イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

スカルツォの回廊…フィレンツェ

2025年02月02日 | イタリア

フィレンツェの際23弾ではスカルツォの回廊をご紹介します。

サンマルコ修道院の建つサンマルコ広場から修道院の左手のカミッロ・カヴール通りを少し進んだ所にあるスカルツォの回廊は、

サンマルコ修道院の人気の陰に隠れて訪問する観光客も少ない小さな回廊ですが、聖ヨハネ洗礼者聖徒会の修道院の小さな入り口を入って

直ぐの所にあります。この回廊には聖ヨハネの生涯のエピソードを描いた16点を含むモノトーンのフレスコ画が描かれています。作者は

フィレンツェ出身の画家アンドレア・デル・サルトで、1509年頃~1523年にかけて描かれたものです。

天上からの光が差し込む下で、モノトーンのフレスコ画は静かに崇高な雰囲気を醸し出しています。じっくりと鑑賞するための椅子も

いくつか用意されていました。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サキソフォンのふるさと…ディナン

2025年01月26日 | ベルギー

ディナンの第1弾では、サキソフォンの生みの親、アドルフ・サックスの出身地ディナンの街並みをご紹介します。

ベルギーの南東、ムーズ川沿いに広がるディナンは、ベルギーの首都ブリュッセルから電車で1時間45分、ナミュールからは30分

ほどの所にある街です。サクソフォン発祥の地らしく街中のいたるところにサックスのオブジェが飾られています。

ムーズ川越しにみるディナンの街並みは、玉葱型の尖塔が特徴的なノートルダム教会や、その背後にそびえる山の上に建つシタデル(城塞)が

素敵な美しさを見せてくれます。シタデルへは細く急な階段もありますが、ロープウェイを使って上ることも可能です。ロープウェイの頂上駅の

辺りからはディナンの街の風景を一望することが出来ます。

ムーズ川では遊覧船によるミニクルーズも楽しむことができ、河岸に残る塔や教会などの風景を満喫できます。ディナンにはクック・ド・ディナン

と呼ばれる名物の固焼きビスケットがあり、街中のいたるところで見かけることが出来ました。蜂蜜と小麦粉だけでできているこのビスケットは

様々な型を使ったものがありますが、実施にはとんでもなく固いので注意して食べる必要があるとのことです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンタゴスティーノ教会…グッビオ

2025年01月19日 | イタリア

グッビオの第1弾ではサンタゴスティーノ教会をご紹介します。

インジーノ山の麓に広がるグッビオの旧市街を取り囲む城壁の東の端、ロマーナ門を出てすぐの所に建つ聖アウグスティノ隠者修道会の

一部としてサンタゴスティーノ教会は13世紀の中ごろに建設が始まり、18世紀に再建されています。レンガ造りのシンプルなファザードは

1790年まで遡ることが出来るそうです。

教会の内部は単身廊となっており、左右には礼拝堂が並んでいます。主祭壇にはヴェントゥーラ・メルリーニ作と言われる15世紀末の木製の十字架が

掲げられ、その上部には最後の審判、後陣には全面に渡ってヒッポの聖アウグスティノス(354-430)の生涯の物語がフレスコ画として描かれています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立考古学博物館…スポレート

2025年01月12日 | イタリア

スポレートの第18弾では、旧市街の旧サンタガタ修道院内に設立されている国立考古学博物館をご紹介します。

博物館は1985年に設立され、古代ローマ時代までさかのぼるローマ劇場も敷地内に包含しています。博物館の1階には

紀元前千年紀からローマ時代以前まで、ウンブリア人の重要な定住地となったスポレートの都市の発展のさまざまな段階の

出土品が展示されています。特に中期青銅器時代 (2 世紀半ば) における人間の存在の最初の証拠や、 7 ~ 6 世紀の副葬品によって

証明されるウンブリア期の集落の発展などが目を引きます。

また2 階には、古代にサビニの領土の一部であったにもかかわらず、スポレートと文化的に密接な関係があったヴァルネリーナ地域

からの出土品が展示されています。

ローマ劇場は紀元前1世紀にに建てられ、部分的に後の建物に組み込まれましたが、中世に部分的に解体されました。 しかし1950 年代に

始まった計画的な修復作業により、階段が復元され、複合施設全体が復元されています。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国立古典絵画館(バルベリーニ宮)その2…ローマ

