東洋はり医学会 大阪支部

(一社)東洋はり医学会は60年、大阪支部も50年以上、経絡治療はり専門臨床家の学術を支えてきた勉強会・講習会の団体です。

7月23日支部会の感想 東洋はり医学会大阪支部

2017年08月17日 21時35分25秒 | インポート

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基礎講義 わかりやすい経絡治療.14 第11章「病症論」3
五(行)臓の色体表の由来
    午後より  
指導講座 高等部 「基本刺鍼」実技
実技 2017年支部年間研究テーマ
「刺鍼と脉状変化の検証 其の3」
第22回経絡大学技術講座に向けて
基礎班.「脉診2」「取穴2」
研修班. 「脉診・取穴」




午前中は、座学。
わかりやすい経絡治療、第十一章・第五項、十二経の病症に就いての講義が行われました。
本項は先の支部会にて講義された臓象論と共に学習する事が不可欠との事でしたので、今後両者を照らし合せ復習しようと思います。
次に、特別講座 「五(行)臓の色体表の由来」に就いての講義がなされました。
五臓色体表の由来について、漢方用語大辞典を引用しながらお話されました。
これも古典の文献により色々な種類や考え方があるんだなと改めて認識しました。

午後の実技では、高等部の指導要領から、基本刺鍼の手技について、早手刺し、和法、補中の瀉法等についての実技を行いましたが、特に、浮実、弦実、枯、塵、堅についての実技では、その違いが分かりにくく、又、脈状の変化によるいがどこにあるのかなどもわかりにくく、非常に難しいなと感じました。
切経から鍼先を穴所に近づけるまでの一連の動作について繰り返し行いましたが、何度やっても難しいなと思いました。鍼を打つ身体の位置や姿勢、切経や押手の形、刺手の使い方等、どうしても力が入ってしまいうまくいきません。ここが基本でもあり、これを乗り越えなければ先には進めないと先輩にも指摘されながら行いましたが、自分でもまだまだだなあと実感しました。 
その後、脈診、取穴の2回目です。
実技の繰り返しによって、自分のわかっていない所等の修正ができ、より良い診断、治療へと繋がっていくと思います。指導された練習法は、続けていこうと思います。



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