健康を支える糖鎖

日本で唯一の糖鎖栄養療法相談室です。ガン、間質性肺炎など改善の可能性を体験談で掲載中。健康問題解決ブログです。

糖鎖とオメガ3で脳機能アップ!

2011-12-29 09:35:05 | サプリメント

すでに話題になっているオメガ3=EPA・DHAですが、信頼できる製品であることを条件に、糖鎖糖質栄養素と一緒に、食べていきたい必須栄養素として紹介します。
糖質栄養素の説明はこちらから

オメガ3=EPA・DHAは不飽和脂肪酸と言って
体内で製造が困難な必須栄養素!

軽度の物忘れから、妊婦の栄養補給、子どもの脳の発達に大きな希望が持てます。

血流、動脈硬化、ADHD、多動、不妊、成長発達しょうがい、コレステロール値、中性脂肪値、心臓、脳の健康、統合失調、パーキンソン、アルツハイマー、アトピー、てんかん、血糖、血圧、肥満、ストレス、ウツ,飲酒など、幅広く健康に効果を発揮します

オメガ3サプリメントを選ぶ際の注意点□□

■魚に含まれる水銀、ダイオキシンを分子蒸留法で完全に除去されているもの
■含有量が明記されているもの
■純度の高いもの
■公的機関の認証を受けた製品(NSF認証など)

オメガ3系脂肪酸が我々の身体にとって必要不可欠なのは、一つには身体の基本の調節物質の原料であり、いま一つは身体の細胞の細胞膜を構成する要素だからです。特に細胞膜の表面の糖鎖はこのブログの主題ですが、糖鎖形成にも深く関与していることが報告されています。

細胞膜が望ましい脂肪酸で構成されていない場合には糖鎖の機能に異常をきたして細胞間コミュニケーションに異常をきたし、病気が促進されてしまいます。構成が是正されると細胞の機能が正常になって、治癒機能が働くのです。

不飽和脂肪酸にはオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸に分類されますが、比率1:1が理想なんですが、現在は6系が多すぎて健康問題が発生しているのが現状。1:30などの現状もあるようです。オメガ6系の脂肪酸の比率が高くなるとガンやアレルギー性疾患が多くなるという名古屋市立大学の奥山治美教授のデータもあります。

 

 

 

※植物由来の亜麻(ALA)などから体内合成されるのも事実ですが、亜麻では絶対量が不足します。やはりフィッシュオイルが主流になります。

不飽和化反応は年齢や摂取する脂質の種類や量、他の食品との作用に影響を受け、うまく進まない場合もあるので、妊婦や乳幼児ではリノール酸やα-リノレン酸だけでなく、DHAやアラキドン酸を直接摂取する必要がある。基礎栄養学第2版(東京化学同人)

2004年になって、FDA(米国食品医薬品局)により、魚に含まれるEPAやDHAに関して、健康にいいという訴えをするように勧告があったこともあり、2007年ごろからポピュラーになって来ています。しかし、オメガ3配合食品といってもオメガ6を多量に含んでいる製品が多いので注意が必要です。

○女子は男子に比べてオメガ3を2倍必要としている。 将来出産に向けて脳形成に使われるために皮下脂肪にオメガ3を子どものころから蓄えるようになっているという説があります。

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LD、ADHDなどの改善  

  パーデュ大学の最近の研究によると、オメガ3系脂肪酸を不足させた子供は、行動や学習に問題を生じやすく、注意欠陥、ハイパーアクティビティ障害(ADHA)を起こしやすいことが分かってきました。

研究者のローラ・スティーブンスとジョン・R・バーゲスは6歳から12歳までの96名の少年を対象に研究を行い、血液中のオメガ3系脂肪酸の量とADHAの相関を調べたところ、「明らかにオメガ3系脂肪酸の少ない少年は高い頻度で行動上の問題を起こした。」

約半数の少年がADHAと判定されたが、オメガ3系脂肪酸の少ない少年には、ハイパーアクティビティ以外にも、衝動的、不安、かんしゃく、睡眠障害などの問題が見られた。

○オメガ3系脂肪酸の作用メカニズムは、今まで、抗炎症、抗血小板(、抗高血圧、抗不整脈そして中性脂肪低下作用による心血管の予防効果が考えられています(JAMA.2010;303(3):250-257)

「循環器専門医は、長い間、オメガ3系脂肪酸が冠動脈疾患を持っている患者さんに有益であると考えていた」、とサンフランシスコ、カルフォルニア大学のRamin Farzaneh-Far医師は話し、彼の報告が、雑誌Journal of the American Medical Associationに掲載された。

「過去20年以上にわたって報告された多くの研究から、心筋梗塞を起こした後、食事やサプリメントから魚油を摂ることで、続発性の心筋梗塞や致死性冠動脈疾患になるリスクを低減させられた」と、Farzaneh-Far医師医師は報告しています。       
糖質栄養素の説明はこちらから
                              
加齢黄斑変性  オメガ3系脂肪酸に富む食事は、病状進行を抑えてくれるかもしれないという研究報告もあります。黄斑変性は、黄斑部分に障害を与える目の病気、黄斑とは中心視野に関わる網膜の一部分である。この病気は60歳以降になると現れてきます。

軽度な記憶障害  シカゴ(Reuters) - オメガ3系脂肪酸のサプリメントには、軽度から中等度のアルツハイマ病患者の記憶力低下を弱める効果は無かったが、健康な人々の軽度な記憶障害には期待が持てそう、と米国の研究者の報告があります。製薬会社の6ヶ月の研究では、軽症の記憶障害を持っている人に、Martek Biosciences CorpのDHAサプリメントを摂取させると、失っていた記憶力が回復した。「この効果は、だいたい学習と記憶力が3歳若返ったのと等しい」と報告しています。

心臓発作 イギリスとフランスでも1,600名の患者を対象に心臓発作後の致命的な不整脈を抑える治療効果がオメガ3系脂肪酸にあるかどうかを調べる研究が行われているが、オメガ3系脂肪酸を与えている人はオメガ3系脂肪酸をあまり摂っていない人よりも、致命的な心臓発作の続発が少ない事が確かめられた。実際、研究期間中にオメガ3系脂肪酸を多く摂っている人たちで心臓で死亡する人は一人もなかった

心不全  糖尿病を持っていた479名の参加者の内、EPAとDHA摂取量の一番多いグループは、最も少ないグループに比べて、心不全の発症を42%低下した。糖尿病を持っている人は、持っていない人に比べて心不全になるリスクが約2倍高いと言われているとGeleijnse医師はコメントしている。しかし、脂肪分の多い魚が、どうして糖尿病を持っている人の心臓合併症の予防になるのか分からない。

○オメガ3系脂肪酸不足に陥ると胎児期の神経分化(Neuronal Differentiation)に悪影響を与えると言われている

○オメガ6系を多量に摂取している人は、摂取量の少ない人に比べて、潰瘍性大腸炎に2倍なりやすい。英国、ノリッジ、東アングリア大学のAndrew Hart医師のグループは、魚や魚油に豊富なオメガ3系脂肪酸、エイコサペンタエン酸(EPA)を多く摂ると、この疾患リスクを低下させるという相関も併せて報告している。

細胞間コミュニケーションの糖鎖栄養素とオメガ3の組み合わせは、健康増進に大変オススメです。

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