2024年12月29日 | イタリア

ローマの第59弾では、第58弾に引き続いてバルベリーニ宮(国立古典絵画館の写真を取り揃えました。

1633年に完成したフィレンツェの貴族バルベリーニ家の私邸を利用した、ローマにある美術館として、1949年に国立古典絵画館として

一般の公開が始まっています。

 

読書するマグダラのマリア…ピエロ・ディ・コジモ

 

ヘンリー8世の肖像…ハンス・ホルバイン

 

ステファノ4世・コロンナの肖像…ブロンズィーノ

 

キリストの洗礼、羊飼いの崇拝…エル・グレコ

 

我アルカディアにあり…グエルチーノ

 

 

ホロフェルネスの首を斬るユーディット…カラヴァッジョカラヴァッジョの追随者

 

ヴァニタス…キャンドルライトマスター(カラヴァッジョの追随者)

 

ベアトリーチェ・チェンチ…グイド・レーニ

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ…アルベロベッロ

2024年12月22日 | イタリア

アルベロベッロの第11弾では、お土産屋やレストランが並び、観光客にも人気のリオーネ・モンティ地区の様子を

お届けします。

石灰岩を薄く加工した石板を積み上げたとんがり屋根のトゥルッロ(複数形はトゥルッリ)の家並みで人気のアルベロベッロには

トゥルッリの集まる2つのエリアが町の東西に存在していますが、西側の丘に広がっているのが、お土産屋やレストランが並び観光客にも

人気のあるリオーネ・モンティ地区です。リオーネ・モンティ地区はなだらかな丘の斜面に沿って数本の道が並んでいます。

一番の賑わいを見せているモンテ・サンン・ミケーレ通りの先には、1926年建立、伝統的なトゥルッリの屋根と鐘楼を持つサンタントニオ教会が

建っています。東側の主として居住地区のアイア・ピッコラ地区のトゥルッリも屋根の造りは殆ど同じですが、リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ

のとんがり屋根には月や太陽、ハートなどの紋章が描かれている家が多いのが特徴です。これらの紋章の正確な意味はよく分かりませんが、キリスト教

が浸透する以前の異教や魔術信仰のシンボルや、魔除けなどの意味があると考えられているようです。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北5日目(帰国日)の食事

2024年12月08日 | 台湾
台湾5日目(帰国日)の食事です。
 
帰国日の午前中はホテルでスーツケースの荷造りをしてチェックアウト。近くの晴光市場で昼食を取った後、足つぼマッサージをしてから空港に向かったので
観光の写真はありません。
 
■三媽臭臭鍋
体調もほぼ戻ったし、台湾最後の食事はお鍋を頂くことにしました。
 
・香茅咖哩鍋全景
店名の通り臭豆腐を入れた臭臭鍋が有名な店なんですが、小生はスパイスの刺激が欲しくてカレー鍋を頂くことにしました。鍋にはセルフサービスで白飯や魯肉飯、
アイスクリームなどが付いてきます。右側の白い棒状のものはお餅(追加注文)です。
 
・香茅咖哩鍋の基本セット
カレースープの中は野菜、アサリ、蝦、豆腐、豚肉、練り物、春雨、カニカマなど具沢山です。
 
・追加注文の牛肉
 
・追加注文の豚肉
お肉を一皿ずつ追加しました。
 
■双妹嘜養生甜品
昼食後、足つぼマッサージの施術を受けてまだちょっと時間的な余裕があったのでデザートを頂きました。
 
・紅豆紫紫米
ヘルシーなデザートを提供することを追及している人気店です。小生は黒餅米を使った冷たいお汁粉を頂きました。
 
■松山機場ラウンジ
前回(4月)以降、台北松山空港のラウンジがリニューアル、規模もかなり大きくなっていました。フライト前にちょっと頂きます。
 
・フルーツ、焼き芋、茶葉蛋
台湾滞在中あまり食べていなかったフルーツを頂きます。メロン、パイナップル(この後スイカも)頂きました。台湾の焼き芋は日本の様なホクホクなタイプではなく、
ねっとりとしています。茶葉蛋というのは紅茶や烏龍茶、ジャスミン茶などの茶葉で煮込んだ茹で卵です。
 
・アイスクリーム
新しいラウンジではアイスクリームも提供されていました。小生はマンゴー、ストローベリー、チョコレートを頂きました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北4日目の食事

2024年12月07日 | 台湾
台北4日目の食事です。
 
昼食は東海岸ツアーの途中、蘇澳港で頂きました。1時間ほどのフリータイムで南店宮金媽祖廟の前に並ぶいくつかの
屋台に毛が生えたほどの小さな店の一つに飛び込みました。
 
