マンガやアニメについて

ネタバレ注意です。
間違った解釈があったらすみません。
今まで読んだマンガやアニメの感想を書こうかなと思います。

「なんて素敵にジャパネスク」 氷室冴子(原作)・山内直実(作画)

2013-03-03 16:07:49 | 少女マンガ
平安時代が舞台のお話しですね。

主人公は右大臣の長女・瑠璃姫。
当時の姫君の結婚平均年齢は13~14歳だけど、瑠璃姫はすでに16歳。
瑠璃姫の結婚に関係した騒動を中心にしたお話しだと思います。
瑠璃姫は独身主義者。明朗活発で勇敢、勘が鋭く、頭の回転も速い、単純で情に脆く、感情に流されやすく、行動派。
そんな瑠璃姫も幼馴染で年下高彬の一途さと真面目さに根負けして、高彬との結婚を決意。
しかし、持ち前に性格が災いしてか、いろいろな事件に巻き込まれたり首をつっこんだり。
それが、東宮や帝の即位問題に関係してたりしてかなりな大事件になってしまいます。
その事件をきっかけに東宮様に惚れられたりして、瑠璃姫はなかなか高彬との結婚にたどりつけません。
あれやこれやとありましたが、東宮も帝となり、瑠璃姫もめでたく高彬と結婚。
人妻として穏やかに暮らすのかと思いきや、またまた事件に首をつっこんでしまいます。

瑠璃姫は、なんだかんだ言っても世間知らずの姫君。政治的なしがらみなどの事は関係なく行動を起こしてしまう事もあります。高彬も大変です・・。真面目なおぼっちゃまですしね。

で、瑠璃が巻き込まれる(首をつっこむ)事件は帝に関係する事が多いです。
瑠璃にとって帝は高彬と同じぐらい大事な存在なのでほっておけないのでしょうね。読者の私としても、瑠璃と鷹男(帝)のからみは楽しいです。

瑠璃に思いをよせる男性や瑠璃の事を認める男性は、かっこいいし、頭も切れる人が多いです。瑠璃の人柄や性格・頭の良さをしっかり見抜いているんでしょうね。
そんな瑠璃に選ばれた高彬はきっとすごいんですよ。
高彬は一生瑠璃に振り回されるんだろうなぁと思いながらも、きっと幸せになるだろうとも思います。


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