八甲田ロープウェーに乗り、田茂萢岳(たもやちだけ)という八甲田山の山の1つの山頂駅に着いた。山頂付近は霧が立ち込め、下界への見晴らしは今一つであったが、散策には支障なさそうだったので、八甲田山頂公園の中にある約1.8キロメートル、60分のコースを歩くことにした。
歩きながら、生き物などを探していると、松のような木の上に黒い実がたくさんついていることに気が付いた。後で調べてみると、オオシラビソの毬果だという。オオシラビソ(別名アオモリトドマツ)は青森市の「市の木」に指定されており、東北地方の高山において樹氷を形成する代表樹種だそうだ。
湿原展望台では、田茂萢(たもやち)湿原を眺めながら、デッキで一休み。
八甲田ロープウェーの山麓駅からほど近い酸ヶ湯に立ち寄り、お昼に酸ヶ湯蕎麦をいただいた。
地獄沼も緑でいっぱいだ。
石倉山展望台に立ち寄り、八甲田連峰を眺めた一枚。中央にそびえる手前の山が雛岳で、奥が高田大岳だ。ここはいつ来ても清々しい気分にさせてくれる。
2018年7月