宇宙時間 ソラノトキ

風樹晶・かざきしょう

勝手に趣味ブログ
のんびりしようよ

「誰も いない 」   から

2009-03-12 22:10:56 | 風樹のひとりごと
毎月、旧暦の一日 夕陽が山の向こうに沈むのをみながらORARE駅に急ぐ。

今日を逃すと、また来月まで待たなくてはならない。

駅の10番ホーム 

入ってきた電車の最後尾車両に乗り込む

しばらくして、電車が発車した。

いつものように正確な時間。

そして、しばらく行くと 短いトンネルを通過する。

ガクン この車両だけが列車から外れ、代わりに別の車両が連結される。

それは、一瞬のこと。

この車両のみが勢いのまま走り続け、向こうで待っている別の列車に連結される

ぐんっ と、速度が上がり 運転車両から順に空へ舞い上がる。

目下に広がる地上の灯りが小さくなる。

ここへ帰ってくるのは、満月の夜。

                                 END


  意味もなく、短編を書いてみました。

  サトビさんのコメントに触発されたものです。

  いかがでしょうか?

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1 コメント

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ステキ! (サトビ)
2009-03-13 08:20:58
乗ってみたいね。。。
こんな電車、良いなぁ~。。

ひとり が、よいのかなぁ~。。。

arutoさんステキ!!
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