シクラメンとは違います

10年前の　記録です。先日　十七回忌の奉仕を申したわけですから　実際は　16年前のことです。

　　　　

　　10年前の記録　

姑が亡くなったのは　6年前の9月の末。
その日まで　金木犀の木には　何も変化が無く　みんな忘れていた存在でした。

母の葬儀も終って　火葬場までの道すがら　母がもう一度見て行きたいと思う我が家の前を通ったところ　
金木犀の木には　真黄色に花が咲いていました。

その後も、しなければならない事がいっぱい。
もう、金木犀の木のことなんて　どこへやら・・・・

気がついた時には　もう何にも無くって。。。。

引っ越してきて　初めての金木犀の木の晴れ舞台だったはずが。。。。。
香りさえも知らずに終ってしまいました。

。。。。。。。。。。。。。。

それからは、毎年　少しづつですが成長してくれて　
　　　　　今では良い香りをあたり一面漂わせてくれています。
　　　　　　　　　(花粉症の方には　申し訳ないのかもね。。。)




あれから　庭にあった木は全て。。。駐車スペースになったので　コンクリートしかありません。
もう、金木犀の香りは　ご近所さんのを　感じるしかないんです。
そんな金木犀の花の香りも　台風がどこかへ飛ばしてしまったのかも。。。
私には　金木犀は　ばぁちゃんの思い出です。


久しぶりに、昨夜の夕食の折　会話の中で　ばぁちゃんが出て来ました。
元気な頃のばぁちゃんの話です。
焼肉をした時に　「私は、ちょっとでええから〜〜」
そう言って　一番初めに　一番いいお肉の　一番いい焼きどきの肉を
好きなだけ皿に盛って　さっさと食べて・・・
「もう、いいわ。いっぱい食べたわ。」って。
そりゃ、もうええやろ！　それ以上は無理やろ！　って。笑
土曜の夕食やら　昨夜の夕食やら・・・・やっぱり似てるわ。笑　　って。。。


金木犀の咲く頃　　それはばぁちゃんの香り？　そりゃ困る。ワハハ