みんなの家庭の医学～3人のベストドクター～

泌尿器科のベストドクター、滋賀医科大学附属病院の河内明宏先生の真骨頂は、超音波エコー検査。腎臓、尿管、膵臓も検査する。おしっこをした時おならのようなガスが出るなどの症状がある患者さんは、河内先生のもと超音波エコー検査の後大腸のCT検査を行い、大腸憩室炎と診断された。症例の患者さんは憩室炎の中でもまれなケースで、膀胱周辺で起こった。
河内先生はスタジオで夜だけ頻尿の改善法として、足首からひざへのマッサージ、夕方のウォーキングを紹介。

水を飲むとのどが痛む、耳の奥の激痛…どの診療科を受けても原因不明とされた（帯状疱疹と診断されたこともあった）。紹介された総合南東北病院神経内科の山本梯司先生の診療を受けることに。診察に使用する道具が多いのが山本先生の真骨頂。ハンマー、音叉、タオル、ティッシュ（こより）などの道具を使った検査をしたが、異常は見当たらなかった。しかし、脳のMRI検査をした結果、舌咽神経痛であることが判明。

長引く咳、深夜に突如襲われた呼吸困難…原因不明の非アトピー性喘息と診断された。喘息の薬を飲んでも発作は襲って来る。そんな状態から救ったベストドクターが、人呼んで「金沢の星」、日本医科大学呼吸ケアクリニックの木田厚瑞先生。喘息の原因は緑内障治療の点眼薬だと判明。眼科の点眼薬を変更してもらった結果、喘息が改善した。

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