メーメーおばさんのひとり言

おこしやす
チクチク大好きおばさんです

親の気持ち 子の気持ち

2008年03月14日 17時24分31秒 | ひとり言
先日の事です。
お昼前に 友達から電話。
急に友達二人が午後我が家にやって来る事になった。
別に、これといって用事があったわけでもなく。。。
何時ものようにチクチク談義。

そんな時、ピンポ~ン。。。
玄関には姉と母。
エエッ?
いったい どしたん?
何の前ぶれも無く急に現れた二人。
姉の話っぷりでは 母を家まで送って行って欲しかったらしい・・・・

でも、茶の間には友達二人。
二人に話して 送っていく事にしたのに 母は そんな事をしなくてもよいと聞かない。。。

ずっと以前にある人に言われた事がある。
「あなた方 (私の家族)は、 お互いが 遠慮しすぎてる・・・」と。
母は 私達に物を頼まない。
言ってくれて良いと 再三言うのだけれど 自分が出来る限りは自分ですると言う。
それもそうかなぁと思い あんまり無理強いはしない事にしているが
買い物にしたって 牛乳、ジュース・・・となると、重い袋を提げて歩くのは大変だろうと 実家の近くへ行く用事を作っては 母の顔を覗く。
「今日は何も買いに行く事は無い。」と言う。
週、半ばなんだから 何かあるはず。。。
と言っても、
『私、ゆっくり歩いていくから・・・』
メーメーの母だから 頑固なのは仕方が無いが。。。

たまに、思い立ったように バスに乗りやってくる。
言ってくれたら いくらでも迎えに行くのに こっちが行った時は 言うことを聞いてくれない。

母が悪いようにばかり書いては居るが こっちも、ははに何かしてもらおうなんて気持ちを 持った事が無い。
もう少し頼ってもいいのかもしれないが 何かそこには 一旦 家を出た者なんだからと 遠慮とまではいかないものの 何かがはたらく。。。
母に頼りたかった頃 メーメーには 舅と姑が健在だった、と言う事もあるのかもしれない。
二人を差し置いて 母が出てくるわけにはいかなかった。
二人を差し置いて 母に頼む事も出来なかった。

それが、今に至っても ほんのちっちゃな事にも影響してる。

やっと、と言うと 少々語弊があるが
今やっと、孝行らしきものも出来るかなぁ。。。って、時。
孝行なんてこんなものだと言う決まりは無いと思うが 出来なくても親は何も言わないだろうが 
何か出来る限りの事 一番の底辺っぽいと思うが 何かするというより 何かしてくれと頼んで欲しい。

ある友達が
「医者へ連れて行って欲しいと 朝一で電話がかかってくる・・・」
と、ぼやく。
「時間を考えずに電話してくる~。。。」
と、愚痴をこぼす。

大変なんだろうなぁ~とは思うが どこかしら 羨ましくもある。

『チョット電話してくれたって・・・いいやんか』

『そしたら、いくらでも。。。 でも 出来る限りの事しかできんのやから』
『出来る事しかせんのやから。。。遠慮せんといて。』

先日は あのあと 友達と話をしてても 何処かしら寂しいメーメーが居た。

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翌日、姉との会話です。
姉  「私は車がないんやから あんたんとこまで行ったら 家まで送って
    もらおうと そして、しばらくの時間 お茶でも飲ましてもらおうと
    私の家にも上がらずに かぁさん 遠い所歩かせてしもうたんや。
    あんたんとこ 電話せんと行ったのは 悪かったけど かぁさんも、一旦
    言い出したら聞かんから。。。」
私  「家まで車に乗せていくぐらい どうってことないのに。
    友達はそんな時間位いつでも留守番しててくれるのに。
    かぁさんが ええ 言うたらもう送って行けんやん・・・」

そして二人で納得したのは 私らも遠慮してるかもしれんけど わがままでもええから もうチョットなんか言うてほしいなぁ。。。
贅沢な悩み なのでしょうか。
でも、心なしか 寂しいのです。
愚痴がでる位の中になりたいのです。親子なのですから

ちゃいますか???