思い出の中のサンタ

大昔です。私の幼かった頃～

この12月の24日、

夕暮れの景色だったと思うんですが　赤い服着たサンタクロース　

　　　　　　　　　　玄関のベルと同時に店先にたっていたような。。。

私より七つも年上の姉達は　もう　それがどういう事なのか　解っていたのでしょう。

当たり前のように　ケーキを受け取って　それでお終い。

でも、まだ幼かった私は　そのサンタクロースが　どこへ消えて行くのか気になって・・・

長い事玄関先を覗いてましたっけ。父は、早く奥に引っ込むように言いましたけど。


家を出たサンタさんは　濃い緑の幌のかかったトラックのめくれたテント地みたいなのをなおして

運転席に乗って行ったような。。。。

確か、黒い長靴　はいてたような。。。おぼろげです。何せ50年くらい前ですもん。笑


後になって解ったのは　あの時のトラックは

小学生の時に　学校給食のパンを運んでいたトラックだったってこと。

この街の『ひ◯や◯』って　パン屋さんが　ケーキを家まで配達してくれてたって事。

今はお店に注文して　ケーキを指定日に貰いに行って。。。。。

あの頃は、配達してくれてたなぁって。それもサンタさんの格好をして。


今朝の娘との会話です。

『ちょっと前まで　屋根の煙突とサンタさんの絵をよく見かけたけど・・・・』

『よく考えたら　不法侵入だよね　煙突なんて　なかなか無いし～、今の時期　煙突は熱いよ』

『モンチッチなんかは　サンタさんはどこから来るって思ってるんだろう？』

『そんなん　＜イオンから　来る＞って思ってるって！』

話はとんでもなく現実的！ですよね～。でも、モンチッチ達の会話では・・・・・

『なんで、サンタさんは　ぼくのほしいもん　解るんやろう？』って。

可愛いもんです、いつまで続くやら～～～ですが。


大人になって・・　働くようになって・・仕事先からケーキの注文のノルマの数言われて・・

段々夢が無くなって・・・・・・・・今は、もう何年んもケーキ食べてないもん。

大人四人のクリスマス。みんな仕事で　残業で・・・・プレゼントまで　そんなもん知らんって。



なんか、懐かしくって　思い出の中のサンタさん、もう一度合いたいね。。。

こんにゃろう！いいおばちゃんが　何言うてんねんって言わんといて～。。。。






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