椿れつこblog

千葉の南でYOSAKOIソーラン☆
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2011オリジナル

2013-08-12 16:14:16 | 2011年「八犬傳~姫哭浄化~」のアレコレ
こんにちは!!
 

おおおおおお久しぶりです


夢楽まつり 後~からブログが・・・滞ってマシタ  が、

とりあえず・・・
色んな報告 置いといて、



2011年 オリジナル曲 「八犬傳~姫哭浄華~」


このステージバージョンをあれこれ編集した動画が出来上がりました~

動画







10周年記念DVD(メンバー向けにしか考えてません)用に作成しましたが、
れつこ 頑張ったので
やっぱり 見てほしい  NA~~~ と・・・


YOUTUBEにUP致しました





以前、「10年凝縮動画」をUPしてましたが、期間限定で考えてたので そちらは下げました。

2012年オリジナル曲 ステージ演舞凝縮動画も合わせてご覧ください^^


どちらも、いずれ下げますので~

里見八犬傳 ~姫哭浄華~

2011-07-20 10:25:59 | 2011年「八犬傳~姫哭浄化~」のアレコレ
こんにちは。
そろそろ、2011烈華隊のオリジナル曲の話をしようかと思いまして。



さて!!!
2011 オリジナルは 曲亭馬琴による「南総里見八犬伝」です。

「里見八犬伝」っつうと


浮かぶのは
「伏姫」「八つの玉」「八犬士」 ですが、

2011で表現したいのは 長い長い物語の、
冒頭部分です。


室町時代の中頃 ・・・超~簡単に物語の説明なんかしちゃいます。



関東管領(足利)VS京都の将軍 →京都勝利

→足利の遺児を引き取った「結城」VS京都 →京都勝利

この「結城」についてたのが 里見親子。

父の「落ちのびて 里見家を復興せよ」との命をうけて、息子である「里見義実」は、
辛くも戦場を後にするんです。

逃れて逃れて、「三浦浜」に来た時、
海から白龍が現れ、南にとんでいったのですよ。

それを「吉兆」として、安房の国に渡ったのです。


この「白龍」が現れる原文を省略に省略して 口上にしてます。



「雨風 ますます烈しくて   或いは暗く 或いは明(あか)く
 よせては砕け 砕けては また かへる浪

 見る目まばゆく 忽然として白龍あらわれ  
 光をはなち 浪をまき立て   南を投してぞ 飛び去りける。」



その頃 安房の北半分を治めてたのは「神余」
 神余さんは美女「玉梓」にうつつ抜かしちゃってて、
 でも、神余の家臣「山下」 と、玉梓はいい仲になっちゃってて、
 ま~よろしく無い政治になってるわけです。

 「山下」をやっつけんべえ と企てる他の家臣もいる訳だけど、
 山下はそれを知って、うま~く計算して、
 神余も その家臣も同時に葬って
 山下&玉梓が国を奪っちゃったのです。


 その頃上陸した「里見義実」は 
 神余の忠臣「八郎」さんと出会い、打倒山下の民衆と攻めて
 山下を討ちました。

 玉梓の裁判の時、里見は「女だから」と一度は許すんです。
 でも、八郎さんの説得で、うち首決定。

 それを玉梓が
 「一度は許すといったのに、人の命を弄ぶなんて・・・
    畜生道に落してやる・・・・」 と 呪いの言葉を発して逝くんです。




 2011オリジナル。「伏姫は??」と聞かれましたが、
 伏姫 というより、この「玉梓」がメインだと思ってください。
  
 この後、伏姫の話になるんですが、
 姫だからって、キラキラしてる訳じゃ ないじゃないですか。
 過酷な運命だし、玉梓だって、好き好んで 人呪ったり 「悪霊」になった訳でもないんですよね。


 「姫哭浄華(きこくじょうか)」は
 四字熟語の 「鬼哭啾啾(きこくしゅうしゅう)」からモジりました。

 鬼哭啾啾は・・・悪霊、霊魂が うめき さまようさま  です。

 
 姫は 玉梓であり、伏姫でもあります。
 姫の 慟哭・・・まあ、あとは いわずもがな ですが、
 浄華 は、浄化のもじり。意味は 浄化ですが
 烈華隊といったら 華 だし、
 八犬士の共通点は「玉」だけじゃなくて、実は「牡丹」の花のアザが、
 身体のどこかにある  ってのも あるですよ~
 なので、このオリジナル曲のモチーフの花は「牡丹」なのでよろしくです。
 


