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【2ちゃんねるのスピリチュアリズム】その24 ぬいぐるみ他

2011-10-08 00:12:52 | 高森選>2ちゃんねるのスピリチュアリズム

 私も小さい頃、犬のぬいぐるみを溺愛していたことがあります。
 なんで捨ててしまったのだろうと何回か後悔しました(笑い)。

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264 :1:2010/03/04(木) 17:40:33
  今日は娘の誕生日なんで、記念に話すんだけど

  もう随分昔の話しになるけど、俺がまだ3歳くらいの時に
  俺の姉ちゃんが親に買ってもらった犬のぬいぐるみを
  俺は何故かやたら欲しがったらしく、姉は泣く泣く俺に譲ってくれた。

  いつもニコニコしてるぬいぐるみ。
  一緒に居て安心できるぬいぐるみ。
  俺が泣いてもいつもニコニコやさしいぬいぐるみ。

  俺はそのぬいぐるみを羊と勘違いしてて「ひっちゃん」って読んで
  毎晩一緒に寝て、凄く大切にした。

  マジで情けない話しだけど、小学校にあがっても
  6年生になっても俺は友達に内緒で(当然だが)いつもひっちゃんと一緒に寝てた。
  ほんと大好きだったからさ。
  だけど、親はさすがにヤバイと思ったんだろうね。
  俺が学校に行ってる間に捨ててしまった。

  学校から帰るとひっちゃんがいない事に気付いた俺は、
  親を問い詰めてみると捨てた事を告げられた
  「あんたはもう大きいんだからいい加減にしなさい!」俺は怒りと悲しみで
  「なんで捨てたんだよ!バカヤロー!」
  って泣きながら外へ飛び出しゴミ捨て場へと走った。
  沢山ゴミ袋が積み重なってるなか、俺は人目も気にせずゴミの袋の山を必死で探しまくった。
  何分くらい探しただろう…
  とあるゴミ袋を開けると、色んなゴミに埋もれたひっちゃんを見つけた。

  俺は泣きながら「ごめんね…ごめんね」って言った。
  でも、ひっちゃんはいつものやさしい顔でニコニコしていた。
  だが、俺はその日を境に、ぬいぐるみで親とけんかした事を恥ずかしく感じるようになり
  ひっちゃんと接する事が減っていった。
  中学生になるとまったく気にかけなくなり、やがて高校へと進学して
  彼女が出来る頃には存在すら忘れていた。

  それから何年か経って…

  いくつかの出会いの喜びと、別れの辛さを経験し、
  凄く好きな人と結婚して、やがて子供ができた。
  出産が近づいたある日、カミさんが倒れて病院に運ばれたた。
  カミさんは元々体が弱かったんだけど、難産で母子共に予断を許せない状態だった。
  病院で、俺は一晩中寝ないで病院でカミさんと、生まれてくる赤ん坊の無事を願った。

  この時の恐怖感と絶望感って言葉では言い表せないよ。もの凄く辛かった。

  朝になって医師から、
  「今は大丈夫だから、とにかく一度帰って休みなさいっ」て言われて断ったんだけど、
  実家から色々と持ってくる物もあったから「すぐ戻ってきます」と伝え一旦実家へと戻った。

  実家に戻ると母親が心配そうに話し掛けてくるけど、
  気持ちの整理もついてないのと、心配かけたくないので、俺は平静を装った。
  タオルやらなんやら必要なものを準備していると、
  部屋のすみっこに。やさしいくて懐かしいニコニコ笑顔を見つけた。
  「ひっちゃん」だった。

  俺は10数年降りに心を許せる友達に会った気がした。
  そのなつかしい笑顔に押さえていた涙が溢れた。
  危機的状況で、藁にもすがりたい気持ちってまさしくこんな感覚なんだろう。
  俺が唯一心の弱さを晒せるひっちゃんに
  「助けて!どうかカミさんと子供を助けて!」って心の中で叫び続けた。
  ひっちゃんは昔と変わらずニコニコしてた。

  次の日、子供が生まれた。暫くは集中看護で、入院が必要ではあるが
  母子共に、命に別状はなく、まさに奇跡的だったと医師も驚いていた。
  緊張の糸がやっとほどけた。
  俺は医師とスタッフに御礼を言って、その後の為の準備にまた実家へ戻った。

  カバンに荷物を詰め込んだり、車に運んだりしているなか
  ふと部屋のすみっこのひっちゃんを見ると、何故かひっちゃんは居なかった。
  「あれ?ひっちゃんどこやった?」
  母に聞くと、母はキョトンとした顔で
  「知らないよ」
  暫く入院だなんだでバタバタしてたから
  どこかに紛れこんじゃったかと思ったけど、昨日はいたしな。
  家中探し回ったけどやはり見つからなかった。

  俺は母にひっちゃんに神頼みならぬ、ぬいぐるみ頼みした事を話した。
  「まあ、シャレでだけどさっ」って茶化してみたけど、母は
  「もしかしたら、ひっちゃんか身代わりになってくれたのかもね。
  ほら、昔あんたにあんなに大切にしてもらったから。」
  「ちょwwんな訳ないじゃんwww」
  って俺はまた茶化した。

  病院へ向かうクルマの中で、俺は久し振りに声を出してないた。
  「ひっちゃん…ありがとう…ありがとう…今までひとりぼっちにさせてごめんね…」

  あれから
  ひっちゃんを見る事は二度となかった。
  当然カミさんもこの話しは知らないし、人に話したら笑われるだろう。
  馬鹿げてるかもしれないけど、俺はひっちゃんが助けてくれたと信じているよ。
  今、家族3人で幸せに暮らしているよ。

