池井戸潤の「最終退行」を読んでいます。初期の池井戸作品ですが、銀行への
厳しい視点や勧善懲悪ぶりは当初からのもので、それをテーマに何作も書き続けて
いる執念というか執着ぶりは本当にすごい作家だと思います。
小説に何度も出てくる「稟議」ということばを調べました。教員の業界では馴染みが
なかったのです。これは、「りんぎ」と読みます。変換も問題ありません。
しかし、本来は「ひんぎ」と読むようです。きっと、誰かが「りんぎ」と間違って言って、
それが定着したのでしょう。「会社・官庁などで、会議を開催する手数を省くため、
係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求めることでした。
ちなまに「稟」は「米蔵の中の米」を表す漢字。「供給される米」という意味になり、
「偉い人から賜る」という意味になりました。よって「議」と合わせると、「偉い人に
よる供給に関する議論」なんだとか…。
厳しい視点や勧善懲悪ぶりは当初からのもので、それをテーマに何作も書き続けて
いる執念というか執着ぶりは本当にすごい作家だと思います。
小説に何度も出てくる「稟議」ということばを調べました。教員の業界では馴染みが
なかったのです。これは、「りんぎ」と読みます。変換も問題ありません。
しかし、本来は「ひんぎ」と読むようです。きっと、誰かが「りんぎ」と間違って言って、
それが定着したのでしょう。「会社・官庁などで、会議を開催する手数を省くため、
係の者が案を作成して関係者に回し、承認を求めることでした。
ちなまに「稟」は「米蔵の中の米」を表す漢字。「供給される米」という意味になり、
「偉い人から賜る」という意味になりました。よって「議」と合わせると、「偉い人に
よる供給に関する議論」なんだとか…。
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