猫夫婦の住宅購入の条件、結構うるさいものがあります。
- ペット可である（でもルールはほしい）
- インテリアの自由度がほしい
- ガーデニングが楽しめる空間（草木をおいて、それをめでる椅子と机をおける空間）と設備（シンク、電源）が必須
- 浴槽はジャクソン。お風呂から外が見えて、内装もこだわりたい。
- 天井高はそれなりにほしい
- 乾燥機はガスがいい
- 食器洗機は外国製のデカイのを入れたい（ミーレとか）
- 掃除がしやすいように、なるべくフラットフロアがいい
- 次の物件では「猫ドア」と「キャットウォーク」をかっこよく取り入れたい
- 外装もそれなりでないと嫌
- 駅から近いが必須条件（5分まで）
- 会社からdoor to doorでどんなに遠くても60分以内。ホントは30分以内がいい。
でも、
- 高すぎる物件は買わない
そんなのあるわけないじゃん、と思うでしょ？普通の吊るしのマンションじゃあないでしょうが、コーポラティブ＋定期借地権＋複合物件＋地価下落時という条件だと、これが実現するんですよ。現在、入居3年目。
で、次の家を探すにはまだまだ早いのですが、金融危機で地価下落傾向の昨今、感度を磨くため（？）にも、面白そうな物件はいつもウォッチしてます。
今回ご紹介するのは、そんな猫夫婦のアンテナにかかった案件、パークコート神宮前。
これ、従前は東京都の土地。一時期、外国人不法滞在者の留置場にすると東京都が騒いだ案件なんですが、結局、警察署とマンションの一団地開発になったようです。売主は、三井不動産レジデンシャルと東電不動産。
猫夫婦が着目したのは、下記。
- 緑に囲まれた立地（上層階からは代々木公園の緑の先に新宿副都心のビルがみえる、低層階からは保存林がみえる）
- 便利な場所である（明治神宮前の駅まで５分）
- 定期借地権である（土地代がないぶん安いはず）
- 大規模（300戸以上）なので、管理費等が割安なはず。
そこで、行ってみました。マンションギャラリー。
７０㎡くらいの１ＬＤＫと、１００㎡強の２タイプ。１ＬＤＫのは、猫夫婦のライフスタイルにあっていて、それなりでしたが、うーん、こういっちゃなんですが、三井さんでもこんなもんですか、というレベル。コーポラを一度やってしまうと、「ああ、これ、変えたいなあ」というのが各所にあって。お風呂もキッチンも、収納も、気になって仕方がない。玄関から入ってすぐの空間は「むだ！」とか思っちゃったし。もっともＮＧだったのがオール電化です。これじゃ、ガス入れられませんし、エネルギーインフラをすべて東電さんに握られるという不安感がたまりません。。。
それでも、どうやら「買いそう」と思われたらしく、個室に通され、10ｃｍはある立派な説明書をくれ、価格の説明もしてくれました。
だいたい、７０㎡くらいで6000万円から7000万円くらい。
「お、安いじゃん」と思ったそこの貴方。
そのほかに、毎月管理費5万、地代5万、駐車場代5万がかかります。定借でなければ、1億は軽い物件でしょうから、20％頭金を用意して、銀行に払う金利分をフローで払うと思えば、安い買い物になるんでしょうけど。。
そこまでするなら、変更不可の吊るしのマンションじゃなくて、中古マンション買ってリノベーションするか、もういちどコーポラするか、他の選択肢に目がいってしまうのでした。それなりにフローが必要な本件、退職世代向きじゃないし、異常に高所得だった金融関係も減少する中、どんな人が買うのか興味津々です。
親切に説明してくれた三井のおじさん、東電不動産なんだからオール電化は最初からわかってました。冷やかし視察ですいません！！
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