カンヌ国際映画祭のレッドカーペットの写真。
中央に着物の女性がいてスタッフか、映画に出てる人かなと思ったんです。
そしたら北野監督の嫁だと後で知ってびっくりしました。
外国の監督や俳優が嫁を連れてレッドカーペット歩くことはよくあるけど、日本人がそれをやるのは珍しいし、しかも嫁は一般人だし。
北野監督、どういう心境でこんなことを?と思いました。
①外国人の真似をしてみたかった。
②マスコミが自宅の隠し撮りをするので、この際ツーショットを出そうと思った。
③嫁が一緒に行くと言い張った。
このどれかですかね。
今まで映画祭と言えば、カンヌにしろベネチアにしろ、北野監督と森社長というのがテッパンの組み合わせでした。
海外では「ポニーテールの男」と呼ばれ、北野さんの横にボディーガードのようにぴったり付く森社長は海外のファンにとっても有名な人でした。
森社長のやったことは許されないにしろ、絵ヅラ的に昔からこの二人を見慣れてきたファンにとっては寂しいものがありましたね。
しかも今回は役者さんを大勢引き連れてたのもびっくり。
コロナ明けだし、大勢で豪勢に行きたいという北野監督の意向だったんでしょうか。それにしたって皆さんなかなかの売れっ子役者ばかりですよ。よくスケジュールを開けられたもんだ。
ちょっと気になるのが今回、ファンとの交流の場面がツイッターを探しても見つからないこと。
今まではサインをねだられるシーンとか、一緒に写真を撮るシーンとかあったんですが、今回はなんで流れて来ないんだろう。
あれはベネチアだけの光景?でもフランスにもキタニストたくさんいる筈なんですが。というかフランスがキタニストの本場だと思ってましたけどね。
ちょっと違和感だらけのカンヌの光景でした。
悲喜こもごも。
うーん。
肝心の映画ですが、今日プロモ映像を見ました。
時代劇版アウトレイジという感じで面白そうですね。
信長演じる加瀬亮が思った以上にイカれてて、千利休演じる岸部一徳が飄々として面白かったです。
戦の場面で両軍が一斉に矢を放つ所が「ゲームオブスローンみたい!」と思ってしまった私。
いや、あのドラマの戦争場面は秀逸よ?
特にジョンとボルトンとの戦なんてあれほどリアルに戦を描いたドラマも映画もないって。
ドラマ終盤のデナーリスが王都を攻めて、民衆が逃げ惑う場面もそれはリアルだし。
話が逸れた。
映画館に見に行けるかは判らないけど、北野さんが描く本能寺の変は楽しみではあります。