  それでさ、娘のニコニコ笑顔を見るとさ

  ひっちゃんの事思い出して胸がギュってするんだ

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892 本当にあった怖い名無し sage 2010/04/25(日) 10:43:05 ID:IhBiVGU5O
  長文ですが。

  高校生の時に婆ちゃんが亡くなり、形見で市松人形を頂いた。
  かなり古いが可愛い顔で、良い品だと見て取れるような市松さん。
  「華ちゃん」と名前を付けて、髪飾り作って付けてあげたり、まあ可愛がってた。
  大学進学で一人暮らしになる時、華ちゃんも連れてきた。

  そのうちサークルの友達や先輩を部屋に上げるようになったが、ふと気付くと、
  時折華ちゃんがマジギレしていた。
  他人にはわからないらしいが、目をつり上げ眉間に皺を寄せた顔はまさにマジギレ。
  暫くして、ある特定の先輩が来た時のみマジギレしてる、と気付いた。

893 本当にあった怖い名無し sage 2010/04/25(日) 10:44:36 ID:IhBiVGU5O
  その頃、部屋から細々したものがたまに紛失していた。
  必ずサークル内の人が複数で来た後で、波風立てたくないし、
  無くなってもすぐ困るものでもなかったからずっと黙っていたのだが。

  まさか……と思ってA先輩に(華ちゃんの事は言わず、ただ物がなくなる事だけ)相談すると、
  A先輩が華ちゃんがキレた先輩を問詰めてくれた。
  結果的に、私は華ちゃんがキレた先輩から惚れられてたらしい。
  把握してた紛失物はヘアピン、髪ゴム、小さなマスコット等だったが、
  A先輩の家捜しにより
  「箸」「リップクリーム」「下着」
  というダメージ大きい物も発見。
  窃盗で警察行く前に相手の親が出てきて、示談金と相手の退学、
  「今後一切関わらない」の念書で済ませた。
  この時は、気付かせてくれた華ちゃんに凄く感謝した。
  A先輩や友達からは「下着無くなってんの気付けよ!」と総ツッコミを頂いた。

894 本当にあった怖い名無し sage 2010/04/25(日) 10:48:01 ID:IhBiVGU5O
  その後、A先輩が部屋に来ると、華ちゃん超えびす顔。
  もう今にも
  「よく来たな、ゆっくりしていけ!」
  とか言いそうなえびす顔。
  マジギレ顔と違い、これについてはA先輩も
  「なんか華ちゃん笑ってない?」
  とか言ってた。
  A先輩とはなんだかんだで付き合う事になり、そのまま結婚した。

  婆ちゃんの霊が華ちゃんに……?とも一時期思ってたが、
  やっぱり華ちゃんは「華ちゃん」という人格(?)だと今は思う。
  何年かしたら、今まだお腹の中の娘の御守りになってもらう予定です。

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293 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/08/18 16:23
  20年以上前、漏れが昔住んでいた家は二階建ての借家で一回に漏れと両親、二回には
  ばあちゃんが住んでいた。じいちゃんは随分前に氏んでて、じいちゃん
  の部屋は物置だった。ばあちゃんがいつも咳をしていて、一階で寝ていても、
  よく上から咳の音が聞こえてきた。しかし、具合がとても悪いわけではなく、
  買い物に行ったり、公民館か何かの裁縫や編み物教室によく通っていた。
  ところが、突然死んでしまった。なにかの発作らしく外で倒れてそのまま
  逝ってしまったらしい。死んでしばらくして葬式もすんで一段落ついた。
  ところが、父親が「ばあちゃんの部屋から咳の音が聞こえる」と言い出した。
  母親は長いこと聞いてたから耳に残ってるんだろうと空耳だと言い、取り合わなかった。
  しかし、そのうち漏れも母親も聞くようになった。昼間家にいると突然聞こえたり
  する。夕食を食べてるときなんかに一家3人聞こえたりして、「これは、
  ばあちゃんがいるんじゃないか」と騒いだ。当然ばあちゃんは火葬してこの世に
  いない。部屋は無人だった。
  あまりにも続くので、咳がした瞬間、3人でばあちゃんの部屋に入った。
  なかにはばあちゃんが着物や古い日記などを詰め込んでとって置いた段ボール
  がたくさん置いてある。ばあちゃんが死んだので年末にまとめて処分しようと
  押入れから出して置いといたものだ。
  突然、母親が段ボールを探し始めた。中から公民館の教室で習ったと思われる、
  裁縫などがたくさん出てきた。しばらくして包装紙にくるまれた物が出てきた。
  中をあけると、ぬいぐるみだ。たしかクマだと思う。紙も入っていて、
  「お誕生日おめでとう」とある。忙しくてそれどころじゃなかったが、
  ばあちゃんの命日の5日後が漏れの誕生日だった。昔からばあちゃんは漏れに
  女の子っぽいものばかり買い与えた。誕生日にぬいぐるみを贈ろうと公民館に
  行ったのだろう。それを見て母親が急に泣き出したのを覚えている。
  やはり、ぬいぐるみを見つけてから咳はしなくなった。
  ぬいぐるみはその家を引っ越していつの間にか無くなってしまった。
  両親もばあちゃんくらいの年になったがそのときの事はよく覚えてて、
  「咳はぬいぐるみを見つけてほしい合図だった」と信じている。

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