本日、最後は若冲です。
この本だけは、他の3冊(ミュシャも入れてね)とは構成が違っていて、
「『鳥獣花木図屏風』がぬりえになった!」と書かれているとおり
この一枚の絵をいくつにも分割して、各部分の格子の大きさ(つまり縮尺)も
変えてあります。
なんだか不思議な構成です。
どうしてこうしたんだろう?と思います。
きれいに切り離せる本なので、各部分が全部同じ縮尺なら、
全部塗り終えたときに一枚の絵としてつなぎ合わせるとか
(やるかやらないかは別としてw)
できただろうに、と思わなくもないです。
それはともかく、各部分の線画は升目の上に描かれているので
升目を使って遊ぶ塗り方もできると紹介されています。
塗り絵のページは、こんな感じ。
実は、この本の中身を画像検索したときに、虎の顔のドアップのページばかり
いくつも見つかっていたのですが、まさかこういう構成とは知らず…。
この本が届いた後に、あの絵は間違いなくこの本だったのねと思った次第。
若冲として、ではなくて、独創性を試される塗り絵wとして見ると
面白いかもしれないなと思います。
さて、お盆休み、一枚ぐらい何か仕上げられるでしょうか。
若冲 ぬりえ どうぶつえん: Jakuchu Zoo Coloring Book (小学館アートぬりえBook) | |
山本 毅 | |
小学館 |