おもちゃ、家電、もろもろの修理の足跡と備忘録

色々と忘れるので、趣味のメモ

LTspiceのライブラリ追加の場所(v17.1.x)

2023-12-16 10:38:36 | ソフトウェア環境
LTspiceを久しぶりに使って、インストールしてみたらライブラリの場所が前と違っていたので備忘録。

LTspice v17.1.15 (2023/12/16)
C:\Users\{user_name}\AppData\Local\LTspice\lib

古いLTspiceは、
C:\Program Files の下の \LTspiceなんちゃら の下の\lib

v17.1.15の場合は、
C:\Program Files\ADI\LTspice
には、lib.zip というzipファイルがあるが、多分これを上記AppData以下に展開しているのではないかと思う。

TIPS:
ちなみに、Windowsで、ファイルの在処(Path)をコピーする場合は、Explorer上の該当ファイルを「Shiftを押しながら右クリック」で真ん中辺りの「パスのコピー」を選択 → クリップボードにコピーされるので、必要なところでPaste。前後に「”」が着くので注意。


Lenovo Ideapad Flex 5 Ryzen 5 5500U @Windows 11のWSL2化

2022-03-13 08:15:13 | ソフトウェア環境

この記事は2022/3頃の記事です。

表記のLenovo Ideapad Flex 5というノートPCのWSL(Windows Subsystem for Linux)化について、ちょっとハマったので備忘録を書きます。結果、無事に動きました。

はじめに:
これまで、Fijitsu Lifebook S560/Bという初代i5-560mというIntel-CPUが乗ったノートPCを色々と部品Upgrade?交換??しながら使ってきて特に不満もなかったのですが、ここに来て奮発?して表記のノートPCを購入しました。

どんなPC?:
Lenovo Ideapad Flex 5 にはIntel-CPUのものとAMD-CPUのものの2種類あります。今回は、AMDのRyzen 5 5500U搭載のものを買いました。AMDのCPUは使った事がなかったので単に新しもの好きが出ただけです。それとこれを選んだのはディスプレイがタッチパネルになっていて、スタイラスが使える、というのと、ディスプレイがぐるっと回せてタブレット端末「のようになる」マルチモード2-in-1 タイプです。(2-in-1の機能は使うことは無いとは思いますが、スタイラスでなにかを書くときには必然的にそうなっちゃうんでしょうね)

なぜ本稿を書いたか:
Intel-CPU(i3,i5,57とか)を使ったPCのWSL化については、記載がたくさんあるのですが、AMD-CPUのWSL化については探しても見つけられなかったので、どなたかのお役にたてばと思います。

結果:
先に結果を書くと、以下の通りです。★が肝です。
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  1. BIOSで「AMD-V」がEnableかどうかを確認
  2. 「Windowsの機能の有効化と無効化」にて、
    1. 「Linux用Windowsサブシステム」の有効化
    2. 「仮想マシン プラットフォーム」の有効化が必要★
  3. Microsoft StoreからUbuntu-20.04等をDownload/install
  4. PowerShellとかWindowsTerminal、cmd.exe等で、
    wsl --install -d Ubuntu-20.04
などで起動する。
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このPCの感想:
Ryzen5 5500Uは、オクタコア(6個)で、TaskManagerで見ると12個のCPU負荷グラフが見えるのは壮観です。YouTubeを3つ動かしてもへーきです。
MemoryがOnboardで8GB固定なのがちょっとね、なんですがまぁ、これまでi5-560m/4GBで動かしていたので、趣味で使うならこの先10年?は使えそうな気がします、、、、。
キーボードもまぁまぁ。EnterとBackspaceキーがちょっと小さいかな、というくらいで、key touchもまずまずです。なれると思います。

以下、やったことのメモ:
「Win-R/taskmgr」でタスクマネージャを起動して、パフォーマンスタブで、「仮想化」を確認→「有効」となっているのでBIOSは設定しなくても大丈夫か(この画面でGPUが載っているんだ、と改めて確認)
「Windowsの機能の有効化または無効化」*で、「Linux用Windowsサブシステム」をチェック(選択)する
(*:タスクトレイの虫眼鏡アイコンから、上記の名称を入れて検索するのが一番てっとり速い)
MicrosoftStoreから「Ubuntu-20.04」をダウンロードする
PowerShellからwslを起動するとエラーになる、、、
で困った。
で再度調べる。
念の為BIOSで確認するとAMD-VはEnableになっている →大丈夫
(BIOSへ入るには、再起動で、F2キー押下。だめならFn+F2)
「Windowsの機能の有効化または無効化」にはHyper-V、AMD-Vという項目は無い(Hyper-VはIntel-CPUの名称なので無いの当然。Hyper-VのAMD版はAMD-Vというらしい)
IntelCPUではHyper-V用の機能設定があるので、AMDCPUにも多分同じような設定があるのでは、と調べる。→調べ方が悪いのかNetで見つからない、、。
きっとあるとしたらここにあるのだろう、と「Windowsの機能、、、」の中で調べてみると、「仮想マシン プラットフォーム」というのがあったのでよくわからなかったがとりあえず「チェック」して再起動してPowerShellから
wsl --install -d Ubuntu-20.04
とやったらエラーにならずに、Usernameを聞いていたので多分OK。
    sudo apt update
    sudo apt upgrade
ここまでくればあとは大丈夫か。

