しがのやまちゃん(マイカー与太噺)

クルマに関することや旅行記や日常のたわいのない噺を

ETC2.0サービス 益々疑問というか判りづらく

2015-07-29 14:50:00 | ETC

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 GAZOO.comのニュースにとりあげられていた 『ETC 2.0』普及へ前進、経路別の料金優遇などサービス具体化へ を読んで、益々疑問というか判りづらく感じました。​

記事の内容

 「7月28日、国土交通省にて道路分科会国土幹線道路部会がとりまとめた中間答申の中で、今後のETC2.0のサービス展開、取り組みが新たに示された。さらに、8月より経路情報を収集することが可能な「ETC2.0車載器」の販売が開始されることが明らかになった。これにより、今後は、リアルタイムに得られるビッグデータを活用し、「道路を賢く使う」ための様々な取り組みがより具体化。経路別の料金優遇など、より一般ユーザーにメリットが感じられるサービスが展開される。」・・・


疑問その1

 8月より発売される「ETC2.0車載器」でないと経路別の料金優遇などの恩恵が受けられないと解釈出来ます。つまり、昨年12月に取り付けたITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプの車載器では、対応しないと言うことでしょうか。


記事の内容

 「8月から新規に販売されるETC2.0車載器。従来の車載器の場合、個別車両の経路情報はETCの料金所単位でのみ把握しているため、流入した料金所から流出した料金所までの間に複数のルートがある場合には、どこを通ったかわからないのが現状だった。
 8月から新規に販売されるETC2.0車載器では、IDデータをETCの料金所だけでなく、高速道路や一般道に設置されたITSスポットにも送ることで、利用経路や利用時間、加減速データなどが1台毎に細かく把握できるようになる。」​・・・・


疑問その2

 DSRCユニットであれば、ITSスポットにも双方向通信が出来るので利用経路や利用時間のデータを把握出来るはずではないのか。又、IDデータだけでも利用経路は、十分把握できるはずで「8月から新規に販売されるETC2.0車載器」でないと不可能とは思えない。高速道路上や一般道に設置されたITSスポットに送られたIDデータを道路管理者側でソフト処理すれば出来るはずである。


 8月から新規に販売されるETC2.0車載器で車両の走行情報を把握して、渋滞緩和に向けたリアルタイムの対策がよりきめ細かく出来るのであろうが、一般ユーザーにとって、少なくとも従来の車載器でも「料金優遇」のサービスを受けることは可能だと思える。

 「料金優遇」を受けたいなら、新しい車載器を購入しなさい。と思えるのは私だけでしょうか。




GPS&レーダー探知機とOBDIIから判ること

2015-07-27 18:30:00 | Prius

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 クルマ購入時にyupiteru製 Z250HVT GPS&レーダー探知機を購入しディーラーにて装着してもらいました。​​

​​  このレーダー探知機は、OBDIIコネクターにてトヨタのハイブリッド車に対応していますのでエンジン回転数や水温、さらにHVパワー、バッテリー昇圧電圧、HVバッテリー電流などクルマの情報が表示できて大変ありがたいものです。

 表示させたい内容もカスタマイズ出来るので、レーダー探知機というよりもシステムモニターとして使っています。​

RD_Dsc_1851.jpg

 上の写真は、ブレーキペダルを踏まずに「パワースイッチ」を2回押した時にON状態となりレーダー探知機の画面に設定した項目が表示されます。

私の場合、カスタマイズした表示内容は以下の通りで

1 速度

2 エンジン水温

3 回転数

4 HVエンジンパワー

5 HVバッテリー電流

6 HVバッテリー電圧

7 HV昇圧後電圧

8 HV補機バッテリー電圧

の8項目を表示させます。

RD_OBDII.jpg

 クルマの走行情報をOBDIIコネクターに接続することで表示することが出来ます。このOBDIIアダプターにはディップスイッチがあり、車速感応ドアーロックの設定が出来たり、エマージェンシーシグナルがONになり、40km/h以上の速度で急ブレーキをかけるとハザードランプが高速で点滅させることが出来ます。

(プリウスでは、車速感応ドアロックのオプションが無かったので大変ありがたい。そしてクルマが停止後シフトレバーをPポジションでドアロック解除が出来る。)

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 ブレーキペダルを踏んでパワースイッチをONにした時で、HVバッテリー等の状態によっては、エンジンが掛かりHVバッテリー電流表示がマイナス表示されて充電が行われている状況が判ります。

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 エンジンが停止してEV走行可能な状態の時のモニターです。この時HVバッテリー電流は+1.4Aを示しています。つまり、停車していても1.4Aの電流が消費されています。そして同じ状況ですが、エアコンをONにした時のHVバッテリー電流の値が増える事が判ります。​

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 電流は6.8Aを示し、エアコンの電動インバーターコンプレッサーが稼働して増加しています。

RD_Dsc_1389.jpg


 上の写真は、今年3月末頃でエアコンがONの状態ですが軽めの温度設定時於けるEV走行の消費電流で+16.2A流れています。車速は52km/hで定常状態での値です。

 これが夏場の暑いときに、エアコンを掛けた場合、少なくとも6.8Aの電流がプラスされますので、HVバッテリーの充放電が頻繁に繰り返されエンジンが廻る率があがり燃費の低下につながることが判ります。
 まして暑い日のチョイ乗りを繰り返せば、燃費が悪くなるのは当然ですね。​
Nenpidata.jpg

マイカーログで集計した燃費の変化

 燃費をよくするために、エアコンを控えめにするのか、それとも快適なドライブ環境を維持するためエアコンを利かし燃費の低下に妥協するのかと言われれば、私は燃費を犠牲にしてでも快適なドライブ環境を選びます。何故なら以前乗っていたマークツーでは10km/L前後の燃費でしたから・・・・




ETC2.0って「ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ(ETC・VICS機能付)ビルトインタイプ」のこと?

2015-07-27 13:40:00 | ETC

DSRC_ETC1.jpg

 昨日、NHKのニュースで「ETC2.0普及目指し高速料金割引へ」と言う放送がありました。

 これを見て、昨年12月6日に納車された我が「プリウス号」 オプションで着けた「ITSスポット対応DSRCユニット・ナビ連動タイプ(ETC・VICS機能付)ビルトインタイプ」が、当時のトヨタのHPでアクセサリーでETC/DSRCを見たときETC2.0の記述がありませんでしたが、改めて現在のHPを見るとETC2.0になっています。内容的には全く同じようなのでETC2.0に対応していて「高速料金割引の制度」が実施された場合、その恩恵を受けられるのか気になって来ました。

 ネットで調べてみると
 「ETC2.0とは、道路沿いに設置されたITSスポット(通信アンテナ)と対応車載器(DSRC通信対応)との間の高速・大容量通信(通信料は無料)により、広範囲の渋滞・規制情報提供や安全運転支援など様々なサービスが受けられる運転支援サービスです。」
とあり、DSRCユニットを着けたETCはETC2.0対応と言うことになると思うのですが、少し不安です。

 以前このブログで「SAでITSスポットサービスを使ってみました​」を掲載しましたがこの機能が使えるってことはETC2.0のことですよね。

​ T-connectナビとDSRCユニットのETCでETC2.0のサービスに対応できているはずと思ってますが、わかりにくいですね。​




ステアリングスイッチのLED照明の明るさ2・・・やっぱり白がいい・・・

2015-07-14 12:50:00 | Prius

​ 先日、LEDを交換したのですがやっぱり「白」に交換しました。取り付けたリード線型LED(あり合わせを使用)は、高輝度タイプでないし発色もグリーン系でスイッチのスクリーン近くで発光しているので明るさにややムラがあり少しぼやけた感じです。​

Ster_Dsc_0001.jpg

Img_0250.jpg

 そしてやっぱり「白」がいい、

 と思い白色発光のLEDを購入して付け替えることにしました。 (細かな部品の半田付け・・老眼?の目でも何とか見えるので)

 ネットで調べていると「草心デジタル」から 白色 3216 チップLED Typ(120°1,300mcd)が20個で470円(税別)であったので早速購入しました。

LED3216.jpg

ILED3216_2.jpg

購入したLEDの大きさ

型番:SC3216WH
発光色:白色
サイズ:3.2mm×1.6mm
順電圧:Min3.0v Max3.2v
順電流:20mA
光度:Min1,100mcd Typ1,300mcd Max1,500mcd(IF=20mA)
色温度:Min8,000K Typ8,500K Max9,000K
半減角:120°

​ 上記定格は、草心デジタルのHPから​

 通常LEDの輝度が1000mcd(ミリカンデラ)以上あれば高輝度タイプとされ、今回購入したLEDは1300mcdで高輝度タイプで結構明るいタイプです。​

PCB_Dsc_1776.jpg
PCB_Dsc_1774.jpg 
 早速、各基板に今回購入したチップLEDを半田付けしました。
White_LED1.jpg
 LEDを付け替えた基板を組み込む前に点灯テストをして発光状態を確認しました。かなり眩しい程の青白い発光でした。

Ster_left_Dsc_1787.jpgSter_left_Dsc_1787.jpg

 そして、ステアリングスイッチを取り付けて未だ明るい車内の中でイルミを点灯してみました。点灯しているのがはっきり判りました。
Ster_Dsc_1779.jpg

 チップタイプの為基板上に取り付けることで、スイッチのスクリーンからLEDまで少し距離が出来て、LED発光が全体に当たる事で明るさにムラが少なくなり、くっきりと文字を浮かび上がらせました。
 T-Connectの音声認識用トークボタンの顔マーク、そしてハンズフリースイッチ、レーダークルコン等のスイッチの彫刻文字がはっきり認識出来ました。

sterLED.jpg

Ster_Dsc_0010.jpg
Ster_Dsc_1802.jpg
Img_0254.jpg


 暗い車内に白い文字が浮かび上がり視認性が大変向上しました。

 あとは、・・・エアコン部分の緑に光っているところを・・
          ・・・そこまでしなくても・・・・​



ステアリングスイッチのLED照明の明るさの改造

2015-07-08 15:45:00 | Prius

​ 我が愛車プリウス号のステアリングスイッチのイルミが純正のままだと暗くて見づらいため、LEDを追加して明るくしてみました。

Night_Ilum.jpg

 プリウスのステアリングスイッチに使用されているLEDはチップタイプの3216サイズ、つまり3.2mm×1.6mmという大きさで、老眼?になってきた私の目では、とても半田付けなど出来ない大きさです。

PCB_Dsc_1531.jpg


LED01.jpg

 そこで、手持ちであった通常のリード線タイプのLEDで極力小さなものを使って明るくしてみました。​

作業手順

1 

 先ず、ステアリングの両サイドにあるカバーを外し、ロックピンを押し込んでエアバッグの固定を外しエアバッグ本体を慎重にとりはずす。先ず、ステアリングのエアバッグを慎重にとりはずします。

Ster_00.jpg 

Ster_01.jpg

 ステアリングスイッチの4カ所のボルトをはずし、スイッチ部分を取り外しハーネスをコネクター部から抜く。

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 ステアリングスイッチを分解して、基板を取り出す。

SWParts.jpg


 各プリント基板にLEDを取り付ける

HFTalk_pcb.jpg

 VOICE, ON HOOK, OFF HOOKの各SW基板にリード線型LEDを追加した。特にON HOOKと OFF HOOKのイルミは2個パラにして、スイッチスクリーンに均等に当たるようにしました。

Audiocnt_pcb.jpg

 MODE, VOL+, VOL-, SEEK+, SEEK-,用基板にリード線タイプLEDを追加​LED追加

Disp_pcb.jpg

 R/F, TEMP+, TEMP-, DISP, TRIP用基板にリード線タイプLEDを追加​します。

RDC_pcb.jpg

 同様にクルコン基板にもリード線タイプLED追加しました。

 元通りに取り付けてイルミを点灯してみる

AudioSW.jpg

DisoRCSW.jpg












 LED取付後、ステアリングスイッチを元通り取付をして、イルミを点灯してみる。チップLEDにパラに接続したのでLEDの電流は約倍流れましたが、LEDの電流制限抵抗を交換しなくても問題無いようでした。


before_Dsc_1693.jpg

 改造前のステアリングスイッチのイルミの明るさは、室内がかなり暗い時に僅かにスイッチのイルミがわかる程度​(上の写真)

after_Dsc_1705.jpg

 そして今回の改造では、高輝度タイプのLEDを使用すれば良かったのですが、とりあえず手持ちのLEDでの改造でも室内が比較的明い中でイルミの点灯がよくわかるようになりました。

 使用感

AudioSW_ilm.jpgDisoRCSW_ilm.jpg












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​ 暗闇のなかに浮かぶイルミは、ナイトドライブを楽しく且つ幻想的な空間を演出してくれる。