続 『とろ』のトロント奮闘記

カナダ人の旦那(相棒)&生粋日本人のワタクシ(とろ)プラス猫(Bobo)のトロント生活

Bobo 永眠

2017年05月21日 | ねこ

5月20日(土)夜7時半頃、Boboが天国へ旅立っていきました。

正確には、とろ達が安楽死するという決断を下さないといけませんでした。

20日の朝までご飯もおやつも食べるし、お水も飲めるし、キティリターで用もたせるし、安楽死なんて選択肢は全くありませんでした。

でも、夕方になって呼吸困難気味になり、音を立てて息をしているし、辛そうになってきました。

急きょエマージェンシーに行って見てもらうと、肺の空気の入る部分が随分と狭く、何も手の施しようがないと言われました。

数日前まで、バルコニーでお昼寝も夕寝も一緒にしたり。。。

水曜日の夜は、ソファーの上でとろと一緒に一晩寝ました。

Boboの命を人間が勝手に絶ってもいいものかとずっと悩んでいましたが、痛みを取ってあげられるわけでもなく、苦しそうに息をしているのを見ると、楽にさせてあげたいと思いました。

何度も何度もはぐをして、ありがとうをいっぱい言いました。

本当に、Boboがいなかったら薬剤師の資格も取れていなかったし、カナダにだって住み続けられなかったし、自殺だってしていたかもしれない。私のどん底だった時をずーっとそばで支えてくれたBobo。

相棒が、「とろはもう一人で大丈夫、自分がいなくてもいいって時まで頑張って生きてくれていたんだよ。」って。

Boboはちょっと特殊な猫で、本当にとろにしか懐かなかったので、余計に私の思い入れが強くなってしまいました。

人って、24時間、涙を流し続けられるんですね。明日からひどい顔で仕事に行かないといけません。。。

相棒がここまで泣くのも見たことありませんでした。

最後は、とろの膝の上で、眠りながら息を引き取りました。初めてうちにやって来た時と同じ様に。

ここのエマージェンシーでは、ソファのある部屋でプライベートに処置をしてくれました。

Boboにはもう触れることはできないけど、たくさんの楽しい思い出と今の生活を確立できたのはBoboのお陰だから、無駄にしないように頑張って生きて行かないとっ。


2017 Japan 草津温泉 旅館

2017年05月18日 | 旅行

友達との女二人旅、草津温泉の続き。

宿泊したのは、中村屋旅館。

私が勝手に猫がお出迎えしてくれるということで予約しました。

玄関を入ると、やはり猫ちゃんがお出迎え。

温泉は、貸切風呂になっていて、確か4つほどあった。

どれも、ものすごーく熱い。さすがの私も数分入るがやっと。私の友達は、腰まで浸かるのがやっと。。。

夕飯は、ちょっと他の旅館とは違う感じで、どれもとても美味しく、お腹がパツパツになった。

食べきれなかった炊き込みご飯は、おにぎりにして夜食用にしてくれました。

こちらは、お刺身。

食後、散策に出てもよかったのですが、とにかく寒くて、旅館の窓から湯畑の写真を撮って、そのまま部屋に籠りしゃべりまくりました。

朝食。猫の手形付き卵焼き!

これまたお腹いっぱいになり、ジーンズが閉まらないくらい。。。

翌朝は、宿泊客による写真撮影がロビーで始まりました。

この辺り、温泉の酸性度が強いため、車のトヨタとか日産とかのマークが黒くなっていたり、お風呂は地下に作ってあったり、テレビやコンピューターの中まで錆びるので数年しか持たなかったり、新車を買う人はほとんどいなかったりするそう。

川の酸性水が魚を殺してしまうので、途中に中和する工場も建てられたそう。

車のマフラーが錆びて、途中で落ちちゃうこともあるらしい。

もう空気自体が酸性ってことでしょ。体には影響ないのかしらね。

帰りには、縁を結ぶという意味合いを込めて、おむすびを渡してくれました。長旅の帰り、ちょうど夕飯として新幹線の中で食べることができました。

写真には殆ど撮らなかったけど、町中を歩き回りました。今回は観光をしたので、次回は、ゆっくりと温泉に浸かりに来たいなと思います。

トロントに戻って来て1か月以上経ちましたが、まだ、日本の思い出にふけってます。

やっぱ、日本食と温泉は最高だ!!!


