9月のメニュー
基礎講義 わかりやすい経絡治療.15・其の1 第11章「病症論」4、
其の2 第12章「四診法」1
治験研究発表「恥骨骨折」
午後より
指導講座 高等部 「小里方式」座学
実技 第22回経絡大学技術講座・実技について
研修班. 「証決定・小里方式による刺鍼修練」
午前の基礎講義は、わかりやすい経絡治療の第11章「病証論」.十二経の病症と第12章「四診法」の望診、聞診、問診でした。
病証論は、経絡の流注や臓象論とも関係してきますが、これまでの基礎を基に、四診法により、治療目標である主証へと迫っていきます。
望んで知るを神と、聞いて知るを聖と、又、問うて知るを工と言います。
切診は確認で、ぐらいに望診、聞診、問診で得た情報を整理できていれば証立てがスムーズに進むのでしょうがバタバタしがちになります。
望診、聞診でしっかり情報をとれていれば、無駄な問診をしなくてすむのですが、だらだらと問診しがちになります。
スマートな四診をしている先生はほれぼれします。
治験発表は、恥骨骨折でした。
治癒への経過に伴い、腎の変化が現れるということで、大変、興味深い発表でした。
実技は、研修班「証決定・小里方式による刺鍼修練」、基礎班は今回おやすみ。
人それぞれ証決定にも癖があるようでレジュメの通りにやろうとすると、それぞれがそれぞれにもたつくところがあるようです。
刺鍼等の修練と同じで、得意なところや苦手なところが浮き彫りになります。
弱点をとにかく是正する人、得意な点をのばそうとする人、上手くなり方もひとそれぞれ。
「いつもは実技後に変化はあまり感じられなかったものが、今回は、眠たさも有り、その夜も良く眠れました。
金曜日までは、よく眠れましたが、土曜からは、いつもどうりの時間に目が覚めるようになりました。」