Youtube3つの同時再生(一応全画面Decodeですが、音はそれぞれがMixされて出ていましたが多分表示されていない映像の部分はサボっていると思われます)とWSLでのaptインストール時のCPU負荷。
GPUも動いていますね。CPU側に映像のHardware Decoderもあるので、何の負荷がどれとかよくわかりません。全然余裕ですね。ジジィの能力をすでに超えてます、、、。

あとは、KeybindをEmacsにしたら、環境の引っ越しです。しばらく掛かりそうです。

Mkdocs: 静的サイトジェネレータ

2021-07-22 09:39:06 | ソフトウェア環境

色々とお遊びをしていると、備忘録を作るんですが、設計図?とかは作図が面倒なのでその場で手で書いて、写真を取ったりして残しています。

Markdown記法:
 その中で、お遊びの環境つくりとしてPCでソフトウェアをいじりますが、インストールの方法や設定のメモをこの頃はMarkdownという記法で作ったファイルにしています。忘れるので、備忘録として書いてるだけなんですが、、。(よく調べてはいませんが、HTMLは、HyperTextMarkupLanguage、でMarkUpなんですが、こちらはMarkDownです、、、)
 HTMLの小うるさい(ごめんなさい)タグの山を使うのではなく、PlainTextに簡単な(10個も覚えれば十分)構文を覚えればすぐに、MarkUpされたドキュメントに変換してくれます。Markdown関連はこちらからググってください。
 例えば、"# "(#とspace一個)を行の先頭につけると、一番大きな見出し行に。"## "とすると次に大きな見出し、、、。"- "([-]とspace一個)とすると、以下箇条書き、"1. "([1]と[.]とspace一個)とすると項番付きの箇条書き、とか。表もフローチャートも作れます。
 ほぼ、通常のTextファイルなので、もちろんPlainTextとしても読むことができます。

Markdown記法用Editor:
 Markdown記法を適用したEditorもいくつかありますが、私は、いくつか試した中で"Typora"(Windows用)を愛用しています。リアルタイムで整形してくれるので、ワープロを打っている感覚でドキュメント作成ができます。(Wordとかよりも、少ない手数で簡単に「それなり」の文書にすることができます。)
 HTMLにも変換してくれるので、HomePageにもすぐに使えます。Chromeブラウザの拡張機能で、Markdownファイルを整形してくれるものもいくつかあるので、それをインストールするとブラウザでも見られます。
 Typora、有償アプリに移行してしまったので、今度は、OSSの”Mark Text"というのに乗り換えました。使い勝手はほぼTyporaと同じです。(@2022/3/6追記)
 で、メモを色々溜め込んで来たら、昔のメモを検索したり表示したりしたくなります。と次に続く、、。

静的サイトジェネレータ:Mkdocs
 自分のPCでフォルダごとに階層表示したり、検索できればよいので、なにか良いものは無いか、と探していたところ、「Mkdocs」というものを見つけました(Mkdocs自体についてはMkdocsのページを御覧ください。日本語でも探すと色々出てきます。例えばQiita等でMkdocsを検索すると色々と出てきます)。もともとは、表題にある「静的サイトジェネレータ」という部類のWEBの画面?を作るもので、これは「静的」なので、アクセスした人の要求に応じてDBなどからダイナミックに画面を変更して表示するわけではなく、主にソフトウェアのドキュメントを表示するような用途に向いているものだと思います。もちろん日本語のファイル、日本語ファイル名に対応しています。

Mkdocs動作環境:
 「Mkdocs」は、はやり?のPythonのモジュールとして配布されているので、Pythonを載せて、起動します。私はMkdocs/Python3/Miniconda/WSL2/Windows10の環境とMkdocs/Python/Docker/WIndows10でも動作させましたが、Windows10に直接Pythonを載せての実行も可能だと思います。(自分ではやってませんが、、)
 これが良いところは、Markdownで作ったファイル/修正したファイルをその場でそのままOnTheFly(数秒の時間は必要ですが)で、自分のPC上の簡易WEBserverで見られる、という部分です。修正したものがすぐにWEBブラウザで見られるのは嬉しい機能です(この機能はあくまでも確認用なので、公開する場合は、きちんとしたWEBserverを準備して、と記載されています)。
 あとは、bashやら、pythonやら色々な言語をサポートしているので、コマンドなどを貼ることできて、キーワードに着色してくれたりとソフトを書く人にはわかりやすいです。
 あと、規定したフォルダ以下においてあるMarkdownファイル(extensionが"md")を全検索して自動的にリスト化してくれる機能も素敵です。適当にフォルダに突っ込んでおけば検索対象になります。

Theme: Mkdocs-material
 テーマ(Theme)もいくつかありますが、皆さん使われているのは、materialというThemeで、多分見ていただくと、softwareのmanualなどどこかのWEBpageでご覧になったことがあるのではと思うくらい使われているような気がします。例えば、 NodeMCU/ESP8266のドキュメントページも多分Mkdocsだと思います。
 割と簡単にインプリできますので、ご興味を持たれた方は、是非Tryしてみてください。

MkdocsのVersionについて:
 Mkdocsのversionの1.2.1は、unicodeを使ったファイル名やパスの部分にbugがあるので、2021/7/22現在の最新、Mkdocs version1.2.2(2021/7/18リリース、出たばっかり!!)、をお使いください。version 1.2.1では、1.1.2では使えた漢字ファイル名が使えなくなり、色々となにかしくじっているかな、と調べたのですが、1.2.2のリリースノートを見たら、file/pathのunicodeの部分のbugを潰した、と書いてあったので、やってみたら修正されていました。

お楽しみください。

Keyword: Markdown記法, Typora, Mkdocs, Mkdocs-material