ダムの奏でる

小渕防災溜池

小渕防災溜池(こぶちぼうさいためいけ)

 ロックフィルダム

 木曽川水系久々利川 岐阜県可児市

訪問日 2023/3/4


 松野ダムから国道21号に戻りゴルフ場を通り抜け、安土桃山街道を経て20分程で到着。
 日本で最初に竣工(1951年)したロックフィルダムです。年月を感じる作りとなっています。堤高は20.5mで大きくはありません。特徴は左岸にある自由越流式の洪水吐が円弧のテーブルのようになっていること。
 残念なのは左岸側が落石の危険があるため立入禁止、東屋が高台になっていてダム湖全体を見下ろせるはずなのですが木が茂ってしまい眺望不良。
しかしながら、安土桃山街道を少し下流へ行くと下流面直下へ来られる道があり、歴史ある堤体をじっくり見させていただきました。
 

下流面正面  枯れた感じがいい
 

右岸にある斜樋からの導水路
 

左岸に寄って堤体を見上げる
 

ダム下、左岸にある久々利川  洪水吐からの水はこの川に流れ込む
 

右岸からの天端
 

右岸から下流面を見下ろす
 

右岸からの上流面  コンクリートパネルとなっている
 

天端中央辺りから下流面を見下ろす  堤体直下にある四角い池が謎
 

左岸にある自由越流式の洪水吐  円弧を描く  水位は低め
 

洪水吐からダム湖、上流を見る  東海環状道がすぐ傍を走る
 

左岸から下流面を見る
 

左岸からの天端  左に進むと東屋に行く
 

左岸からの上流面
 

左岸へは渡れず
 

右岸からの上流面
 

斜樋
 

左岸を望む  公園はあるのだが行けない
 

左岸にある石碑  望遠でようやく見える
 

こちらも左岸にある説明板  細かいところは見えない
 

右岸の駐車場にある立体説明板  壊れてしまっている  これも歴史の一ページでしょう

コメント一覧

toshinobu-nikki
ははっ(平身低頭)。いつもコメントありがとうございます。
まだポイントを掴みきっていない初心者です。勉強していきます。
match1128
日本最古のロックフィルであるとともに、現役では5基しかないコンクリート表面遮水壁型(コンクリートフェイシング)である点にに言及しないと片手落ち(放送禁止用語?)です。
ちなみに現在建設中の南摩ダムは完成すれば6基目。
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