「短歌と写真」 ✿すみれの花咲くころ. ✿

 

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60代からの短歌

2012-06-02 | Weblog

「月刊、短歌」の今月の特集は、60代からの短歌 。サブタイトルは、

60代だからこそ歌えること。60代で短歌を始めたわけ、ほか  が記されていた。。

 

「佐藤佐太郎のことば」が載っている

雲の影のように胸中に去来し、過ぎてしまえば何の跡形もないような感情というものは、はかないといえばはかないものである。そして詩はこういうはかないものを表現の対象とするのである。」

大柳勇治は、この虚しさを感じていた。

その後、結社「歩道」にはいり、 作歌という世界に身をおくことによって

「言い知れぬ虚しさへの決別」 を意味することだった、と気づいた、   とある。

 

 

私は30歳代から短歌をはじめた。目的はただの人生記録

だと思っていた。

今70歳。

ずっと続けてきてよかった、と思っている。

老いの虚しさを感じることはあるが、それを逆手にとって詠ってやろう、

つまり、幾分の客観性をもって ながめる自分 がいるのである。

 

 

 



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