「結界師」 田辺イエロウ

昔、烏森家という小さな土地を治めるお殿様がいたのですが、
その烏森一族とその土地は霊的エネルギーがすごく高い一族で、霊的なものを呼び寄せて力を増幅させてしまう程のエネルギー。でも、烏森一族は存在するだけで霊的エネルギーがすごく高いだけでそれらを倒す方法や力を持ってる訳ではありません。

その為、妖怪退治として呼ばれたのが「結界師」と呼ばれる「間時森」。
しかし、間家は本家で跡取りが出来なかった為、分家である「墨村家」と「雪村家」に分かれて「結界師」を継いでいるが、どちらが正統継承者かモメたままずっと仲が悪い（のに隣同士）。
それから400年後の２２代目当主「墨村良守」（連載開始時中学生）と「雪村時音」（連載開始時高校生）が活躍するお話しです。

烏森家はすでに絶滅しています。屋敷が建っていた場所には学校が建設されましたが、土地に残されたエネルギーの所為なのか、学校敷地内には霊的・妖怪の類が集まりやすく力を増幅して人間に危害を加えてしまうため、「墨村家」と「雪村家」が自治体から正式に依頼を受けて毎晩妖怪退治を行ってる。という設定です。

烏森家や「間時森」に関する伝承に違和感を感じた良守が結界師として成長しながら戦っていくお話しです。

良守のお兄さんや裏会などいろいろからんできます。