■港町小吃
 
・酥炸白帶魚
白身魚のフリットです。
 
・鹹酥蝦飯
小海老の唐揚げや牛蒡のほぐしたもの、ブロッコリー、鶏肉のほぐしたもの、コーンと人参の煮込みなどがたっぷり乗った
お重です。これは予想を大きく超えてきました。美味しいし、バランスも良いし、さらに値段もリーズナブルで大満足でした。
 
昼食を頂いた後、出発まで未だ時間があったので、近くの豆花店で軽いデザートを頂きます。
 
・紅花湯
よぼよぼのおじいさんが一人でやっている(商売っ気は全く無し)お店です。小豆を煮込んでいたので、冷たいものを食べたいと
かなり苦労して伝えました。小豆に氷を入れて冷やしてくれました。甘さも控えめでとても美味しい上に、サービスで芋圓
(タロイモ団子)をトッピングしてくれました。
 
■噶瑪蘭威士忌酒廠
カバランウィスキーの試飲です。
 
・4種類のテイスティング
左から、トリプル・シェリーカスク熟成、ワイン樽熟成、ポートカスク・カスクストレングス、最後はこの蒸留所だけで
販売しているモルト・ピーティー・カスクストレングスです。最近はウィスキーをほとんど飲んでいないので、以前のような
細かな評価は難しいんですが、いずれもとっかかりの華やかで甘い薫りが特徴的ですかね。ただ揮発成分が多いのか、
ちょっと時間が経つと印象がかなり変化、地味な感じになっていました。
 
・アイスクリーム
テイスティング、ショップ巡りを終えた所にあったアイスクリームショップでアイスを頂きました。選んだのは抹茶、マンゴーです。
 
晩御飯はツアーから台北に戻って、ホテルまでの帰り道で気になっていたお店に入ってみました。
 
■威士威酒食超市
少なくともこの1年以内に出来たお店です。はじめはワインやウィスキーのショップだと思っていたんですが、中でお酒と
つまみを楽しむことが出来ることに気が付いて興味があった所です。
 
・SELVANEVADA 2021
スペイン、リオハの赤ワイン、ブドウはテンプラニーリョ、グラシアーノ、ガルナッチャ ティンタ 、マズエラです。赤いベリーや
シナモンの薫り、ややドライで樽香がかなり出ています。
 
・生牡蠣
台湾の小粒なものではなく、広島産の牡蠣でした。
 
・ドイツ産ソーセージ
なんと200gの大盛りです。しっかり詰まった肉肉しさが美味しいけれど、ちょっと食べ疲れです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北4日目…東澳湾、蘇澳港、蘇澳冷泉公園、噶瑪蘭威士忌酒廠

2024年12月07日 | 台湾
台北4日目は、日本で予約していた噶瑪蘭威士忌酒廠(カバラン蒸留所)と台湾の東海岸を廻るツアーに
参加しました。
 
台北駅に集合、9時半に出発です。参加者は小生の他、中国系の方2名、おそらく中東系のご家族3名、の全7名でした。
 
■東澳湾(粉鳥林)
台北から東海岸へは、間に山があるため以前は海岸周りでアクセスも大変だったようですが、この山を貫通する
全長12km以上のトンネルが出来て比較的短時間で行けるようになっています。
 
およそ1時間半ほどで最初の海岸へとやって来ました。
 
・粉鳥林の海岸
生憎の天気(冬場は東海岸は雨がとても多いのだそうです。幸い霧雨程度で何とかなりました)で、まるで水墨画の様な
色彩ですが、砂ではなく岩だらけの海岸と、そこに打ち付ける波の迫力が伝わってきました。
 
・岩だらけの海岸に立つ積み石
海岸にはいくつもの積み石がありました。
 
・定置網で捕獲した魚の販売
岩だらけの海岸の裏には小さな漁港がありました。どうやら定置網漁をしているようで、我々が到着した時にはわずかな量の
魚でしたが、地元の方が購入に来ていました。
 
■蘇澳港
 
・蘇澳港
続いては蘇澳港という所にやって来ました。船が両側に並ぶ入り江の様な港ですが、実際にはかなり複雑で入り組んだ
地形のようです。漁港に併設して(ここからは見えていませんが)軍港もありました。
 
