
ローマの第52弾では、ナヴォナ広場から西に、ロレネージ (Lorenesi) 通りを進むと左側に現れるサンタ・マリア・デル・アニマ教会を
ご紹介します。
教会は、元々はローマに来る特にドイツ人の巡礼者を受け入れるホスピスの礼拝堂として14世紀に設立され、16世紀に聖堂となっています。
現在の教会は19世紀後半に改修され、コリント式の柱頭を備えた背の高い細い柱で区切られた3つの非対称の身廊を有しています。
主祭壇にはジュリオ・ロマーノによる聖家族が飾られ、左右側廊にはそれぞれ4つの礼拝堂が並び、右側の第4礼拝堂には、有名な
ミケランジェロのピエタを模倣したものが飾られています。
教会では現在でもドイツ語による説教が行われているようです。
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