しがのやまちゃん(マイカー与太噺)

クルマに関することや旅行記や日常のたわいのない噺を

ETC2.0(ITSスポット)サービスの普及のための苦言(個人的意見)

2015-08-11 12:00:00 | ETC

ETC_Dsc_1882.jpg

 先日再び仕事で浜松までマイカーにて行くことになり今回はETC2.0新サービスの取り組みについて発表されたので、実際の現場で何か変化があるのか期待して出かけました。

 往路東名阪御在所サービスエリアにて休憩を取るために走行レーンからSA誘導路に入って行くとナビ画面に上のような「ITSスポット表示情報」として表示されました。

 2ヶ月前では表示されなかった表示が出たので、「オオー ETC2.0サービスになって充実したきたのかなぁ」と思い期待しながらSAのなかのITSスポットエリアを探しましたが残念ながら「御在所SA」では見あたりません。ITSスポット設置場所にはなっているようですが?

 そして、浜名湖サービスエリアで「鰻」を食べようと、クルマを走らせて「浜名湖SA」に到着です。早速「ITSスポットのエリアにクルマを止めようとしたのですが、あいにく他のクルマが止まっていて4台ほど横に空いていたスペースに止めましたが、「ITSスポット」のサービスエリアから外れているためナビは反応しませんでした。

 ITSスポットエリアに止まっているクルマは、どう見てもDSRCユニットを搭載したクルマと思えませんでした。やはり認知度が低いのか、ETC2.0の普及には時間が掛かるのかなぁ・・

 浜松での仕事も終わり帰路につきました。そして下り線の浜名湖サービスエリアに立ち寄りました。今度はITSスポットエリアが空いていたので、クルマを止めました。

ETC_Dsc_1883.jpg

浜名湖SA下り線の「ITSスポット」エリアに駐車​

ETC_Dsc_1885.jpg

 左前方に「ITSスポット」のアンテナと掲示版が見える。そしてT-Connectナビの「Menu」から「情報」にタッチして「ITSスポット情報接続」をタッチして情報画面を見ると・・・

ETC_Dsc_1884.jpg

画面が切り替わらない・・・接続に時間が掛かる・・・・・​

ETC_Dsc_1886.jpg

上のようなエラー表示。機能していない・・・  メンテナンス不足?

 SAでのITSスポットサービスが受けられるスペースが少なくしかも2台分しか表示していないし、横に4台ずれるとエリア外で接続出来ない中でやっとサービスが受けられる場所に駐車出来たのにこれでは・・・。

 浜名湖サービスエリアでのITSスポットでの利用のみなので他の状況が判らないが、コンテンツ内容もイマイチです。

 ハード面の拡充は国土交通省が必死になって整備しているようだが、そのハードを運営する道路管理会社もしくは財団法人か知らないがただ設備があるから使っているだけの様な気がします。

 従って走行中のITSスポットサービスで「広範囲の渋滞・規制情報提供や安全運転支援」などのサービスが始まっても利用者の数はなかなか伸びない気がします。

 まず、運用面の工夫や、設備のメンテナンスをしっかり行うことです。そのための費用がかかりますが例えば、サービスエリアでの「ITSスポットサービス」では画面をスマホなどで写してそれを提示すれば、おみやげなどの買い物やレストランでの飲食の時に割り引きするような工夫をすれば、利用者も増え利益も上がり、メンテナンス費用も見込めるしETC2.0の普及につながると思います。


ETC2.0 再セットアップの完了 (ステッカ-の貼り付け)

2015-08-04 13:50:00 | ETC

ETC2.0_Dsc_2011.jpg


 それは7月28日のNHKニュース「ETC2.0普及に向け高速道路料金割引へ」を見たことから始まりました。

 オプションで着けた「ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ(ETC・VICS機能付)ビルトインタイプ」も再セットアップを行えば、ETC2.0の新しいサービスを受けられると判り、2016年度から実施予定のETC2.0サービスですが、気が早いですが日曜日にディーラーへ行ってETC2.0の再セットアップをしてきました。

ETC2.0_Dsc_1874.jpg

 申込書に必要事項を記入して、待つこと約1時間(予約なしで飛び込みで行った)で再セットアップ完了です。

ETC2.0_Dsc_1877.jpg

 これは昨年12月の納車時でのETC/DSRC車載器のセットアップ申込書です。(ETC2.0の文字はない)

 今回のETC2.0車載器セットアップ申込書には、次の様な文章がありました。

ID1.jpg

ETC2.0_Dsc_1873.jpg

ETC2.0_Dsc_1876.jpg

 再セットアップそのものは、ETC車載器にETCカードと同じようなETC2.0セットアップ用のカードを挿入して30秒ほどで終わりました。

 費用は\2,700-でした。


​ 今回のETC2.0申請書の中には

車載器のID付きプローブ情報の利用と取り扱いについて

・道路管理者は、経路情報を活用したサービスを提供するため、

 車両を特定できる走行位置の履歴等の情報を収集します。

 これにより経路情報を活用したサービスを提供することが可能となり、

 渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇することなどが

 期待されます。

・収集した情報は、当該サービスの提供またはその検証以外には利用しません。


 と記載してありますが、やはり個人情報の取扱やプライバシーに関して既存の「Nシステム」と連携すれば、個人の行動監視など完全に掌握されそうです。

 又ETC2.0のサービスがどの程度メリットがあるのか未知数であり、サービスが大都市圏だけでなく地方都市や日本全国どこでも同じサービスや恩恵を時間差なく受けられるのか見えていません。​

 でも、何時でも恩恵を受けられるように準備だけは完了させました。


後日、再セットアップ完了が判るステッカーが有るとのことでディーラーに行って貰ってきて貼り付けました。

ETC2.0_Dsc_2005.jpg



 参考に国土交通省が出しているETC2.0のパンフレットです。

Image1.jpg

Image2.jpg



ETC2.0新サービスを受けるには

2015-08-01 14:10:00 | ETC

ETC2.0service.jpg

 ETC2.0の新しいサービスに関して、関係サイトを色々見ていて疑問の一つが解消しました。

 来年度から導入予定のITSスポットでの双方向通信により渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する措置のサービスを利用するには、現在DSRC対応車載器であればETC2.0対応車載器への再セットアップが必要ということです。

 私の場合、昨年12月にプリウス号を購入した時に取り付けたITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプの車載器とT-Connectナビでは、VICS/ITSスポット設定のメニューの中に「ITSスポット走行情報のアップリンク」を「する」「しない」の設定項目があり「する」に設定する必要がありますが、それだけではダメで、ETC車載器を新たに再セットアップを行うことで新サービスに対応出来ることが判りました。

 この事で念のためにディーラーに電話で確認したところ、やはり再セットアップが必要で約5分ほどで出来るとのことでした。


 ETC2.0のサービスには、個人情報の扱いなど問題になりそうな事などありますが、利用者にとって有益になることを期待しています。

 高速道路のSAで体験した「ITSスポット」では、残念ながら充実した内容とは言い難く、ETC2.0を普及するには今行われているサービスの充実にもっと力を入れるなど努力がいると思います。

ITSDsc_1655.jpg


 ハード面はどんどん進化していきますが、そのハードを有効に使う為のソフト面や、ルールなどがハードの進化に伴っていないのが現状だと思えてなりません。 

 クルマは楽しいモノです。単に移動するための手段でなくクルマがもっと楽しいものにする為には、ソフト面の充実やルール、マナーの向上を願います。​


ETC2.0サービス 益々疑問というか判りづらく

2015-07-29 14:50:00 | ETC

ETClogo.jpg

 GAZOO.comのニュースにとりあげられていた 『ETC 2.0』普及へ前進、経路別の料金優遇などサービス具体化へ を読んで、益々疑問というか判りづらく感じました。​

記事の内容

 「7月28日、国土交通省にて道路分科会国土幹線道路部会がとりまとめた中間答申の中で、今後のETC2.0のサービス展開、取り組みが新たに示された。さらに、8月より経路情報を収集することが可能な「ETC2.0車載器」の販売が開始されることが明らかになった。これにより、今後は、リアルタイムに得られるビッグデータを活用し、「道路を賢く使う」ための様々な取り組みがより具体化。経路別の料金優遇など、より一般ユーザーにメリットが感じられるサービスが展開される。」・・・


疑問その1

 8月より発売される「ETC2.0車載器」でないと経路別の料金優遇などの恩恵が受けられないと解釈出来ます。つまり、昨年12月に取り付けたITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプの車載器では、対応しないと言うことでしょうか。


記事の内容

 「8月から新規に販売されるETC2.0車載器。従来の車載器の場合、個別車両の経路情報はETCの料金所単位でのみ把握しているため、流入した料金所から流出した料金所までの間に複数のルートがある場合には、どこを通ったかわからないのが現状だった。
 8月から新規に販売されるETC2.0車載器では、IDデータをETCの料金所だけでなく、高速道路や一般道に設置されたITSスポットにも送ることで、利用経路や利用時間、加減速データなどが1台毎に細かく把握できるようになる。」​・・・・


疑問その2

 DSRCユニットであれば、ITSスポットにも双方向通信が出来るので利用経路や利用時間のデータを把握出来るはずではないのか。又、IDデータだけでも利用経路は、十分把握できるはずで「8月から新規に販売されるETC2.0車載器」でないと不可能とは思えない。高速道路上や一般道に設置されたITSスポットに送られたIDデータを道路管理者側でソフト処理すれば出来るはずである。


 8月から新規に販売されるETC2.0車載器で車両の走行情報を把握して、渋滞緩和に向けたリアルタイムの対策がよりきめ細かく出来るのであろうが、一般ユーザーにとって、少なくとも従来の車載器でも「料金優遇」のサービスを受けることは可能だと思える。

 「料金優遇」を受けたいなら、新しい車載器を購入しなさい。と思えるのは私だけでしょうか。




ETC2.0って「ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ(ETC・VICS機能付)ビルトインタイプ」のこと?

2015-07-27 13:40:00 | ETC

DSRC_ETC1.jpg

 昨日、NHKのニュースで「ETC2.0普及目指し高速料金割引へ」と言う放送がありました。

 これを見て、昨年12月6日に納車された我が「プリウス号」 オプションで着けた「ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ(ETC・VICS機能付)ビルトインタイプ」が、当時のトヨタのHPでアクセサリーでETC/DSRCを見たときETC2.0の記述がありませんでしたが、改めて現在のHPを見るとETC2.0になっています。内容的には全く同じようなのでETC2.0に対応していて「高速料金割引の制度」が実施された場合、その恩恵を受けられるのか気になって来ました。

 ネットで調べてみると
 「ETC2.0とは、道路沿いに設置されたITSスポット(通信アンテナ)と対応車載器(DSRC通信対応)との間の高速・大容量通信(通信料は無料)により、広範囲の渋滞・規制情報提供や安全運転支援など様々なサービスが受けられる運転支援サービスです。」
とあり、DSRCユニットを着けたETCはETC2.0対応と言うことになると思うのですが、少し不安です。

 以前このブログで「SAでITSスポットサービスを使ってみました​」を掲載しましたがこの機能が使えるってことはETC2.0のことですよね。

​ T-connectナビとDSRCユニットのETCでETC2.0のサービスに対応できているはずと思ってますが、わかりにくいですね。​