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【2ちゃんねるのスピリチュアリズム】その16

2011-07-03 00:05:49 | 高森選>2ちゃんねるのスピリチュアリズム
お暑うございます。

工場での不思議話2つ。

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687 :1/2:2011/06/16(木) 15:51:43.22 ID:0VTY8YCy0
  これは昔私が勤めたある小さな下請工場での話し。
  その工場では度々不思議な現象が起きるのだが、その事は工場の誰もが知っており、
  その事で特に誰もが騒ぎ立てる事はなかった。
  不思議な現象と言うのは、時折工具や油さしが見当たらなくなったり、型が落ちて古く
  なりもう使わなくなった工作機械から作業しているような音がしたりと言うもの。
  工場で働く人たちは工具が見当たらなくなると「また【あの人】だよ」といって笑った。
  新人だった私はよく「あそこの機械の制御盤(コントローラーのようなもの)の上見て来い」
  と見当たらなくなった工具や油さしを取りに行かされた。
  そうすると、たいがいの場合そこに工具や油さしが置いてある。

  最初は気味が悪かったが次第に慣れ、何年かするとそういうもなのだと不思議に思う
  気持ちさえなくなっていった。
  不思議な事にこの現象は、みんなが忙しい時や、納期に追われたり、残業してる時には
  それまで絶対におこらなかった。

  ところが、ある納期に追われた残業時間、もう少しで全部の生産が終わると言う時、品物
  を固定するために使う工具が見当たらなくなった。
  「この忙しい時にそんな事ないだろう」と思いながらも、もしやと思い使わなくなった例の機械
  の制御盤を見に行くとそこに工具が置いてある。

  製品を機械にセットするたびに工具が見当たらなるので、残って作業していた人間の誰もが
  工具の行方を気にして仕事どころではない。
  「あーもうまただ!」作業員の一人が大声を上げ、みんな作業の手を止めて注目した。
  そして例の使わなくなった機械の前にみんなが集まった時、工場全体が揺れるような振動と
  大きな音に襲われた。
  見ると、フル稼働していた現行の機械が、老朽化して倒れた大きな棚を巻き込んで周囲の
  ものをなぎ倒していた。
  死者が出なかったのが不思議なほどの惨状だった。
  誰もが鳥肌の出る思いで【あの人】のおかげだ、助けてくれたんだと感謝した。


688 :2/2:2011/06/16(木) 15:54:45.59 ID:0VTY8YCy0
  ただ、安心してばかりいられない。まだ納品間際の製品は完成していないのに現行の機械が
  手のつけられない状況になったからだ。
  仕方が無く型落ちの、例の機械を再生して、なんとか工夫しながらこのロットだけは仕上げよう
  という事になったが、実際は工場長も社長もみんな本心は途方にくれていた。
  なぜなら誰もがその型落ちの古い機械がまともに動くなんて思ってもなかったからだ。
  そんな機械を動かすなら、新しい機械を納品してもらった方がずっと早いと思っていた。
  工作機械というのはデリケートなもので、精度も要求される。
  油が切れていたり、ましてやさびてたりしたら加工どころか肝心な品物を壊しかねない。
  少しでもマシな状態でありますようにと皆が願いながら機械の中を覗いてみると、錆は無い。
  錆が無いどころか油もきちんと差してあり、あたかも誰かがずっとメンテナンスしていたかのような
  ピカピカな状態だった。
  こんな事はあり得ないと社長も工場長も首を捻った。
  納品は即席で冶具(加工のときに使うツールのようなもの)を作成したりと誰もが協力した守られた。
  このとき復活した型落ちの例の機械は、その後誰もが使わなくてもメンテナンスだけはきちんと
  されるようになった。
  このような事件以降、物が見当たらなくなると言う不思議な現象はぴたりと起こらなくなった。

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161 本当にあった怖い名無し sage 2008/05/02(金) 10:43:53 ID:YgcUyYZ40
  親戚の話なんだけど、心霊というよりツクモガミかな?

  親戚は建築会社に勤めていて、その日は何年も続いた大規模工事の現場終了日。現場事務所に
  使っていた3階建てのプレハブも、その日解体される事になっていた。
  この現場、親戚が新入社員の頃に配属されて、ずっと苦楽を共にした現場だったんだと。
  備品も引上げ終わり、空っぽになった室内。親戚は3Fに1人残って、事務所の床にちょびっと
  酒をたらして感謝と労をねぎらう言葉をかけたそうだ。

  そのとたん、室内の扉という扉が「バン!」と開く。まるで、「出て行け!」と言われているように
  手近な扉から外階段に続く扉まで。親戚、ギョッとしつつもすごく怖くなって恐る恐る階段を降り始めたところ……

  某大地震発生。あ、と思う間もなくプレハブは倒壊。
  まだ階段にいた親戚は当然巻き込まれたんだけど、奇跡的に階段と、階段のひさしがまるで
  親戚の体をガードするように落下してきて、ほぼ無傷。(瓦礫から引っ張り出されるまで、
  居心地は良い空間だったそうだw)

  その他の現場人員も「何故か」「偶然」プレハブの近くからは離れていて、人的被害は皆無。
  プレハブが守ってくれたんだと言ってるよ。個人的にはプレハブというよりその土地の神様が
  助けてくれたんだと思うけど…どっちにしろいい話だと思った。

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