Ultrasound

2017年05月15日 | ねこ

今日は、4時半にBoboのUltrasoundの予約が入っていました。

もともと、早くて水曜日に予約が入れられると言われていたのですが、Boboの獣医さんが直接専門医に話をつけてくれて、月曜日にねじ込んでくれました。

で、30分ほど前に行ったのですが、予約が入っていないと言われ、隣の獣医じゃないかと言われ、そっちに確認しても予約なんて入っていないって言われたのー。

駐車場に車を止めた相棒がやって来て、確認のメールが入っているってケータイを見せると、どうやら予約の取り間違えをしたらしいということが判明。

でも、Boboは午前中からUltrasoundの為に絶食しているし、遠い獣医さんだったので、相棒が早退して車もレンタルしてやって来たのに。。。

結局、獣医さんが最後に見てくれることになり、1時間ほど待って、無事Ultrasoundとドクターと話ができました。

やはり、3~4cmくらいの腫瘍らしきものは確認されたけど、悪性かどうかの診断はまだできない。

年齢を考えると、悪性の可能性は高い。

で、Boboは一晩クリニックに泊まり、明日の朝一でBiopsyを受けることになりました。

培養後の結果は2日後。

最終的にはCTスキャンをしないと正確なことは何もわからないらしいけど、高額過ぎてそれはとろ達には無理。

とりあえず、Biopsyの結果を待ってからどうするかを決定することにしました。

本日の金額、$1457ちょっと(14万円超)。これは、明日のBiopsy等にかかる費用も入っているので、思ったよりは高くなかったわ。

ここは、獣医からの紹介なしではかかれない、高度医療センターみたいなところで、24時間体制。

たくさんの重病であろう犬や猫を見ました。大きな手術を受けて入院している犬の散歩を1匹づつしている様子や、Chemoにやって来る犬猫の順番待ち。入院中の猫の面会にやって来る人。深刻な診断をくだされて泣いている人達。

とってもヘビーだったわ。

きっと、傍から見たら、私は、気の狂った猫おばさんに見えるかもしれないけど、カナダに住み始めてつらい時期にずっとそばに寄り添ってくれたBoboは単なる猫ではないんだよ。

Boboがいなくなると、バルコニーでまったりすることも、キャンプに行くことも、辛くなるな。

正直、相棒がここまでBoboにお金を費やしてくれるとは思っていなかったので、びっくり。私よりも真剣にいろいろ調べてます。

あともうしばらく。奇跡って起こらないかしら。


Bobo...

2017年05月11日 | ねこ

本日のBobo。

見てるだけで癒されます。

しかし、ここ数日様子がおかしくて、今日は獣医さんに連れて行ってきました。

90分間も診察、説明にかかり、$1052.09(10万円)支払ってきました。

う~~~~~~~ん。

ダメかも。

レントゲンで内臓の位置が普通じゃないのと、大きな腫瘍らしきものが見つかりました。

あと、便秘がひどく、浣腸もしました。

近々、UltrasoundとBiopsyをして、診断の確定をすることにしました。

推定年齢が17歳なので、覚悟はしておかないといけないんだけど。。。

受け入れられないな。

ずっと生きてて欲しいけど、苦しまないようにしてあげないとな。


2017 Japan 草津温泉

2017年05月11日 | 旅行

今日は、帰国中、女二人旅の様子をUPします。

今回は、大学時代の友達と草津温泉へ行ってきました。

下界は、気温がぐんと上がり、桜が咲き始めるころ、草津温泉は本当に寒かった。。。途中の山道、たくさんの雪も残ってました。

富山からはかなり時間がかかり、新幹線や電車、バスを乗り継いで5時間以上かかった。特に、人身事故で電車が止まってしまって、結構待たされました。友達なんて、最寄りの駅の電車が動かず、歩いて電車の通っている駅まで移動してくれました。

彼女曰く、飛び込み自殺がすごい多いそうで、仕事の行き帰り1日に2度も電車が止まることもあるそうな。。。精神的に参っている人が多すぎて、日本の社会って、、、って思ってしまった。

小雨の降る中、温泉街についてお出迎えしてくれたのが、ぐんまちゃん。

そして、くさつのキャラクター。

湯畑。湯気がすごくて何も見えない。。。

ちょっとほかの温泉街では見られない風景。

湯を冷ますための湯畑ですが、旅館の温泉、めちゃくちゃ熱かった。

お昼は、舞茸そば。

昼食後、散策開始。湯気が立ち上がる小川。

西の河原公園に到着。

神社の鳥居。

足湯がありましたが、二人ともスリムジーンズを穿いていて足湯に浸かれず。温泉街に行くのに、全然考えてなかったわ。

熱の湯にも立ち寄りました。毎日どこかにキャラクターが現れるらしい。

湯もみを見学、2階席に座ったので、体験はしてきませんでした。

こちらは、源泉。

という表示がありますが。。。

これ、全部お金。。。これは、よくないですよね。日本語がわからない人は、投げ入れてもいいと思っちゃうかも。

タイムスリップをしたかのような風景。

所々に無料の温泉場がありますが、浸かることはしませんでした。友達がそんなに温泉好きではないので(汗)。

お土産屋さんの店員さんと話をして、どこが一番入りやすい所か教えてもらい、温度だけを確かめに入ったら、そこなら普通に入れそうなお湯でした。2泊以上しないと、湯めぐりする時間はないなぁ。

さて、次回は、とろがどうしても泊まりたかった旅館についてUPします!

