ワイドショーを見ることもあった。
本音を語っているようにみえる人が好きだった。
人間誰でも本音ばかりを口にできないしがらみがあるのは当然である。
私にとって誰が本音に近いような語口であったか?
大島渚監督である。
山口百恵の引退について語った。
いい女優になっただろうに。女優は幸せじゃあだめなんだ。
子どもが出来てから三浦友和が浮気三昧するとかして子供を育てるために芸能界復帰してくれないかな。
ある俳優の葬儀の時はありゃ、亭主が生きてるうちから喪服を探し回ったんだな。
確かに黒いレースでできたベールが美しい帽子であり、悲しみに沈む未亡人を見事に表現はしていた。
別の俳優さんが亡くなった時、顔を歪ませ声を詰まらせ泣きじゃくっていた恋人である男性を見たときは本気で悲しいとあんなに醜く顔を歪ませるんだなと呟いた。
「愛のコリーダ」は観ていない。
きっと私には理解ができないだろう。
だかこの三つのセリフは生涯忘れないと思う。
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