台北4日目は、日本で予約していた噶瑪蘭威士忌酒廠(カバラン蒸留所)と台湾の東海岸を廻るツアーに
参加しました。
台北駅に集合、9時半に出発です。参加者は小生の他、中国系の方2名、おそらく中東系のご家族3名、の全7名でした。
■東澳湾(粉鳥林)
台北から東海岸へは、間に山があるため以前は海岸周りでアクセスも大変だったようですが、この山を貫通する
全長12km以上のトンネルが出来て比較的短時間で行けるようになっています。
およそ1時間半ほどで最初の海岸へとやって来ました。
・粉鳥林の海岸
生憎の天気(冬場は東海岸は雨がとても多いのだそうです。幸い霧雨程度で何とかなりました)で、まるで水墨画の様な
色彩ですが、砂ではなく岩だらけの海岸と、そこに打ち付ける波の迫力が伝わってきました。
・岩だらけの海岸に立つ積み石
海岸にはいくつもの積み石がありました。
・定置網で捕獲した魚の販売
岩だらけの海岸の裏には小さな漁港がありました。どうやら定置網漁をしているようで、我々が到着した時にはわずかな量の
魚でしたが、地元の方が購入に来ていました。
■蘇澳港
・蘇澳港
続いては蘇澳港という所にやって来ました。船が両側に並ぶ入り江の様な港ですが、実際にはかなり複雑で入り組んだ
地形のようです。漁港に併設して(ここからは見えていませんが)軍港もありました。
・南店宮金媽祖廟
蘇澳港に対座してひときわ目立っている媽祖を祀る廟です。
・祭壇の媽祖
媽祖が飾られています。実際には見に行きませんでしたが、2階、3階にも媽祖の像が飾られてるようです。
この蘇澳港で各自で昼ご飯を食べてからさらに東海岸を巡ります。
■豆腐湾
・豆腐湾
実は蘇澳港の右手に見えていた山の反対側に広がる湾です。地図を見ないと本当にどのようにつながっているのか
よくわかりません。
・鯨の像
湾に沿った遊歩道には鯨が海面に飛び込んだ像がありました。
■蘇澳冷泉公園
海岸の見学はここで終了、次は台湾でも唯一の炭酸冷泉で有名な蘇澳にある蘇澳冷泉公園にやって来ました。
・蘇澳冷泉公園の眺め
とても人気がある冷泉なんだそうですが、さすがに冬は閑古鳥が鳴いています。足湯(?)も水が抜かれていました。
・冷泉
唯一冷泉が満たされていた池です。手を付けてみましたが、あまり泡が付く様な感じではありませんでした。
・有料風呂の案内
細々ではありますが、有料の冷泉の方は営業をしていたようです。
■噶瑪蘭威士忌酒廠
最後はカバランウィスキーで有名な噶瑪蘭威士忌酒廠へと向かいます。
・噶瑪蘭威士忌酒廠の建屋
いくつも建屋が並んだとても広い敷地でウィスキーを製造しています。
・発酵曹
見学ツアーもあるようですが、我々はフリーに見学コースを歩きました。麦芽の糖化のあと発酵をおこなう部屋です。
・ポットスチル
単式の蒸留釜です。
・連続式蒸留釜
隣には連続式の蒸留釜も並んでいました。
・保管庫
極一部ですが保管の状態も見ることが出来ました。スコットランドなどで熟成中に樽から蒸発して減ってします天使の分け前、
台湾では気候もあって倍以上になってしまうんだそうです。
この後はテイスティングルームで4種類のウィスキーの試飲(有料)を楽しんで、ショップも冷やかして帰路につきました。