おもちゃ、家電、もろもろの修理の足跡と備忘録

色々と忘れるので、趣味のメモ

マーキングゲージ 作ってみた

2022-03-21 15:03:33 | その他工作
先日百均をふらついていたら、いま工具箱に入っているスケールがプラスチックで目盛りも削れてきて見にくかったのを思い出して、ステンレスのスケールを買ってみました。15cmのもの30cmのものがありましたが、大は小を兼ねるとかで、30cmのものを購入。

後日、何気にYoutubeを見ていたら、それを知ってか知らずかマーキングゲージなるものの自作動画をYoutube君が出してくれて、ほぉ、と。
マーキングゲージとは、工作するときに角からXXcmとかに鉛筆とかで線を引くときに使う治具で、対象物の隅に引っ掛けて所望の長さのところにマークするものです。上の写真だと、端から23cmのところにマーキングします。(0cm側のところに鉛筆とかでマーキングするものです)
確かに、直角出すのにも使えるし、XXcm幅の線を引くのにも使えるので、せっかく買ったスケールを有効利用できるな、じゃ、作ってみましょうかと今朝から工作を開始。

材料は、全て手元にあったもので、5mmのアクリル板くらいであとはビス、スペーサとしてスケールの厚さに合わせるためのクレジットカードのいらないやつくらいです。
すべて現場合わせ?でテキトーに作りましたが、とりあえず思ったようなものにはなったようです。

アクリルの板をテキトーな大きさに切って(アクリルカッターというやつで切りました)、ノギスでスケールの厚みを測ってスペーサで調整し、ネジ止め。


こんな感じになりました。頭の赤いビスは、スケールが動かないように押さえるネジです。長さを決めたらこのビスで動かないように止めます(指で回るくらいの軽さです)

一番面倒だったのは、スケールに対して直角を出す事。結局最後は、A4くらいの本(雑誌とか)を持ってきて、長辺がスケールに合うように調整しました。なかなか良い感じに調整できました。スペーサを直角に仮固定するのに、紫外線硬化樹脂をちょっと垂らして、場所ぎめをして、クランプで止めておひさまの下に30分ほど。(こういう時に紫外線硬化樹脂は良いです)

最後は、お尻(数字が大きい方)でスペーサの間隔(スケールの幅)を合わせたのですが、頭(数字の小さい方)を通そうとするときつくて動かないという、まさかのスケールの幅が頭とお尻の方で違う(頭:25.43mm/お尻:25.28mm)ということがわかって、仕方ないので、ヤスリでスケールの方を削りました、、。(百均なのでそんなもんでしょう。仕方ないです、、)
ということで、ケースを作ったり、木材を切ったりするときに使える治具を作りましたというお話でした。

汎用広帯域アンプIC BGA2851

2022-03-19 09:19:33 | 無線
アマチュア無線をやっているのに広帯域の回路は作ったことがない私ですが、少しずつ色々やってみようと思って、随分前に秋月で表記のアンプを買ったのをnanoVNAで計測してみていたのですが、その時の写真が出てきたので思い出しながらメモ残しておきます。(計測したのは2021/11頃のようです)
BGA2851: 5V、DC~2.2GHz、50Ω、Gv=24.8dBだそうです。当時(2021)一個20円。
表記のアンプを同じく秋月のSOT363-6 DIP化基板にハンダ付けしてあります。(DIP化基板、当時(2021)一個30円 ICより高い、、)

こいつにnanoVNAと、30dBのアッテネータを入れての利得計測です。相手があまりに小さいので、はんだ付けの確認の為にルーペも、、、。
アッテネータもケーブルもコネクタもなかったので、大陸からいくつか必要そうなものを買いました。
nanoVNAは基本Firmだと計測範囲は300MHzまでなのだそうなので、300MHzくらいまではちゃんと利得が20dBほどあるように読めます(30dBのアッテネータがはいっているので勘案してです)。一応nanoVNAの初期の調整はしたつもりですが、このあたりド素人なので数値は参考程度ということでご了承ください。
発振もせず、私には十二分な帯域と利得です。
CinとCoutをいくつか振ってみましたが、Cin=1000p、Cout=4700p以上にしてもあまりゲインは変わりませんでした。

Cin/Cout:13M/40M/300M
1000p/100p:-20/-13/-10db
1000p/4700p:-16/-12/-11db
4700p/4700p:同上
0.1u/0.1u:同上
#30dBのアッテネータを入れたときの数値

さて、何作ろ。

Lenovo Ideapad Flex 5 Ryzen 5 5500U @Windows 11のWSL2化

2022-03-13 08:15:13 | ソフトウェア環境

この記事は2022/3頃の記事です。

表記のLenovo Ideapad Flex 5というノートPCのWSL(Windows Subsystem for Linux)化について、ちょっとハマったので備忘録を書きます。結果、無事に動きました。

はじめに:
これまで、Fijitsu Lifebook S560/Bという初代i5-560mというIntel-CPUが乗ったノートPCを色々と部品Upgrade?交換??しながら使ってきて特に不満もなかったのですが、ここに来て奮発?して表記のノートPCを購入しました。

どんなPC?:
Lenovo Ideapad Flex 5 にはIntel-CPUのものとAMD-CPUのものの2種類あります。今回は、AMDのRyzen 5 5500U搭載のものを買いました。AMDのCPUは使った事がなかったので単に新しもの好きが出ただけです。それとこれを選んだのはディスプレイがタッチパネルになっていて、スタイラスが使える、というのと、ディスプレイがぐるっと回せてタブレット端末「のようになる」マルチモード2-in-1 タイプです。(2-in-1の機能は使うことは無いとは思いますが、スタイラスでなにかを書くときには必然的にそうなっちゃうんでしょうね)

なぜ本稿を書いたか:
Intel-CPU(i3,i5,57とか)を使ったPCのWSL化については、記載がたくさんあるのですが、AMD-CPUのWSL化については探しても見つけられなかったので、どなたかのお役にたてばと思います。

結果:
先に結果を書くと、以下の通りです。★が肝です。
----
  1. BIOSで「AMD-V」がEnableかどうかを確認
  2. 「Windowsの機能の有効化と無効化」にて、
    1. 「Linux用Windowsサブシステム」の有効化
    2. 「仮想マシン プラットフォーム」の有効化が必要★
  3. Microsoft StoreからUbuntu-20.04等をDownload/install
  4. PowerShellとかWindowsTerminal、cmd.exe等で、
    wsl --install -d Ubuntu-20.04
などで起動する。
----

このPCの感想:
Ryzen5 5500Uは、オクタコア(6個)で、TaskManagerで見ると12個のCPU負荷グラフが見えるのは壮観です。YouTubeを3つ動かしてもへーきです。
MemoryがOnboardで8GB固定なのがちょっとね、なんですがまぁ、これまでi5-560m/4GBで動かしていたので、趣味で使うならこの先10年?は使えそうな気がします、、、、。
キーボードもまぁまぁ。EnterとBackspaceキーがちょっと小さいかな、というくらいで、key touchもまずまずです。なれると思います。

以下、やったことのメモ:
「Win-R/taskmgr」でタスクマネージャを起動して、パフォーマンスタブで、「仮想化」を確認→「有効」となっているのでBIOSは設定しなくても大丈夫か(この画面でGPUが載っているんだ、と改めて確認)
「Windowsの機能の有効化または無効化」*で、「Linux用Windowsサブシステム」をチェック(選択)する
(*:タスクトレイの虫眼鏡アイコンから、上記の名称を入れて検索するのが一番てっとり速い)
MicrosoftStoreから「Ubuntu-20.04」をダウンロードする
PowerShellからwslを起動するとエラーになる、、、
で困った。
で再度調べる。
念の為BIOSで確認するとAMD-VはEnableになっている →大丈夫
(BIOSへ入るには、再起動で、F2キー押下。だめならFn+F2)
「Windowsの機能の有効化または無効化」にはHyper-V、AMD-Vという項目は無い(Hyper-VはIntel-CPUの名称なので無いの当然。Hyper-VのAMD版はAMD-Vというらしい)
IntelCPUではHyper-V用の機能設定があるので、AMDCPUにも多分同じような設定があるのでは、と調べる。→調べ方が悪いのかNetで見つからない、、。
きっとあるとしたらここにあるのだろう、と「Windowsの機能、、、」の中で調べてみると、「仮想マシン プラットフォーム」というのがあったのでよくわからなかったがとりあえず「チェック」して再起動してPowerShellから
wsl --install -d Ubuntu-20.04
とやったらエラーにならずに、Usernameを聞いていたので多分OK。
    sudo apt update
    sudo apt upgrade
ここまでくればあとは大丈夫か。

Youtube3つの同時再生(一応全画面Decodeですが、音はそれぞれがMixされて出ていましたが多分表示されていない映像の部分はサボっていると思われます)とWSLでのaptインストール時のCPU負荷。
GPUも動いていますね。CPU側に映像のHardware Decoderもあるので、何の負荷がどれとかよくわかりません。全然余裕ですね。ジジィの能力をすでに超えてます、、、。

あとは、KeybindをEmacsにしたら、環境の引っ越しです。しばらく掛かりそうです。