMのPT42NとPT43Nを取り付けています。


では今回はこの辺で。
次回は支線区向けの雑多な中型、小型車達をご紹介したいと思います。





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