今日は午後から、横浜までお出かけしてきました。
目的はエプソンの新型プロジェクターR4000の視聴。
写真にはもう一台白色のが写っていますが、こちらは下位機種で、黒色のがR4000です。
この機種に関して簡単に説明すると、エプソンは今まで透過型のパネルを使ったプロジェクターを販売していたんですが、(透過型パネルの液晶プロジェクターはこれからも販売して行きます)今年このR4000にはじめて反射型パネルを使ってきま
した。理由は、前回の機種以上のコントラスト比や暗部の階調を表現出来ないから等々。
とにかく、パネル製造会社がついにホームユースプロジェクターに反射型を搭載してきたのは凄い事です。(研究は、ずいぶん前からやっていたそうです)
今回視聴した機種ですが完成度合いは70%位だそうです。理由は観てみてわかりました。フォーカスはいまいちだし、画面の左右で色ずれしていたりとほんとに大丈夫かな?って感じだったので。
因みに今日は3台お店に持ち込んだそうですが、他の2台はさらにひどい状態でとても観れるものじゃなかったそうです。どうやら移動中にパネルがずれたりしたそうです
おいおいこんなんで本当に販売出来るのかな?って逆にこっちが心配するくらいですが、この辺の問題は解決の目処はたっているそうです。そのおかげで発売日が12月中旬位にずれ込んでしまったようですが
さて肝心な画質ですが、70%って事を差し引いても余るくらいの実力をかねそろえているプロジェクターだと感じました。
確かに先述したとおりフォーカスが甘くてぼけていたり色が左右でずれていたりしましたが、コントラスト比1000000:1は伊達じゃ無いです。
特にその凄さを感じたのが『キル・ビルVOL2』で主人公が棺桶に入れられて埋められてしまうシーンです。(観た事無い人は是非DISKで確認して下さい。出来ればBDで)
このシーンなんですが、観た事ある人は分かっていると思いますが主人公が棺桶の中に入れられ埋められる際に懐中電灯だけ渡されていますが、それをつけるまで当然真っ暗です。
ですが、この真っ暗の中実は演技しています。今日、初めてそれが確認出来ました。ビックリです。確かに、動いている姿が確認出来るんです。おいおいマジかよ
視聴する前、評論家の方が説明する際に、今までのプロジェクターやテレビ、はたまた劇場で見えた事が無いそうです。
私も、劇場では観ていませんが、過去にプロジェクターの画を評価する際に何度となく観てきたシーンで確かに見えたことが無いです。(気になるので、後日自分の部屋のプロジェクターでこれが映るか確認してみようと思っています)
いや、これだけでも十分凄かったんですが、その後観せて頂いた『セブン』のBDもまたまた凄かった。
観せて頂いたシーンは、これまた良くイベント等で使われるシーンで犯人の家に訪ねて行って、犯人と銃撃戦となる所から犯人の部屋を家宅捜索してるシーンまでと、時間にして15分位と割と長めの視聴しました。
前半は全体的に湿気の帯びた雨のシーンが続き、後半はダークで凄く陰湿なシーンで犯人の異常さを見せる重要なシーンとなっています。なので、非常に難しくプロジェクター泣かせです。
暗すぎても駄目だし、明るすぎても駄目。物語が興ざめしちゃいますからね。
で、視聴した結論からすると、先に書きましたが凄かった。この物語における犯人の異常さが絶妙に表現されていました。これまた驚き。
先日、このお店でビクターX7を視聴し欲しいと感じましたが、こちらもなかなか物欲を刺激されます。2D画質は間違いなくトップクラス。
しかしながら、観ていて非常に残念だったのは、画面左右の色ずれが気になって仕方が無かった点。これさえ無ければ、それこそ完成機ならばもっと良かったはずなのに。思った以上に出来が良かったのでガッカリ
視聴後、後日ちゃんと完成した機械で再度リベンジイベントをヤル!と言っていたので、それに期待したいです。度肝を抜かれる位凄いプロジェクターに完成するよう陰ながら応援し、また期待して待っていようと思っています
以上、終わり。