東京MXで放送中の「如懿伝」も折り返し地点を過ぎ、あっという間に終わりそうな気配です。次は何を放送するのか今から気になります。
以前見た時は「瓔珞」のスカッと感が好きで、「如懿伝」の良さが判らなかったんです。でもじっくり見るとドラマの質としては「如懿伝」の方が上ですよね。衣装から始まって小道具も凝ってて、お話も深みがあって。
「瓔珞」が出世物語だとしたら、「如懿伝」は女性の悲哀と自立のドラマなのかなと思います。
あの時代に後宮の女が自立するってありえないですけど、ドラマの冒頭、如懿が西洋人の宮廷画家に「西洋では多重婚はない。一夫一婦で、夫婦は離婚することもある」と聞いて感銘を受ける場面がある。
あの場面は晩年の如懿の生き方に反映してますよね。
皇帝から遠い所に身を置き、女性の自立を目指した如懿。
なんとも誇り高い女性です。
ところで最近の研究では如懿こと嫻妃は烏拉那拉(ウラナラ)氏じゃなく、輝発那拉(ホイファナラ)氏とする説が有力だって聞いたんです。
だとしたら烏拉那拉氏が重要な要素になっている「如懿伝」はどうなってしまうんだ!?って思いますけど、氏族名が変わるだけで別に問題はないのかな?
けど烏拉那拉氏じゃないとすると、前皇后の姪という設定で、皇太后に疎まれながらも烏拉那拉氏の誇りを捨てず戦っていくという、ドラマの根幹が揺るぎませんか?
ドラマの最後も「烏拉那拉氏の皇后は二度と現れなかった」というシメだった筈。うーん。
この前のエメラルドグリーンの衣装が素敵すぎで連写~
しかし中国ドラマは美人女優が多いよね。
中国茶の効用なんだろうか。