「帯をギュッとね!」 河合克敏

それぞれの中学で柔道をしていた５人が、
たまたま柔道部がない浜名湖高校に進学。
新しく柔道部をつくり、日本一をめざす話です。

柔道マンガなんだけど、絵もかわいい（？）し、
ギャグテイストがたくさんあって結構笑いながら読んでました。
正直、柔道の細かいルールは良く知らなかったけど、
帯ギュのおかげで、柔道の試合を見るのが楽しくなりました。

柔道部メンバーは主役は粉川巧。
杉清修、斉藤浩司、宮崎茂、三溝幸宏の５人。
巧くん以外は高校入学時には黒帯持ってます。
あとマネージャーが２人。
巧くんの彼女の美少女、近藤保奈美。
その友達でスポーツ万能の海老塚桜子。
このメンバーを中心にストーリーが進んで行きます。

新しく作った柔道部。
もちろん顧問も未経験者。
顧問の先生のお父さんが県警柔道師範で、その関係で指導者にも恵まれて、
柔道部の５人もそれぞれの個性を生かして強くなっていきます。
翌年には仲安昌邦・石野雪久、女子の来留間麻理が入部して
桜子もマネージャーから柔道部員となり、
女子柔道部の話もからめながらもそれぞれのメンバーの成長が描かれています。

他の学校のライバルや友達とのやりとりや、恋愛要素もちょこちょこと。
高校３年生のインターハイでついに全国優勝をなしとげます。
そして、それぞれ大学に進学して、夢はオリンピック・・・
って感じで最終回うをむかえます。


主役の巧と保奈美はもう公認のカップルなので大きな変化もなく進んでいきます。
桜子の方が結構モテていてその行く末の方が気になりました。
桜子は読者からの人気も高かったみたいです。
私も個人的には桜子が好きなので、桜子がモテてるとなんだかうれしかった。

とにかく帯ギュは柔道の魅力を私に教えてくれたマンガでした。
帯ギュのおかげで今でも柔道の試合は楽しく見る事ができます。