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【雑報】世界監視システムの誕生?――アメリカ国家安全保障局の「情報監視センター」

2012-03-20 00:00:16 | 高森光季>その他

 このブログでは社会・政治・経済のことは触れないできたのですが、これはちょっと今後の人類社会の問題に大きな衝撃を与えるかもしれないものなので、載せておきたいと思います。
 情報元はおなじみ「In Deep」さんです。ニュースの抄訳部分のみの転載です。

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The NSA Is Building the Country’s Biggest Spy Center (Watch What You Say)
Wired 2012.03.15

国家安全保障局が「あなたの言動を監視する」米国最大のデータセンターを建設中

米国ユタ州にあるブラフデールは、西にオーカー山脈を構える地域にあり、この地は 160年以上前にモルモン教徒たちが最初に米国にたどり着いた場所で、その教義に基づき、この地を拠点として集団生活を続けた。
現在、このブラフデールは、モルモン教の宗派「アポストリック・ユナイテッド・ブレスレン教団」(Apostolic United Brethren Church / 以下、AUB)の本拠地となっている。この AUB 教団は、多妻婚主義、つまり、一夫多妻制度を認めている教派の最大の団体で、ブラフデールには 9,000人の信者が住んでいる。
ここには AUB 教団の教会、学校、運動場、資料館などがある。
最近、 AUB の人々はこの地から他の地域へと引っ越しを始めている。

かわりに目にするのがその数キロ以内の地域で額に汗して働く何千人もの労働者たちの姿だ。
その労働者たちが現在建築を進めている施設。それは完成すると、現在のアメリカ連邦議会の議事堂の5倍以上の面積を持つ施設となる。
かつてモルモン教徒たちの聖典や寺院が並んだこの地域は、今度は、多数のサーバーとコンピュータ、そして武装警備員たちで埋め尽くされることになる。
そして、モルモン教徒たちが「天界からの声を聞く」ために耳を澄ませていたこの地は、そのかわりに、世界最大規模の電気通信網とインターネット情報施設が設けられ、世界中のインターネットで流れる膨大な言葉の管理と分析を行う。

◆情報監視センターの目的

現在建設中のこの施設の詳細は最高機密となっていて、その名称は「ユタ州データ・センター」という当たりさわりのない名称がつけられているが、この施設は国家安全保障局がこの 10年の間に築き上げたプロジェクトの集大成といっていい。
その目的は、通信衛星や、地下ケーブル、あるいは海底ケーブルを含む「世界中のあらゆる通信網」に介入することにある。そして、それらを、解読、分析、保存すること。あるいは、介入、妨害する。
これには個人のインターネットでのメールから、すべてのコミュニケーションツールまでを含み、また、すべての携帯電話、スマートフォンの情報取得も含む。インターネットでの買い物の詳細、送受した金額、旅行に行った場所などもすべて含まれる。
これは 2003年にアメリカ議会に提出された「全体情報認識プログラム」の実現化といえる。
センターの建設予算は 20億ドル( 1600億円)で、2013年9月の稼働を目指している。

また、専門用語の解読のために、銀行取引や株取引などの専門家、海外の軍事専門家、また外交機密暗号解読のスペシャリスト、あるいは個人のコミュニケーションの解読専門家も置かれる。
関係者曰く、監視のターゲットは「全員」だという。

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 最後の一文、恐いですね。私もあなたも監視の対象。まあ、私のような世捨て人まがいを監視しても意味はないでしょうが(笑い)。

 ちなみに、こういう監視に対抗するには、「攪乱」をすればよいそうです。つまり、誰も彼もが、「テロ」とか「武器」といった言葉を意味もなくメールやサイトに加えるとか、しかもわざと暗号めいた書き方をするとか、そういうことをしだすと、監視が混乱するのだそうです。あ、こんなことを言うと消されるかな?
 おや、こんな時間に宅急便かな? うわ、何をするqあwせdrft(もうそのギャグやめい)

 しかし、TTPの問題といい、アメリカも変なことになってきているような感じがしますねえ。
 中国もそうですが、アメリカもそのうち内部崩壊するんじゃないかなどと思ったりもしています。


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