スピリチュアリズム・ブログ

東京スピリチュアリズム・ラボラトリー会員によるブログ

【生きるヒント】①タダの叡智

2011-04-28 00:17:32 | 高森光季>生きるヒント

 もっぱらスピリチュアリズムや死後存続研究の紹介や解説という主旨で書いてきましたけれど、少しそういう枠からはみ出て、気ままに思いつくことを書いてみようと思います。何かちょっと役に立つかもしれないことも入れられればと考えています。
 スピリチュアリズムの主旨からはずれることもあるかもしれません。また、あくまで私の個人的な考えなので間違っていることも書くかもしれません。正しいとか主張するつもりもありません。まあ、あくまでご参考ということで。
 まずはちょっと筆ならしから。

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 昔から、いろいろな宗教がありました。
 その中には、修練を積んで、秘密の儀礼を受けると、極秘の特別な叡智が授けられるとするものがありました。その叡智を得れば、救いに与れるとされました。
 ところが、百数十年前に、その「秘密の叡智」はあっけらかんと公開されました。何の事前の修練も必要ないし、特別な儀式も、高いお布施も必要ないままに。
 その叡智とは、「人間は永遠に進化成長を続ける魂である」という知識です。

 それだけのことです。それだけで充分だというわけではないですが、そのことが一番重要なことです。
 この知識はすぐ手の届くところにころがっています(具体的に言えば、本屋やネットで簡単に手に入れられます)。しかもほとんどタダです(本代や電気代はかかるかもしれませんが)。
 でも、どういうわけか、この知識を目にしても、すっと素通りしてしまう人、馬鹿馬鹿しいと笑う人、狂気だと怒り出す人がほとんどです。宗教者を自任する人ですら、多くがそうです。

 この知識を知れば(受け入れれば)、すべてが変わり始めます。
 ただ、知った(受け入れた)からといって、すぐに魔法のようにその人の人格や環境が変わるわけではありません。未熟な人間(私のような)が、すぐに偉大な存在になるわけではありません。むしろすぐにはほとんど何も変わらないでしょう。
 でも、天の動かぬ星のように、ずっとこれを思い続けていけば、少しずつ何かが変わり、道はあちこち迷わなくなっていきます。
 これを知れば、大きな救いもあります(別項「スピリチュアリズムの12の救い」を参照してください)。

 知らなくても偉大な魂はいます。知っていても未熟で愚劣な魂がいます。それはそうです。でも、やはり知ると知らないとでは大違いです。この知識は、ある猛烈な引力から自由になるための鍵だからです。
 その引力は、猛烈な勢いで人々を引っ張っていきます。欲望のレース、熾烈な闘争、終わりのない不安へと。けれども、この知識があれば、その引力から脱け出ることが可能になります。知らないと、引力に巻き込まれたまま、無駄に生まれ変わりを繰り返すかもしれません。

 この知識は、到達点ではありません。それどころか、単なる出発点です。どうやったら進化成長できるのか。それはそれぞれが苦闘して学ばなければなりません。引力から自由になっても、上に進む力を得られたわけではありません。
 いろいろな方法があります。何も宗教的な行為ばかりではありません。魂の道はそれぞれで、万人に適用できるようなものはほとんどないと言ってもいいかもしれません。スピリチュアリズムの霊師たちは、多くの人に役立つものとして「静思瞑想」「祈り」「奉仕」を薦めていますが、全員強制というものでもありません。できない人もいるでしょうし、ほかのやり方がいい人もいるでしょう。
 でも、そういうことばかりに目が行って、肝心な元の知識を忘れたら大変です。

 考えてみれば不思議ですね。全然秘密にされていないこと、タダで手に入れられることなのに、皆が目をそむけている。もったいないですね。

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1 コメント

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新幹線男。 (電車男。)
2013-01-07 17:02:37
勿論スピリチュアリズムはワクワクドキドキするよ。
当然スピリチュアリズムは物凄い素晴らしいですよ。
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