イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ…アルベロベッロ

2024年12月22日 | イタリア

アルベロベッロの第11弾では、お土産屋やレストランが並び、観光客にも人気のリオーネ・モンティ地区の様子を

お届けします。

石灰岩を薄く加工した石板を積み上げたとんがり屋根のトゥルッロ(複数形はトゥルッリ)の家並みで人気のアルベロベッロには

トゥルッリの集まる2つのエリアが町の東西に存在していますが、西側の丘に広がっているのが、お土産屋やレストランが並び観光客にも

人気のあるリオーネ・モンティ地区です。リオーネ・モンティ地区はなだらかな丘の斜面に沿って数本の道が並んでいます。

一番の賑わいを見せているモンテ・サンン・ミケーレ通りの先には、1926年建立、伝統的なトゥルッリの屋根と鐘楼を持つサンタントニオ教会が

建っています。東側の主として居住地区のアイア・ピッコラ地区のトゥルッリも屋根の造りは殆ど同じですが、リオーネ・モンティ地区のトゥルッリ

のとんがり屋根には月や太陽、ハートなどの紋章が描かれている家が多いのが特徴です。これらの紋章の正確な意味はよく分かりませんが、キリスト教

が浸透する以前の異教や魔術信仰のシンボルや、魔除けなどの意味があると考えられているようです。

 

 

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高雄4日目の食事

2024年11月29日 | イタリア
高雄4日目の食事です。
 
昼ご飯はMRT左營駅からバスで佛光山まで行き、そこで簡単に頂きました。
 
・魚丸湯
魚のつみれ団子のスープです。鰹節の出汁のスープに台湾らしい固い魚団子が入っています。
 
・牛肉麺と 滷蛋
牛コツをベースにした醤油味のスープに豆板醤をいれてちょっと辛くしたスープに面と煮込んだ牛肉の塊りがごろっと
入っています。煮卵も入れてもらいました。
 
佛陀紀念館エントランス(礼敬大庁)で疲労回復と暑さ対策でデザートを頂いて休憩しました。
 
・ミックスソフトクリーム
バニラとチョコレートのミックスです。カップに入っているんですが、コーンも乗っかっています。
 
・冬瓜檸檬のスムージー
このところすっかり気に入っている冬瓜レモンをスムージーで頂きました。
 
■瑞豐夜市
晩御飯は瑞豐夜市の中で頂きました。
 
・酸辣湯
 
・脆皮生煎
薄皮仕立ての小籠包です。合わせて胎盤の酸辣湯も頂きます。
 
・羊肉鍋
羊肉メインの鍋に追加の羊肉と牛肉を入れてもらいました。キャベツは発酵して酸味がある泡菜と言うものを使っています。
 
・QQ地瓜球
 
・冬瓜檸檬ジュース
こちらはホテルに持ち帰って頂きました。地瓜球の食感がどうにも癖になってしまいそうです。
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マダマ宮殿(市立古典美術館)…トリノ

2024年11月17日 | イタリア

トリノの第13弾では、トリノ王宮の前カステッロ広場に面して建つマダマ宮殿をご紹介します。

遡れば元々は古代ローマの砦だった場所(現在でも地下に遺構が残っています)に14世紀にサヴォイア家につながるアカイエ家が

城を構築し、1640 年代以来 2 人の王室夫人の公邸として使われていました。これが通称マダマ’(マダム)宮の由来となっています。

城塞として建築されていたので、現在正面の豪華なファザードから一転裏に回ると2つの塔を持つ城塞の姿を残しています。

現在この宮殿は改修を経て市立古典博物館として公開されていると共に、「サヴォイア王家の王宮群」として世界遺産の一つとなっています。

美術館は1934年の開館ですが、コレクションは1832年開設の王室美術館まで遡るのだそうです。1階にはゴシックとルネッサンスの作品、

2階はバロックの作品、3階には陶磁器、ガラス製品などが収納されています。

 

 