 これは、誰にも言ってない(っつうか、言うの忘れたか、言う機会がなくて)
 2011のオリジナルの
 私なりのイメージというか・・・

 はっきりとした登場人物がいる演舞では無いんですよ。

 
 八犬伝の冒頭を見ると、義実が主人公なんですよね。
 その、義実が「見ている」世界・・・観なんです。



 演舞では、武士・・と言うか、兵隊イメージの笠隊・・・
 途中で 笠を取って ガッツリ踊る少人数隊がいるんですが、

 八犬士 じゃないんです。


 私のイメージでは、
 山下を討つべく、誕生寺に集結した 
 立ち上がった兵士なんです。



 歴史・戦の映画やドラマを見ると、
 メインは勿論 有名な武将であるけど、

 一番表現したいのは、
 その下に 何百、何千人といる 兵士なんです。


 軍を指揮する武将としたら、ただの駒。


 
 駒に注目する事はないし、

 軍としての最下層?に注目しても キリが無いのかもしんないけど
 映画じゃ~ほとんどが 目が泳いだり ふわ~とした表情のエキストラだけど 

 とりあえず、飯にありつく為に とか
 人を殺めに行く事が、怖くて怖くてならない人 とか
 のし上がりを図ってる人 とか
 とりあえず、流れで しかたなく とか

 色んな人が 集まって駒になる


 表情なく、ただ、指示にしたがい、機械の様に戦にでる。


 昨日一緒に飯を食った仲間の首が、
 飛んでいくのに恐れおののき 絶望に呑まれたら
 自分の命が 飛んでしまうかもしれない から、

 敵を1人でも 殺める為に
 感情を押し殺し・・・・

 笠で表情を隠し・・・・




 ・・・・・と、
 
 なんつーのかな

 重みの在る 気持ち悪さ・・・???
 
 
 着物の女が「玉梓」 ならば、
 駒を動かし、操って嗤う「艶やかな 悪女」が

 表現できれば・・・・・・ と思っとります。




さあ、とことん行きますよ。。。。


 話を物語に戻しまして、


 義実に男ん子と女ん子が産まれました

 女ン子は 「伏姫」 

 姫は、生まれてから3歳になっても 泣くばっかで 言葉も発せず
 そいで、洲崎の洞窟に参拝しに行くんです(実は敵の領地)
 そこで出会った老婆に「仁義礼智忠信孝悌」の文字が浮き上がった108つの玉で出来た数珠を授かったんです。

 で、それ以降、姫は利発に育ったわけです。


 姫が12歳になるとき
 「八房」が飼われるんですが、
 身体に 八つの牡丹の様な模様があったから、この名前になりました。
 
 この八房、実は「玉梓」の生まれ変わり



 安房の北半分は里見領で、南半分は「安西影連」の領土。
 ある時、なんやかんやで戦争になり(八郎の子とか出てくるから、また面白い話なんだけど 省略)
 里見家が絶対絶命のピンチになりました。

 義実が ま~冗談で
 八房に「影連の首とってきたら、伏姫を嫁にやる」

 って、
 言ったら、ホントにとってきちゃった。



 伏姫は 約束にしたがって 城を出て富山の奥深くの洞窟で 八房と暮らす事になりました。


 こん時、なんと 「仁義礼智・・・」と浮き出てた文字が
 「畜生・・・・」と 呪い文字に変わってたんです(ぞぞぞ)


 伏姫は、毎日読経してるんだけど、
 それによって、八房の中の 玉梓、浄化されるんです。

 或る日、仙童があらわれて「腹に犬の子宿してるよ」と告げる。

 
 伏姫ショック


 自害を決めた時、ちょうどその頃に、八郎の子「大輔」が 姫を助けにきたんですよ。

 鉄砲で八房を撃つ・・・つもりが、
 
 八房に命中したけど、伏姫にも当たっちゃったんです。


 しばらくして、伏姫は蘇生するんですが、


 あらためて、自害する為、自分の腹に刀を向けるんです。



 すると、傷口から白気があがり、
 「仁義礼智・・・」の八つの玉が 空たかく昇り、
 八方に飛び散ったんです。


 オリジナル曲は、最初こそ重いんですが、
 美しいスローの曲に変わります。 
 イメージは「浄化」
 そして、はっきりした「意志」「決意」

 スロー そして、エンディングで
 MCが 縮めた「原文」を言ってます。


 スローは 姫の腹から八つの玉が飛び出る原文

 
 大輔は、頭をまるめ、坊主となって「八つの玉」の飛び去った先を探す旅に出るんです。
 

 エンディングは 「ついに 八犬士 あわらる!!!」と


 表情を覆っていた笠を取り、
 確たる意志を持って 戦う 「里見軍」として

 踊ります




 さあ・・・なんだ、大丈夫だろうか・・・私が

 え~ 
 一応注意ですが、
 ここに書いてある事は、 チームに了承を得て書いたもの じゃなくて
 あくまで、 れつこが しんしんと
 深夜にカタカタと・・・入力したものなので、


 ・・・・これを100パーセントだと 思わないでね



 ここから、物語は 玉を持った子の 
 それぞれの運命の物語で
 
 ひじょ~~~~~~~に 面白いです


 馬琴の話は けっこう説教臭い ? 
 「ほら、こんな悪いことしたら、こうなるんだぞ」的な 
 善と悪をはっきり分けてる・・と、昔読んだ小説で解説があったんですが、
 しかしながら
 ひじょ~~~~~~に 面白いです。

 しか~~~し なんと、
 私は

 その「八犬士」が集ってからの文章は
 目を通して ません



 ・・・・・これ、UPして 大丈夫かな?
 八犬伝のお話  とことん省略してるので
 興味ある人は、 小説を購入してお読み下さい。
 
 ちなみに、タッキーが主演した 数年前のドラマは
 「モンゴル?」ちっくで、画像が「時代劇」に合わない やすっぽい画質だったので
 みてまっせん。

 でも、武田鉄也が出ているので 見てみたいこの頃です。