宇宙時間 ソラノトキ

風樹晶・かざきしょう

勝手に趣味ブログ
のんびりしようよ

見上げる菊

2009-10-24 13:32:51 | ウチの庭
普通の菊の見え方って

こんなのや


こんな感じになると思います。


なのにどうして、我が家の菊は



こうなに 見上げるほどになってしまったのでしょう。

ま、お前がちいさいからだと言われてしまえば、反論は出来ないのですが・・・。


   2009/10/24 11:13 撮影
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月影の門 47 

2009-10-24 11:26:42 | 小説 月影の門
 昼食を食べる為に食堂へ行くと、やはり
「またまた、すごいね」
 朝に負けないくらいの混み様。
 長蛇の列に思わず立ちすくむ、3人。そこへ
「あ、あんた・・・」
 カウンターの奥から声がかかった。今朝、トシが声を掛けた人だ。
「あ、・・・」
 トシもそれに気が付き、カウンターに近づいく。
「やっぱ、手伝います?」
「頼む。みんな出払っていて人手が足りないんだ」
 今度は、素直に手助けを頼んだ。
「了解」
 言って、トシはくぐり戸を通って厨房へ入っていった。
 手伝いは、昨日と同じ返却された食器の片付け。昨日は外から、今日は中からだ。
 返却カウンターの上は、昨日と同じ返却食器の山。それを下げ、食器洗浄器に並べいく。コップなどは間に合わず、手洗いだ。
 しばらくすると、食器の山も小さくなっていった。
「サンキュー、助かった。前にいた担当がモルドにやられて、入院しちまった上に急に利用者が増えただろ。もう、どうしようかと思ってたんだ・・・・・」
 食堂内も随分と落ち着きを取り戻した頃、彼・テツがそう言って息をついた。
 厨房内には、他にも隊員が数人。調理用の割烹着と帽子で動き回っている。
 トシの分までないので、汚れ防止のエプロンと三角巾姿だ。
“食堂のおばさんみたい”と言ったのは、トシの姿を見たミイコとマドカ。二人は、先に食事を済ませ帰っていった。
「出来れば、しばらく頼みたいよ。ここに住み込んでバイトする気ない?」
 テツからの誘いは、本当にありがたいのだが・・・・。
「出来れば、早く部屋に帰りたいんだけど・・・・」
 と言うのが、トシの素直な感想だった。

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