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サンテウストルジョ大聖堂…ミラノ

2024年11月10日 | イタリア

ミラノの第23弾では、サンテウストルジョ大聖堂をご紹介します。

ミラノのドゥオーモの南西方向、ポルタ・ティチネーゼ通りがティチネーゼ門に突き当たるすぐ手前に建つサンテウストルジョ大聖堂は

ミラノに残る初期のキリスト教大聖堂の一つで4世紀の中頃に建てられています。初期の名称は3 人の賢者に由来して「バシリカ トリウム マゴルム」

と呼ばれていましたが、現在教会は4世紀のミラノの司教聖ユーストルギウスに捧げられています。

教会のファザードはレンガ造りで切妻風となっていますが、これは19世紀の半ばに12世紀頃のデザインに基づきネオロマネスク様式に

修復されたものとなっています。

正面から後陣までが70mもの長さがある教会内部は3身廊となっています。主祭壇を飾るのは14世紀末に複数の彫刻家によって制作された

受難のアンコーナとなっています。大理石の多翼祭壇画は、浮き彫りに彫刻された 9 枚のパネルで構成されています。

教会の右手にはルネサンス様式の高貴なプリヴィオ家の礼拝堂があり、使徒聖ヤコブと司教聖ヘンリーの間に子供を持つ聖母が描かれた多翼祭壇画が

飾られています。また教会の右手奥には初期キリスト教の遺跡が残っています。

 

 

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サン・セラフィーノ・ダ・ モンテグラナーロ教会…アスコリ・ピチェーノ

2024年11月03日 | イタリア

アスコリ・ピチェーノの第11弾では、サン・セラフィーノ・ダ・ モンテグラナーロ教会をご紹介します。

サン・セラフィーノ・ダ・ モンテグラナーロ教会は、アスコリ・ピチェーノの旧市街から街の北側、トレント川に掛かるソレスタ橋を

渡ったエリアに建つカプチン会の教会(と修道院)です。教会はモンテグラナーロ出身で、17世紀初頭に没し、1767年に教皇

クレメンス13世によって列聖された聖セラフィーノに奉献されています。現在の教会は 1771 年にカプチン会修道士によって再建され

ています。教会の入り口は16世紀の列柱が並び、側面礼拝堂を備えた単身廊の教会内部には、パオロ アウグスト ムッシーニの手による

サン セラフィーノの生涯を表すフレスコ画が飾られています。主祭壇の下には聖 セラフィーノ像と遺骨が入った壺が祀られています。また

一部の祭壇画は画家オスカー・マルツィアーニによる20世紀半ばの作品で、重厚な中性のフレスコ画とは全く異なるパステル調の作品と

なっています。

 

 

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サン・フランチェスコ教会…フォリーニョ

2024年10月27日 | イタリア

フォリーニョの第6弾では、サン・フランチェスコ教会をご紹介します。

サン・フランチェスコ教会は元々は13世紀に11世紀末に遡るそれまでの古いサン・マテオ教会を取り込む形で建てられた教会です。

現在同名の広場に面して建つこの教会は、18世紀末に建築家アンドレア ヴィチの設計に基づいて改修され、19世紀半ばに

完成した新古典主義様式の教会となっています。教会の内部は単身廊で、後陣を備えた 4 つの側面礼拝堂が備えられています。

教会は現在フォリーニョの福者アンジェラの聖域となっていて、過去何世紀にもわたって小修道会会員の住居として機能してきているとのことです。

さらに教会内部には福者アンジェラと福者アンジェリーナ・ダ・モンテジョーヴェの遺体が入った骨壷が納められています。

主祭壇には聖フランシスコが聖痕を受けた様子が描かれています。

 

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オストゥーニの細い道

2024年10月20日 | イタリア

オストゥーニの第11弾では、旧市街の中に広がる細い通路の写真を集めてみました。

プーリア州のブリンディジ県の海岸から8kmほどの小高い丘の上に広がるオストゥーニの旧市街はプーリア州に点在する白い街の

一つとして知られています。住居も兼ねる白い城壁に囲まれた旧市街の中には、最も高い位置に立つ大聖堂を取り囲むように細い道が

いくつも続いています。複雑な小路に入り込むとまるで迷路のような美しい道や階段の連続に思わず迷子になってしまいそうな感覚に

陥ります。

 