 


2017 Japan 豪農の館

2017年05月08日 | 旅行

新潟旅行最後は、豪農の館に立ち寄りました。

すごい細い道を通ってたどり着いた昔の農家のおうち、思っていたよりもかなりすごいところでした。

戦後、本来は、アメリカ軍により取り壊される予定でしたが、通訳をしていたアメリか人がこの家の人と同じ大学を卒業していることを知り、仲良くなり、ここは貴重な文化遺産だと訴えてくれて今まで残っているそう。

この大きな丸太、まっすぐですごく長い。ここに運んでくるために、3軒ほどの家を取り壊して持ってきたそう。

このぶんぶく茶釜に集合して説明してくれるツアーにも参加。

立派な庭園とお茶室。

座敷から見えるこの風景が圧巻でした。

5つもある玄関、用途別に使うらしい。

他にも、立派な藤ノ木があったり、博物館、古民家など見て回るところがたくさん。そして、ここの地主は相当広い土地を所有していた。とろ達が泊まった宿の辺りもずーっとこの家のお方のものだったそうな。

とってもいいお天気の日で、久々につくしを見ることもできました。

お昼は、手打ちそばいちぶんにふらっと立ち寄ってそばを食べてきました。

全然調べてもいなかったけど、とってもおいしいお蕎麦が食べれて大満足。

両親との新潟旅行記は今回でおしまい。

後もうちょっと日本帰国旅行記、続きます。。。


2017 Japan 宝山酒造とほてる大橋

2017年05月03日 | 旅行

両親との新潟旅行記、再開です。

ホテルへ向かう前に、宝山酒造に立ち寄ってきました。

直前に電話を入れて、見学ツアーの予約をし、説明も聞いてくることができました。

結構いろんな酒造所を見学しているので、工程の説明とかすんなり理解できました。日本語でも相棒もちゃんとわかってました。

家族経営の小ぢんまりとした酒造所ですが、丁寧な仕事をしているなって思いました。

一通り見せてもらってから、もちろん、試飲しました。

ここの女将さんの肌、ものすごくみずみずしくて綺麗だったんですが、女将さん曰く、酒屋さんの人はみんなお酒を化粧水代わりに使って、高い美容クリームなんで一切付けていないのよと教えてくれました。

早速とろママと私は美容液サイズのボトルを購入。サンプルを使って大丈夫だったのですが、もしアレルギー反応等が出るようなら、お酒として飲んでくださいって! カナダに戻ってから毎日使ってますよ。カサカサはしなくなりました。ただ、今朝手を滑らせて、ボトルを落とし、かなりの量をばらまいてしまった。。。

その他にも相棒が数本お酒を買い、私は、イチゴ入りの甘酒を購入。

程近いところの温泉宿、ほてる大橋に到着。

平日に行ったにもかかわらず、結構なお客さんが来ていました。

玄関を入ると、広々としたロビーにそこから眺められる中庭。

前回話したように、桜は全くでしたが、梅の花を見ることができました。

夕飯は、かなりのボリューム。

蟹もいただきました。

お刺身も!

ビーフも!

お腹がはち切れそうだったわ。。。でも、ほんとにおいしくて最高に幸せ。

ゆっくりと温泉にも浸かり、癒されました。

翌日、これまた素敵な景色のところへ立ち寄りました。

つづく。。。


カンファレンス

2017年05月01日 | 仕事

週末、カンファレンスに行ってきました。

1年ぶりに会う懐かしい顔もあり、クラスメイトにも会え、プリセプターにも会え、以前働いていた薬局の人にも会え、楽しい時間を過ごせました。

今回は、Continuing Educationが少な目でしたが、こちらも興味深く受けることができたわ。

こちらは、ディナーの様子です。

まずは、前菜。

残念ながら、私の嫌いなゴートチーズが入っていて、全部は食べられませんでした。

メインは、ビーフ。

柔らかくて、臭みもなく、なかなかおいしかった。

デザートは、かなり大きくてヘビーなチョコレートケーキ。とてもじゃないけど、全部は食べられません。

ディナーの後のショーは、America Got Talentのファイナリストになったトロント出身のTracey Kay。

迫力のある歌声でした。

夜は、ホテルに泊まり、友達と夜中までお話し。。。

翌朝もまた早く、7時半前には会場に入り、朝食を食べながら、IBSのセッション(食べながら話す内容ではありませんが、なかなかいい情報が得られました)。

午前中のセッションが終わり、ランチタイム。

前菜。

メインのチキン。

デザートは、フルーツとミニケーキでした。

今年のKeynote Speakerは、Neil Pasricha。

幸せになるためには。。。という内容。

すごく話し上手で、会場のみんなが引き付けられていました。彼のつらい体験を話し出した時は、広い会場がシーンと静まり返り、もちょっとで涙が出そうになりました。

300以上の幸せとはという文献を読み漁り、5つの事にたどり着いたそう。

1つ目、週に3回、20分間、自然の中を歩くこと。

20分間、毎日日記を書くこと。

何か、親切なことをすること。

メディテーション。

週に5回、感謝すること。

この中から1つでもいいから始めて、3週間は続けること。

3週間続けると、ルーティンになってしまうので、後は、普通に続けられるようになるそうです。

ブースを回ってもらったフリースタッフはこちら。

今年は、昨年に比べると、かなり少なめ。そして、ボールペンは全く貰えなかった。。。不景気になってきているのかしら。

相棒の職場でもかなりの人が首になったばかりだし。

疲れたけど、実のあるいい二日間でした。