「巴がゆく!」 田村由美

この話も大まかな内容しか覚えてません。

主人公は王島巴。
父親が元暴力団組長であり、育った環境と持ち前の性格から
スケバン「巴御前」と呼ばれていた。
巴の度胸・運動神経に目を付けたのが、氷室上総。
自らが教官を勤めるスタントマン養成所「緑の船」へスカウトをします。
巴と上総は生徒と教官でありながら恋人同士となります。
しかし、この「緑の船」はスタントマン養成所ではなく、テロリスト組織。
テロ活動で使える人材を養成していたのです。
潜入捜査していた女刑事が殺されたのをきっかけに巴は「緑の船」を脱走。

「緑の船」が命を狙ってる大物の東条グループの総帥の隠し子・東条伊織の命を救う為に、恋人の上総と敵対する道を選びます。
東条伊織は隠し子であるが、跡継ぎ問題に絡んでくる為に本妻が「緑の船」を使って暗殺しようとしています。
伊織と出会った巴は一緒に行動する内にどんどん伊織に惹かれてゆき、伊織も巴に惹かれていきます。
跡継ぎ問題も解決してひと段落と思いきや、
巴・伊織・上総・伊織の婚約者のまでの四角関係もありまたひと騒動。
最後はちゃんとハッピーエンドです。

巴は面食いみたいですね。しかも強い男が好き。
伊織も上総も外見も申し分ない程かっこいいし、強い！運動神経がいいし、勘もするどいんでしょうね。
なのに、巴はじっと守られるタイプの女性ではないので、
共に戦って行けるパートナーがいいのでしょうね。

巴は主人公だけあって、見た目はキレイなのにホント男前な性格でかっこ良かったです。