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ヴァルヴァ スルモーナ教区博物館…スルモーナ

2024年09月22日 | イタリア

スルモーナの第2弾では、旧市街の中心ガリバルディ広場に面して建つサンタ・キアラ教会に併設されたヴァルヴァ スルモーナ教区博物館を

ご紹介します。

バロック様式のサンタ キアーラ教会は公開されていませんでしたが、その隣の修道院部分がヴァルヴァ スルモーナ教区博物館として

点数は少ないながらもスルモーナ大聖堂やその他の市の教会、教区から 12 世紀~19 世紀の作品が集められています。

 

・聖ビアッジョ…木像、15世紀

・聖母子…木像、15世紀

・十字架…木製、15世紀

・釣鐘…ブロンズ、15世紀

・キリストの磔刑…フレスコ画

・福音者ヨハネ、聖パオロ、聖ピエトロ、洗礼者ヨハネ…板絵、16世紀

・聖ジャコモ…油絵(板絵)、16世紀

・キリスト降架…油絵(板絵)、16世紀

・十字架…石(?)、16世紀

・聖母の誕生…油絵、17世紀

・キリストの磔刑…油絵、17世紀

・ご訪問…油絵、18世紀

・聖母子と諸聖人…17~18世紀

・最後の晩餐…フレスコ画

・ピエタ…フレスコ画

 

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タルクィニアのカテドラーレ

2024年09月15日 | イタリア

タルクィニアの第1弾では、イタリア国鉄のタルクィニア駅から旧市街へのバスが着くカブール広場から程近くに建つ

カテドラーレをご紹介します。

タルクィニアはエトルリア時代のネクロポリスが有名ですが、そちらはまた別の機会にご紹介の予定です。

バスを降りて、すぐ近くの細い道を左に入っていくと直ぐに見えてくるタルクィニアの大聖堂はサンタ マルゲリータ大聖堂の

名前で、聖マルゲリータと聖マルティーノに奉献されています。教会が建立されたのは1260年で、1435年に大聖堂に

昇格しています。残念ながら1643年に火災によって大部分を失った後、再建されさらに19世紀には新古典主義様式に

改修されています。この改修によって内部に新たに9つの追加されたとのことですが、少なくともファザードや、3身廊の

内部は正直に言ってもあまり見所が無いものとなってしまいました。

そんな大聖堂ですが、半円形の後陣部分にはバロック様式の主祭壇が残っており、素晴らしいフレスコ画を見ることが出来ます。

 

 

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サン・ジミニャーノの街並み

2024年09月08日 | イタリア

サン・ジミニャーノの第7弾では、城壁に囲まれた旧市街の内外の街並みの写真を取り揃えてみました。

今回の写真は2005年、2006年にフィレンツェから日帰りで訪問した時の物ですが、当時はフィレンツェからのプルマンを

ポッシボンシ駅近くのバス停で降り、道の反対側に来るサン・ジミニャーノ行きのプルマンに乗り換えるというちょっと不安な行程

でしたが、現在はポッシボンシのイタリア国鉄駅の前にしっかりしたバスステーションが出来ているので乗換もかなり楽になっています。

また当時はドゥオーモなど主要な教会の内部が撮影禁止となっていたので、内部の写真は殆どありません。それでもサン・ジミニャーノの

街の魅力は十分に感じられました。

 

 

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ジョヴィナッツォの風景

2024年09月01日 | イタリア

ジョヴィナッツォは、プーリア州の州都バーリから北方に約5kmの所にある海岸沿いの町です。

バーリの北側に並ぶ5つの港町バルレッタ、トラーニ、ビシェーリエ、モルフェッタ、ジョヴィナッツォの中では一番人口の少ない

ジョヴィナッツォですが、小さな漁港に面して半島部に広がる旧市街は入り組んだ細い道と小さな教会が点在する魅力的な街です。

イタリア鉄道の駅から旧市街迄は1km以上歩くことになりますが、ここでは旧市街のある半島の先端部に建つ大聖堂(サンタ・マリア・アッスンタ教会)を

中心に旧市街の街並みの写真をそろえてみました。

 

 

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ピアチェンツァのぶらり歩き

2024年08月25日 | イタリア

ピアチェンツァの第5弾では、駅から見所の大聖堂、サン・タントニオ聖堂、サン・シスト教会を巡る道のりで見かけた

教会や建物を並べてみました。

駅前に広がる市立公園に建つ銅像を過ぎると、それに続く三角形のメルルッツォ庭園に面してサン・サヴィーノ聖堂が建っています。入り口は

閉ざされていましたが、開いていた扉から内部を少しだけのぞき込むことが出来ました。ちなみに聖サヴィーナ(聖サビヌス)はピアチェンツァの

第 2 代司教です。

メルルッツォ庭園を過ぎて大聖堂へと向かうレニャーノ通りの角には小さなサン・ロッコ教会が建っています。16世紀に建てられたこの教会の

内部は質素な外観とは異なり、後期バロック様式やロココ様式の豪華な装飾が施されています。

大聖堂前の広場を過ぎ、サン・タントニオ聖堂が面するスカタブリニ通りには古い宮殿が並んでいます。

サン・シスト教会の手前にはロマネスク様式の柱頭をもつアーチで飾られたファザードを持つサンテウフェミア教会が建っています。残念ながら

土曜日、日曜日しか公開されていないので内部は見ることが出来ませんでした。

この後はファルネーゼ宮の方へと歩きますが、途中既に廃教会となったカルミナ教会の姿が見えていました。ファルネーゼ宮を過ぎてピアチェンツァ駅に

戻る途中にはベネディクト教会の姿もありました。

 

 

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国立古典絵画館(バルベリーニ宮)その1…ローマ

2024年08月18日 | イタリア

ローマの第58弾では、バルベリーニ宮(国立古典絵画館の写真を取り揃えました。

ローマの地下鉄A線のバルベリーニ駅前のバルベリーニ広場からクワトロ・フォンターネに向かって坂道を上る途中に建つ

バルベリーニ宮は、17世紀前半にバルベリーニ家出身のウルバヌス8世のために、もともとスフォルツァ家の邸宅があった土地に

建築されたバロック様式の宮殿です。現在は国立古典絵画館として公開されています。

 

 

 

 

 

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サンタ・マリア・マッジョーレ教会…フィレンツェ

2024年08月11日 | イタリア

フィレンツェの第23弾では、フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅からサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会(ドゥオーモ)へと

向かうときに誰もが目にはしているものの、中に入る人はまずいないだろうと思われるサンタ・マリア・・マッジョーレ教会をご紹介します。

教会はサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会へと続くデ・チェッレタニ通り沿いに建っているんですが、シンプルで粗い一造りのファザードなので

あまり観光客の注目を引くことはないようです。しかしながらその内部は外観からは想像できないほどの豪華絢爛で美しい教会です。

現在とは構造は異なるものの、教会は 8 世紀のロンバルディア時代にはすでに存在しており、931 年の文書に記録が残っているそうです。

シトー派に引き継がれた教会は13 世紀にゴシック様式で再建されています。さらに17 世紀から 18 世紀にかけて、いくつかの祭壇、祭壇画、

フレスコ画が設置されています。

内部は3身廊のバシリカ様式で、左右の側廊には礼拝堂がならんでいます。また柱にもフレスコ画が数多く残っています。

 

 

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トロント川の向こう側…アスコリ・ピチェーノ

2024年07月28日 | イタリア

アスコリ・ピチェーノの第10弾では、旧市街の北側を流れるトロント川の向こう側をご紹介します。

カプッチーナ門をくぐってトロント川に掛かるソレスタ橋を渡ります。橋を渡るとすぐ目の前には17世紀につくられた

公共洗濯場が上を通る道を支えるアーチの下に設けられています。洗濯場の内部には12世紀に遡る古い建築の遺跡も見つかっているそうです、

この洗濯場の水源については2つの伝承があり、一つ目はアスコリ・ピチェーノの守護聖人である聖エミーディオが洗礼に使う水を石を叩いて

手に入れたというもの、もう一つは聖エミーディオの首を切り落とした際に首が転がった先の石から湧き出したものとなっています。

洗濯場を左に見ながら少し歩くと、交差点の角に八角形の小さな赤い建物が見えてきます。これは聖エミーディオのロッソ(赤)神殿と呼ばれている

宗教施設です。元々は聖エミーディオが迫害中に仲間と共に非難した場所、その後斬首の刑を受けた場所、墓の場所とされています。小さな礼拝堂が

設けられていましたが、18世紀に聖エミーディオの神殿に変わっています。全体が赤く塗られているのは殉教者が流した血を思い起こさせるため

なのだそうです。

 

 

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