7月15日支部会の感想 東洋はり医学会大阪支部
7月のメニュー
3分間スピーチ
治験発表 上腹部痛
指導者研修会・支部特別講習会に向けて
午後より
実践講座実技 膝関節症・膝疾患
実技 基礎班・研修班「本治法全科」「基本刺鍼・標治法・補助療法」
実技纏め・質問、臨床質問
感想
3分間スピーチ
3分間スピーチ
漆(うるし)でかぶれるという話でした。
只、かぶれる人体の話では無く漆側のお話です。
知っているつもりで、知らない事は色々と有るものです。
治験発表 上腹部痛
治験発表ですが、まとめきれていないため、すっきりせず、余計時間を取ってしまいました。
要るところが不足したりと、指摘を受けました。
もう一度整理し直しです。
なかなか大変です。
内容の方も患者の内面(内傷)も考慮に入れて証を考えなければいけないのを改めて感じました。
色々とご指摘ありがとうございました。
実践講座実技 膝関節症・膝疾患
午後からの実技は、実践講座(膝関節症・膝疾患)からの主に標治法でした。
膝周りだけでなくムノ(腰仙部)や火穴を使用。
幅広く診ていこうと思います。
実技 基礎班「本治法全科」
本治法全科は一人で本治法をしました。
証決定にもう少し考えが必要だったようです。
腹証にも言われている比較をしながら診るべきでした。
刺鍼も鍼先が、何処かへ行ってしまったようです。
実技 研修班「基本刺鍼・標治法・補助療法」
実技の最後は、散鍼の模擬患者でした。
散鍼を受けるのも安心感と気持ちよさで、良いものでした。
肩だけでなく腰もと言えば良かった。
と、後悔しています。
治験発表も含めて課題が山積みですが…。
少しずつ、少しずつです。
■お問い合わせ
随時、聴講・入会受け付けております。
聴講初回は、無料、2回目以降は、学生1500円、有資格者3000円となっています。
聴講等の際は、事前に御連絡下さい。
お問い合わせやご質問は、メールにて
または、お電話にて、
0721-52-5999 阿部はりきゅう院
までご連絡下さい。
次回、大阪支部会は、平成30年 2018年
10月21日 第3日曜日 エル大阪608号室
8月支部会はお休み
9月23・24日 大阪支部特別講習会
9月23・24日 大阪支部特別講習会
東洋はり医学会 趣意書
文化の進展は瞬時の猶予をも許さず、今や鍼灸術も世界の医学界に登場するところとなった。
翻って国内においては、これが科学化の掛け声と共に種々な研究が進められてはいるが、その大勢は鍼灸の臨床における諸現象を現代医学によって解明せんとするものの如くである。即ち、経穴を刺激の部位となし経絡はほとんど顧りみない状態であるが、かくては数千年の伝統を誇る東洋医学の真髄を学ぶことは全く至難となる。
病体を気血の変動とし、その病変を経絡の虚実として統一的に把握し経穴を診断と治療の場として補瀉調整する経絡治療こそ鍼灸術本来の正道である。しかして、この学理と術技を体得せしめて、真に病苦除去の実力ある鍼灸人を育成することこそ、その科学化に優先すべき必須要件であるが、不幸にしてこれを誤る時は、その鍼灸術、すなわち我が祖先の偉大な文化遺産を後世に伝承することは全く不可能となる。
ここにおいて、我々志を同じうする者、相図って東洋はり医学会を結成し別紙綱領の完遂を期す。
以上の主旨を諒とせられる同志は、来って本会に投ぜられんことを広く業界の諸君に訴える次第である。
綱 領
1.我々は臨床を通して古典を再検討し、病体を通じて経絡経穴を把握し、以て伝統的な鍼灸術の本道を体得せんことを期す。
1.我々は正しい経絡治療の学理と術技を修得することによって、鍼灸人としての人格と実力を涵養し、以て鍼灸家の社会的地位を確立せんことを期す。
1.我々は古典による経絡理論を正しく理解実践し、経絡経穴の普及啓蒙に努め、以て偉大な祖先の文化遺産を伝承せんことを期す。