『『恐竜博2019』(4) モンゴルからの最新の研究』の続きだぶー
今回の『恐竜博』ではデイノニクス、デイノケイルスに並んで
目玉の展示があったんだぶー
それがむかわ竜だぶー
このむかわ竜は世界初公開だぶー!
むかわ竜の最初の化石は2003年に発見されたんだぶー。
日本では1984年に岩手県で「モシリュウ」が発見されて以来
今まで1道17県で恐竜の化石が発見されているんだぶー。
特に福井県付近ではいっぱいの化石が発見されているんだけど
今回のむかわ竜は北海道で発見されたんだぶー!
むかわ竜は「白亜紀の牛」と呼ばれるハドロサウルス類に属する恐竜だぶー。
むかわ竜の祖先は8400万年前にはすでに東アジアの東縁に住んでいて
そのあと、他の地域と隔離されて独自の進化をしたと考えられているらしいぶー。
そして、このむかわ竜は今年の9月に親属新種と認められたんだぶー
だから、最初行った時には『むかわ竜』って紹介されていたけど
二度目に9月に行った時には展示に正式名の
『カムイサウルス』って表示が追加されていたぶー
そして復元骨格の他に実物の化石も展示してあったぶー
むかわ竜は222個、約8割の骨が発見されているんだぶー。
だから、展示されている化石も大分全体がわかる形になっているぶー。
そして、むかわ竜の骨の断面も展示してあったぶー
爬虫類の骨は木の年輪みたいに成長停止線っていうのが残りやすいんだって。
だから、そこから年齢や成長具合がわかるらしいぶー。
だから、むかわ竜も同じ感じで骨の断面を調べる事によって
年齢とかかが推測できるらしいぶー。
ちなみに、この調査で生まれて最初の3、4年は急成長して
その後7、8歳で成長が遅くなって成熟した大人の恐竜になっていた事がわかるらしいぶー。
そして、むかわ竜の展示エリアには他にも日本で発見された
恐竜をテーマに色々な恐竜の展示があったぶー。
まずはホベツアラキリュウだぶー
ホベツアラキリュウは1975年に北海道の穂別町を流れる
穂別川の支流で荒木さんっていう人が発見した首長竜らしいぶー。
だから、恐竜の名前に『ホベツ』と『アラキ』が入っているんだぶーね!
首長竜とドラえもんの映画にも出てきた
馴染みのある恐竜だから見れて良かったぶー
この写真は復元骨格なんだけど実際の化石も
部分的だけど展示してあったぶー。
まずは後肢の一部だぶー
これは見るからにヒレっぽい感じがして分かりやすいぶーね!
そして頸椎だぶー!
そしてフォスフォロサウルスの復元骨格もあったぶー
フォスフォロサウルスは2009年に北海道むかわ町にある
パンケルサノ沢っていう所で発見されたらしいぶー。
この恐竜はモツツウルス類の恐竜みたいなんだけど
この恐竜はモササウルス類で一度も確認されていなかった
両眼視を示す特徴があったんだって。
この両眼視によって暗い環境下での狩りに対する適応があったと考えられるらしいぶー。
そして他にもモササウルス類の化石が展示してあったぶー
この化石はモササウルス類として日本で発見された
初めての全身骨格化石なんだって。
しかも、他のモササウルス類にはない大きなあしヒレが特徴で
だから新種ではないかって考えられているらしいぶー。
そして最後はティラノサウルスが居たぶー
これは、たぶん日本の恐竜の恐竜と関係なく
『恐竜博』といえばって感じで展示してある感じだったぶー。
まぁ、たしかに恐竜の展示だったらティラノサウルスは
絶対にあって欲しい展示だぶーね!
ちなみに、この子は前回の『恐竜博』でも展示されていた
「スコッティ」っていう愛称で呼ばれているティラノサウルスの復元骨格だぶー。
『『恐竜博2019』(6) 恐竜たちの絶滅』に続く