・南店宮金媽祖廟
蘇澳港に対座してひときわ目立っている媽祖を祀る廟です。
 
・祭壇の媽祖
媽祖が飾られています。実際には見に行きませんでしたが、2階、3階にも媽祖の像が飾られてるようです。
 
この蘇澳港で各自で昼ご飯を食べてからさらに東海岸を巡ります。
 
■豆腐湾
 
・豆腐湾
実は蘇澳港の右手に見えていた山の反対側に広がる湾です。地図を見ないと本当にどのようにつながっているのか
よくわかりません。
 
・鯨の像
湾に沿った遊歩道には鯨が海面に飛び込んだ像がありました。
 
■蘇澳冷泉公園
海岸の見学はここで終了、次は台湾でも唯一の炭酸冷泉で有名な蘇澳にある蘇澳冷泉公園にやって来ました。
 
・蘇澳冷泉公園の眺め
とても人気がある冷泉なんだそうですが、さすがに冬は閑古鳥が鳴いています。足湯(?)も水が抜かれていました。
 
・冷泉
唯一冷泉が満たされていた池です。手を付けてみましたが、あまり泡が付く様な感じではありませんでした。
 
・有料風呂の案内
細々ではありますが、有料の冷泉の方は営業をしていたようです。
 
■噶瑪蘭威士忌酒廠
最後はカバランウィスキーで有名な噶瑪蘭威士忌酒廠へと向かいます。
 
・噶瑪蘭威士忌酒廠の建屋
いくつも建屋が並んだとても広い敷地でウィスキーを製造しています。
 
・発酵曹
見学ツアーもあるようですが、我々はフリーに見学コースを歩きました。麦芽の糖化のあと発酵をおこなう部屋です。
 
・ポットスチル
単式の蒸留釜です。
 
・連続式蒸留釜
隣には連続式の蒸留釜も並んでいました。
 
・保管庫
極一部ですが保管の状態も見ることが出来ました。スコットランドなどで熟成中に樽から蒸発して減ってします天使の分け前、
台湾では気候もあって倍以上になってしまうんだそうです。
 
この後はテイスティングルームで4種類のウィスキーの試飲(有料)を楽しんで、ショップも冷やかして帰路につきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台北3日目の食事

2024年12月05日 | 台湾
台北3日目の食事です。
 
体調不良からようやく立ち直ってきた小生。まだまだ固形物への不安はありますが、昼ご飯は深坑老街のレストランで
豆腐を主体に頂くことにしました。
 
・蒜香臭豆腐
臭豆腐をまるごとニンニクが効いたスープで煮込んでいます。匂いはそれほど気になりません。とにかく熱くて
大変でした。
 
・炸手工豆腐
あまり漬け込んでいない臭豆腐を小さなブロックにして揚げています。これでも小サイズを選んだんですが、
とんでもない山盛りでした。夜市などで泡菜と一緒に食べるスタイルとは異なり、ニンニク醤油の付けダレが
付いてきました。
 
・炒麵
焼きそばなんですが、こちらもボリュームが半端じゃありません。思うに小生のように一人飯のお客は稀有で、
料理は基本取り分けて食べる分量になっているのでしょうね。残念ながら焼きそばは半分も食べずに残してしまいました。
 
それでも料理をお腹に入れても気持ち悪くなったりしないことが分かったのは有難かったです。深坑からさらにバスを
乗り継いで別の街に行くことも考えていたんですが、大事を取ってホテルに戻ることにしました。
 
ホテルに入る前、近くで冷たいものを頂くことにしました。
 
・雪冰
牛乳を凍らせたミルク氷のかき氷です。通常の氷のかき氷と比べるとふわっとした柔らかさが際立ちます。
トッピングは小豆(紅豆)、仙草ゼリー、タロイモペーストです。
 
晩御飯は遠出は避け、ホテルの前の雙城街夜市に隣接する晴光市場の中のお店で頂きました。
 
・肉粽
豚の角煮が入った台湾風の粽です。餅米のねっとりした食感の中に角煮や栗が入っています。たれやパクチーを
掛けるのが台湾らしいですね。
 
・スープ
粽についてきたスープです。具には甜不辣(日本の天ぷらとは違って練り物)がはいっています。
 
頑張ればもっと他の物も食べられそうでしたが、ここは自粛してデザートを頂きます。
 
・丁香豆花
こちらも晴光市場の中のお店です。一般的な白い豆花ではなく、
玉子を練りこんだやや黄色がかった豆花が特徴となっています。トッピングは3種選べたので豆三昧(紅豆、緑豆、大豆)にしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする