帰ってきました。

今日の早朝３時に、東北の被災地から無事に帰ってきました。

書きたい事はありますが、何を書いても、また写真を載せても、おそらく実感は湧かないでしょうからあえて多くは語るつもりは無いし、写真は掲載しません。

現場の状態は、テレビで見る以上に凄まじかったです。現場に着いて一目見た瞬間、身体は固まりました。何もかも津波に破壊されてがれきの山。何があったのか分からない状態。

行くまでは、何かお手伝いする事があればしようと思っていましたが、何をしたら良いのか分からなくなりました。

そして、こんなにも恐怖を感じたのも初めてでしたし、涙したのも初めてでした。

今回は、東北地方ばかりでしたが、今後は茨城周辺にも行く事になるでしょう。

とにかく動かないことには何も始まらないですからね。

被災地へ行って参ります。

来週の月曜夜から、東北の被災地へ炊き出し・救援物資配布等で行ってくる事になりました。

毎日の様にテレビ等で報道されていますが、生の現場はもっと大変な事になっているでしょう。

私達に出来る事は限られていますが、行く限りは出来るだけの事はしてこようかと思っています。

無事に帰ってきたら、ブログでその辺りの事を書かせて頂くつもりです。（予定）

因みに、出発日の月曜日、夕方からまた被災地救援募金の為、托鉢を行います。

予定では、前回と同様にセンター南駅前。それと横浜駅周辺に立つ予定です。

まだ、私がどちらに立つか分かりませんが、近くを通られた際にはご協力の方、よろしくお願いいたします。

こういう時は譲り合いの精神が必要でしょ

被災地の方々の方がどう考えても不足しているにも関わらず、どうして食料やガソリン等の買い占めが起こるのでしょうか？

我々が住んでいる関東近辺も、確かに地震の影響は受けています。原子力事故による放射線の影響、電力不足による停電が正にそうなんでしょう。

放射線は目に見えませんし、停電の方もやるのかやらないのかハッキリしないため、どのように対策していいのか分からない状態になっている。これを書いている今の自分も不安でしょうがないです。

しかしながら、こういう未曾有の危機だからこそ一人一人が冷静に行動しなければならないはずです。少なくとも私達がすんでいる東京、神奈川周辺は最低限の生活出来ているのですから。

聞くところによれば、関西周辺からも電池等がお店から無くなったそうです。おそらくトイレットペーパー等も無くなってしまっているのでしょう。ガソリンに関しても同様だと思います。

そうまでして、買溜めする必要がありますか？本当に必要な被災地にまわしましょうよ。譲り合いましょうよ。

停電するくらいで、東京電力に文句言ったりするのはやめましょうよ。今現在、電力があるのは原発の現地に行って、それこそ死ぬのを覚悟の上で冷却作業に従事している人たちが居ると言う事を忘れちゃいけないはずです。

海外からも多くの支援の手が届いています。

被災地が早く復興するため、もっともっと日本国民全員が協力しましょう。

予定通り、東北地方太平洋沖地震 救援托鉢を行いました。

この場をお借りしてお礼の言葉を述べさせていただきます。

この度は、タイトルにあるよう托鉢にご喜捨いただきまして、誠にありがとうございました。

お預かりいたしました浄財は、現地行政機関及び関係機関を通じ、不安な生活を余儀なくされている被災者のご休心に役立たさせて頂きます。

最後になりますが、こんな私のブログを観てきて頂いた方々、また、偶然その場に居合わせてご喜捨いただいた方々、地元の方々、急な事にも関わらずご協力いただきましてありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合掌

こんな時だからこそ

私達僧侶に少しでも出来る事があるんじゃないかと思い、今日の１６時から１７時半までセンター南駅前広場周辺にて緊急托鉢行を行おうと思います。（天候により変更する場合もあります）

あまりにも急な決定なんで、今更ブログに書き込みしてもどうにもならないかと思いますが、もしこのブログを読んで、近くに行く用事があったり、近くにお住まいの方がいらっしゃいましたら、どうかご協力ください。

１円でも５円でも１０円でも構いません。たとえ一人一人の額が低くとも、多くの方から寄付して頂ければ大きな額となります。

是非とも多くの方のご協力をお待ちしております。

はなはだ、つたない文章で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。