短い 一年

小さな幼子にとって　一年と言う年の時間は　自分の人生の中で　三つの子ならば　三分の一　四つの子ならば　四分の一。。。。

そう考えると　今の私にとっての一年は　五十何分の一。

一年の終わるのが早いはずです。
　　　　　　　　短いはずです。。。

私の人生の中で　一年はたったそれだけなのですから。

真っ赤なチュウリップの花びらの　六枚のうち二枚が　まっ黄色だったら　誰が見ても　見分けがつくでしょうが

真っ赤なチュウリップの花びらの　どこかに　五十分の一黄色い筋が入っていても　誰も見向きもしないのでしょう。。。


モンチッチが　たまに来ては　びっくりするほどの記憶力を見せてくれます。
散歩の途中で　
「きょうは、ここに　おはな　さいてないねぇ。。。」
とか。
「ワンちゃん　いないのかなぁ～」
とか。
　
お花の咲いていたのは　もう、何ヶ月も前に来たときの　お散歩の話です。
ワンちゃんに出会ったのも　まだ、お嬢が生まれていない頃のお話です。

でも、モンチッチの記憶の引き出しには　その時の話が　一言違わずメモしてあるんです。

さて、私の記憶の引き出しには。。。。。

メモしたはずなのに～～～～

引き出しの数が多すぎて　どこに仕舞ったのかも　定かではなくなってるんです。

一年がそろそろ終わってしまいます。
「あと一日ある」なんて思っていても　確実に
「あぁあ、済んじゃった～～～」
って、事になっちゃうんです。

そんな短い一年を　「ボチボチ」とか　「ゆっくり」とか　言っていられないのかも知れませんが　私にとっての一年です、私のために使える一年です。

ゆっくり、ボチボチ　行きまヒョか～～～

あと一日だけ　セカセカ　いつもと同じお掃除、洗濯、食事の用意・・・エトセトラ。新年が来たら　ちょこっとゆっくりして～～なんて言ってると　またまた月日が過ぎちゃうのよねぇ～～～

やっぱり、わたしは、
ゆっくり、ボチボチ　平凡に。。。

今日を明日につなぐだけにしておきたいと思います。

平凡に　平凡に　平凡に

物事　平に過ごすってことは　結構大変なこと。。。だと思いますので。

あと一日。何事もなく　新しいお天道様を拝めますように。。。

どうにかこうにか

全く、何もする気になれません。
『年の暮れ』
？？？？　　？？？　　　？？？
全くそのような気がいたしません。。。

街へ出ると　みな、買い物に一生懸命で～～～＾

いったい何をそんなに買い込むの？

たった一日変わるだけで　？

やっぱり私は天邪鬼。

毎日の掃除を　毎日のように済ませて　毎日の洗濯をして。。。。

ほんの少しの買い置きを。

それで、お正月の用意はオシマイ。。。。

いっぱい買い込んだって　家の中においておくだけ。
そんなことするのなら　「お店に置いてある」って、考えたらいいのよねぇ。。。

幸い今年は　少し前に雪が降ったせいか　寒さには強くなれたように感じるし　必要なものは　その時に買いに走ることにいたしましょう。。。


で、やっと

玄関の模様替え。



毎年お正月のタペストリーは同じものだけど。。。。

私にとってこれは　大切な一枚。

着物地は私の物　そして

着物地意外の　黒とベージュの布地は　今は亡き姉が選んでくれたものです。

キルトの針目は　初心者だった頃なので　まるで見ちゃァいられないくらいの大きな針目だけど。。。。。。
　　　　　　　

友達が　あの大雪の日に　まだ圧雪の道路を必死で持ってきてくれた水仙が　玄関いっぱいに　良い香りを漂わせてくれてます。

水仙を入れてある花瓶は　じぃちゃん（舅）が　３８年の豪雪の年に職場からいただいたものだそうです。

何でも、我が家に居るものは・・・って、品物は、長持ちするんだよねぇ。。。