明治村は、壊される運命にあった明治建築を移築することによって、明治時代の人々の想いを後世に繋げていくものです。
目の前の建物は、”半田東湯”です。
知多半島の港町に建てられた風呂屋でした。
1階奥の浴室に置かれた浴槽は男湯と女湯がつながっていました。
もちろん、目隠しで仕切られています。
銭湯は、江戸時代以来、地域の社交場として欠かせない存在でした。
湯上がりの常連客は、2階に上がって雑談を楽しみました。
表構えや番台などに江戸時代の湯屋の面影をとどめています。
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