趣味の住宅めぐりです。
これまでは、いわゆるデベロッパーさんの吊るしのマンションを見てきましたが、今回はコーポラティブ案件です。
コーポラティブというのは、分譲マンションとは異なり、入居希望者が組合を結成して、共同して事業計画を定め、土地の取得、建物の設計、工事の発注等を直接に行い住宅を取得する方式。
デベさんの案件だと、選べても3種類のカラーリング程度ですが、コーポラティブならば、それこそ窓や水まわりの位置、間取りすべて、壁紙、床、天井、照明、スイッチまで、ほとんどすべて自分で選べます。
うまくいくと、ものすごくカッコよいですが、失敗すると、「田舎のそばや」になっちゃうこともあります。それでも自分で選ぶので満足度はかなり高い。
デベさんの吊るしのマンションの最高クラスの仕様も、コーポラティブならわけなく導入することができます。
実は、猫夫婦が居住している家も、コーポラティブ。
ということで、ワケあって手離された「新古住宅」状態のコーポラティブ住宅を見に行ってきました。アーキネットという会社の物件です。
場所は四谷三丁目から徒歩5分。
大通りから一本入ったところです。
敷地は、コーポラティブによくある、旗ざお。
奥のちょっとカッコよいものがその物件です。計6件。
さてさて、物件です。
70㎡の1LDK。ここLDKは25畳だそうです。
壁は白の珪藻土。これ、ちょっといいですね。
天高は2700。
段差に建てられた物件なので、表記は地下1階ですが、LDKの目の前には廃校になった小学校の校庭が広がります。今は区民ひろばになっているんだとか。
東向きの開口なので、明かりはとれますが、視線がビミョウです。
この小さなウッドデッキが唯一のベランダのようで、うーん、これじゃあ、トトメイがお出かけしちゃうので、遊ばせてあげられません。。。
一番の特徴は、LDKの後ろにあるガラス張りのお風呂とお便所・洗面。
猫夫婦の家も、お風呂と洗面所の間はガラス張りで、それほど抵抗はありませんが、それでも結構斬新な感じです。
結論的にいうと、コーポラティブ案件は、下手なデベ案件より、猫夫婦にはしっくりきました。細かい仕様のこだわりがとてもよくわかりましたしね。
ただ、自分で全部レイアウト・デザインできることがわかるからこそ、人がやったのではなく、自分でやりたかったなぁとも。
ということで、一度コーポラをやると、またやりたくなる、ということを再確認したのでした。
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