最後に・・・・

ついこの間、知人が亡くなりました。

１０年以上お世話になっていた方で、慌てて仕事を早退しお通夜へ行きました。

そこには、共通の知人も何人かいて、その人の思い出を話したりしました。

癌だと言うことは知っていましたが、退院したので大丈夫と思っていたのですが、（聞こえてきた、身内の方の話では）再発だったようです。

通夜の祭壇にあった遺影は、自分が覚えている笑顔そのままでした。

しばらく、会っていなかったせいか、未だに実感が湧かないと言うのが正直な感想です。


なんて、書くとついしんみりしてしまいますが、なんといっても、個人で通夜に出るのは、初めてでしたからそこに至るまでは、どたばたでした。

その方が亡くなったと言うメールを貰った後、あんまりびっくりしたので、メールを送ってくれた人に夜中に電話をし（迷惑なヤツ）、喪服を持っていないので、通夜だから黒ければ良いだろう、と箪笥から黒い服を引っ張り出し、香典は？　　あ、袱紗が無い（慌てて買ってきた）、靴はどうしよう（普段は、運動靴や紐靴を履いているので）、昔買った（少々サイズの合わない）靴を下駄箱から引っ張り出し、ようやく式場へ　という　しんみりとは程遠い状態でした。


それでも、やっぱり　・・・・・・・・。

通夜席では、全然涙すら出なかったのに　いま、どうしようもなく　涙がこぼれます。

ほんとうに　ありがとうございました。